サイバートラスト(4498)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,660円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

サイバートラスト(4498)は昨年(2020年)4月のコロナショックによる上場中止からのリベンジ組の1社です。上場日は4月15日(木)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

尚、このサイバートラスト(4498)のIPO申し込み期間は3月31日(水)~4月5日(月)となっており、時期的にはちょうど他のIPOとの申し込み被りも無いので、久しぶりに資金の心配不要で安心して全力で申し込むことが可能です。もちろん当選するかどうかは別問題ですが^^;

サイバートラスト(4498)のIPO(新規上場)初値予想

サイバートラスト(4498)のIPO(新規上場)初値予想

サイバートラスト(4498)のIPO想定価格は1,660円となっているため、現時点では公募価格の2.1倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの初値評価となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このサイバートラスト(4498)のIPO仮条件は明日3月29日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

サイバートラスト(4498)の事業内容はトラストサービス事業ということで主にはITセキュリティ事業となることから、昨今のコロナ禍によるテレワークなどの普及もあり、まさに時流に乗った業態で今後益々ニーズが高まる可能性が高く人気化必至となりそうです。当然ながらこの業態は大手企業も続々と参入し始めています。

このサイバートラスト(4498)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

サイバートラスト(4498)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,660円)で10.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズで荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて5,500枚と少なめです。残念ながら当選容易という枚数ではありません。

冒頭の通りこのサイバートラスト(4498)は昨年(2020年)4月のコロナ禍による上場中止からのリベンジ組で前回上場予定時からの変更点は以下の通りとなります。

サイバートラスト(4498)IPO変更点比較

様々な変更がありますが、やはり一番気になるのは吸収金額が2倍以上に拡大していることから需給妙味が減っていることでしょうか。それでも業績好調の人気業態なのでしっかりとした初値形成になるでしょうけどね。

ベンチャーキャピタルの保有株は無いものの、筆頭株主はソフトバンクの連結子会社となるSBテクノロジーで、すでに東証一部に上場しています。そのためサイバートラスト(4498)はソフトバンクの孫会社という位置付けとなることから、親子上場ならぬ三世代上場となります。

ひと昔前なら親子上場や三世代上場などはIPO市場では毛嫌いされやすい傾向がありましたがGMOグループなどを見ていると今はもう過度に敬遠する必要は無さそうです。それよりも最近はIPO地合いが急激に悪化しており、海外配分のある大型案件以外はまったくもって資金が入らず、見せ場が無い状態が続いている現状の方が気掛かりです。

とは言え、普通で考えてもテーマ性のある人気業態のIT系でかつ小型案件となれば公募割れするまでには至らないと楽観的な見方もできるかと思いますので、管理人の個人的なこのサイバートラスト(4498)のIPO参加スタンスは当初の予定通り引き続き全力申し込みで行くことに変更はありません。仮条件設定は窓開けの上ブレとなりそうですね。

サイバートラスト(4498)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのサイバートラスト(4498)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,500枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事4,730枚86.0%
大和証券330枚6.0%
SBI証券330枚6.0%
いちよし証券55枚1.0%
楽天証券100%完全抽選55枚1.0%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が825枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであればやはり絶対的割り当て数を誇るIPO主幹事のみずほ証券は見逃せません。オカルト的申し込み方法もまんざらでもないような当選のご報告も多く頂いているので、IPO当選から遠ざかっている方は特にリスクも無いため、チャレンジしてみるのも一考かと思います。あくまでもオカルトですが^^;

<追記>
サイバートラスト(4498)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,660円
IPO仮条件:1,600円~1,660円

てっきり窓開けの上ブレ設定になるかと思いましたが、IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.1億円~10.4億円となりました。

<追記>
サイバートラスト(4498)の第二弾初値予想が発表されたようです。

5,000円~6,000円

IPO仮条件は一般的な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる強気な初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。

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