ファイントゥデイホールディングス(289A)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,150円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
12月2日(月)上場中止との発表がありました。
ファイントゥデイホールディングス(289A)の上場日とIPO申込期間
ファイントゥデイホールディングス(289A)の上場日は2024年12月17日(金)で、黒田グループ(287A)とリスキル(291A)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では最上位市場となる東証プライム市場への直接上場で、IPO主幹事は大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券、UBS証券の4社共同主幹事となっております。
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このファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO申し込み期間は12月2日(月)~12月6日(金)となっており、IPO申し込みラッシュ突入で、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社あるため、申し込まれる方は資金管理(資金移動)や申し込み忘れにご注意下さい。
ファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO想定価格は2,150円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと、弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
なお、このファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO仮条件は週明け12月2日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ファイントゥデイホールディングス(289A)の事業内容
ファイントゥデイホールディングス(289A)の事業内容はパーソナルケア(ヘアケア、フェイスケア、ボディケア等)製品の生産、販売、マーケティングということで、日本及びベトナムの製造施設を含め、日本及びアジアに様々な拠点を有し、主にヘアケア、スキンケア、ボディケアなどのパーソナルケア製品の生産及び販売を行っています。
このファイントゥデイホールディングス(289A)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ファイントゥデイホールディングス(289A)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月13日)はIPO新規上場承認発表が1社ありました。 …
ファイントゥデイホールディングス(289A)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ファイントゥデイホールディングス(289A)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,150円としてオーバーアロットメント含め883.1億円と規模的に東証プライム市場への直接上場となりますが、大型サイズとなり荷もたれ感のある水準となります。
IPO募集株数は公募株無しの売出株(OA含む)のみで41,075,100株と多めにありますが、今回のIPO募集は正式なグローバルオファリングとなるため、海外募集分(20,537,500株)を除いた国内の募集分はOA含め20,537,600株まで減少する予定です。プライム銘柄とはいえ、IPO募集株数も多くあり、人気銘柄とも言い難いため、IPO株の当選確度はそれほど低くはないかもしれません。
そして今回もこのファイントゥデイホールディングス(289A)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては現在は資生堂(4911)との資本関係はありませんが、元資生堂傘下の企業ということで、取扱い商品はヘアケアブランドの「TSUBAKI」やスキンケアブランドの「SENKA」などの有名ブランドを取り扱っているため知名度は抜群です。
既存株主(新株予約権者含む)には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時のIPO取得者以外からの余計な売り圧力もありません。
一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公募株ゼロで売出株主体のIPO、売出株の放出人は投資ファンドとなることから出口(イグジット)案件となります。東証プライム上場案件となりますが、「東証プライム市場銘柄に公募割れ無し」のジンクスも壊され、プライム銘柄としての安心感もありません。
上場日は12月17日(火)で、東証スタンダード市場の黒田グループ(287A)と東証グロース上場のリスキル(291A)と3社同日上場で、スケジュール敵にまだ年末IPOラッシュ序盤戦ではあるものの、早くも過密スケジュールとなり資金分散の影響が出そうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
黒田グループ | 89.4億円 | 東証スタンダード | 日興・野村 |
リスキル | 23.7億円 | 東証グロース | SBI証券 |
ファイントゥデイHD | 883.1億円 | 東証プライム | 大和・日興・みずほ |
IPO株数が多く、申し込めばそこそこ高い確率でIPO当選を頂くことができそうな感じはしますが、重複上場の出口(イグジット)案件となることから、初値は苦戦を強いられるような気がするため、管理人の個人的なこのファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO参加スタンスは中立からスルーに変更させて頂きたいと思います。ただしIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からだけは参加致します。
ファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO幹事配分数
このファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO株(売出株)151,800枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て株数はまだ未発表となっているため、発表され次第以下に記載しておきます。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | -枚 | -% |
SMBC日興証券(主幹事) | -枚 | -% |
みずほ証券(主幹事) | -枚 | -% |
UBS証券(主幹事) | -枚 | -% |
SBI証券 | -枚 | -% |
楽天証券 | -枚 | -% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が53,576枚あります。
積極的にこのファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO共同主幹事となる大和証券、SMBC日興証券、みずほ証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の多いネット証券2社(SBI証券、楽天証券)も入っています。
IPO委託幹事(裏幹事)の大和コネクト証券も大和証券(IPO主幹事)からの委託となるため、引き受け株数は多くなることが予想されます。
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ファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO仮条件決定
ファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記致します。
ファイントゥデイホールディングス(289A)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ファイントゥデイホールディングス(289A)の第二弾初値予想が発表され次第ココに追記致します。
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