タンゴヤ(7126)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,570円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

タンゴヤ(7126)の上場日は8月24日(火)単独上場、上場市場は可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事は難攻不落のみずほ証券となっております。

なお、このタンゴヤ(7126)のIPO申し込み期間は8月5日(木)~8月12日(木)となっており、シイエヌエス(4076)のIPO申し込み期間とほぼ被っているため資金の割り振りに注意しながらIPO申し込みを行う必要があります。

タンゴヤ(7126)のIPO(新規上場)初値予想

タンゴヤ(7126)のIPO(新規上場)初値予想

タンゴヤ(7126)のIPO想定価格は1,570円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.6倍程度の初値形成になるのではないかとどちらかと言うとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価についてはやはりサイズ感オンリーでやや強めB級評価に設定させて頂いております。

このタンゴヤ(7126)のIPO仮条件は本日8月3日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

タンゴヤ(7126)の事業内容はメンズ、レディースのオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売ということで、そもそもがIPO市場では人気薄の地味な業態ということに加え、今のコロナ禍による在宅ワークで紳士服業界全般的に逆風を受けていることから大きな向かい風の中での上場となりそうです。

このタンゴヤ(7126)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

タンゴヤ(7126)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,570円)で3.7億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては超小型サイズとなり荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて2,100枚と少なく希少性があります。

上述の通りタンゴヤ(7126)の事業内容はメンズ、レディースのオーダースーツ及びオーダーシャツ等の企画・販売ということでオーダースーツ事業一本となります。創業(1928年)からおよそ93年の超オールド企業で社会的信頼度は高いものの今さら上場感は否めません。まさにJASDAQスタンダード上場案件らしく、これと言って将来性も感じられないことから、地味な業態ということも含めてIPO市場での評価は厳しいものとなりそうです。

もう少し突っ込んで言うならよく東証の上場審査を通過できたものです。おおむねベンチャーキャピタル主導の上場ゴールと言った感じでしょうか。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

管理人も過去(20年以上前?)に一度だけ何かしらのプレゼントでオーダーメイドスーツを作ってもらったことがありますが、記憶では当時でも1着10万円ぐらいしたと思います。いまだにクローゼットの中に大切にしまっていますが、悲しいことにもうウエストが入りません。ちなみにウエスト調整にも限界があるそうで、限界までやっても入りません><

タンゴヤ(7126)の株主の中には公開規模の1.5倍でロックアップ解除されるベンチャーキャピタルの保有株も3社285,000株あり、機会的にも1.5倍程度で売却してくる可能性がありそうです。ただ公開規模はIPO想定価格(1,570円)ベースで3.7億円と極めて小さいということから、需給のみでひとまず初値は1.5倍までは間違いない線でしょうか。逆にこの需給面以外での投資妙味は残念ながら見当たりません。

それでもさすがにこの規模で公募割れするようなことはほぼあり得ないと考えているため、管理人の個人的なこのタンゴヤ(7126)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定で変更はありません。ただしIPO株数は極めて少なく、IPO主幹事が難攻不落のみずほ証券ということからもIPO当選は困難極まりないでしょうね。

タンゴヤ(7126)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのタンゴヤ(7126)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,100枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事1,785枚85.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券105枚5.0%
SMBC日興証券84枚4.0%
野村證券前受け金不要84枚4.0%
SBI証券21枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選21枚1.0%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が315枚あります。

パッと見ではもう平幹事でのIPO当選は絶望的な数字ですね。比較的個人投資家への配分割合の多いネット証券でさえ数枚から数十枚レベルです。やはり残念なことにIPO当選の期待はIPO主幹事となるみずほ証券一択となりそうですね。

<追記>
タンゴヤ(7126)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,570円
IPO仮条件:1,540円~1,600円

IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3.7億円~3.8億円となりました。

<追記>
タンゴヤ(7126)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,200円~2,500円

IPO仮条件が中間値のやや強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありません。

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