グローバルインフォメーション(4171)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,200円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
グローバルインフォメーション(4171)の上場日は12月24日(木)で東京通信(7359)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事は今年(2020年)初となるIPO申し込み時の前受け金が不要のエイチ・エス証券となっております。
尚、このグローバルインフォメーション(4171)のIPO申し込み期間は12月7日(月)~12月11日(金)までですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。IPO申し込みラッシュ真っ只中ですがこのエイチ・エス証券はIPO申し込み時の前受け金が不要なので当選するしないは別としてありがたいですね。
グローバルインフォメーション(4171)のIPO(新規上場)初値予想
グローバルインフォメーション(4171)のIPO想定価格は1,200円となっているため、現時点では公募価格の2.5倍~4.2倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な評価についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このグローバルインフォメーション(4171)のIPO仮条件は明日12月3日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
グローバルインフォメーション(4171)の事業内容は市場・技術動向調査レポートの販売、年間契約型情報サービスの販売、市場・技術動向調査の受託、国際会議・展示会の販売ということで、ひと言で表すと市場調査レポートの販売会社となり、イマイチ中身は不明な部分が多く、人気化するかどうかの要素は素人目にはわかりずらい業態となります。
このグローバルインフォメーション(4171)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
グローバルインフォメーション(4171)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表があった4社のうちの1社で …
グローバルインフォメーション(4171)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,200円)で6.9億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し合わせて5,000枚と多い数字ではありません。
事業内容を見ても業績を見ても、正直この銘柄のどこに初値が高騰する要素があるのか大手初値予想会社の初値予想の見解には理解できない部分がありますが、この初値予想会社は他社と違って忖度は無いはずなので、何かしら素人にはわからない眠っている事象があるものと考えられます。
グローバルインフォメーション(4171)の上場日は12月24日(木)で東京通信(7359)と2社同日上場となりますが、両社合わせても20億円程度となることから資金分散の影響は軽微であると考えます。それ以前にIPOラッシュ後半戦となることから来る買い疲れの方が心配されます。
付け加えるならもう1社の東京通信(7359)の方が事業内容が見えやすく、IPO的に見ると個人投資家の目線としては東京通信(7359)の方が人気化しやすく分がありそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
グローバルインフォメーション | 6.9億円 | JASDAQスタンダード | エイチ・エス証券 |
東京通信 | 14.3億円 | 東証マザーズ | 野村證券 |
株主の中にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の余計な売り圧力はありません。強いて言うなら大手初値予想会社の初値高騰予想はココにあるのかもしれません。
事業内容や業績にやや不安がありますが、上記の通り需給面での不安はありません。IPOが需給主導で動くという基本形で考えると初値はやはり大幅なプラスリターンとなるのでしょうか。
いずれにしても管理人の個人的なこのグローバルインフォメーション(4171)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行くつもりです。とは言えIPO主幹事は個人的に相性の悪いエイチ・エス証券なのでIPO当選は難しいと思いますが。
グローバルインフォメーション(4171)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのグローバルインフォメーション(4171)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
エイチ・エス証券(主幹事) | 4,300枚 | 86.0% |
みずほ証券 | 250枚 | 5.0% |
SBI証券 | 250枚 | 5.0% |
岡三証券 | 50枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 50枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 50枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 50枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が750枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればやはりIPO主幹事のエイチ・エス証券は見逃せません。100%完全抽選のマネックス証券と楽天証券も入っていますが割り当て数は50枚程度しかないため、厳しい結果となりそうです。
<追記>
グローバルインフォメーション(4171)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,200円
IPO仮条件:1,110円~1,210円
IPO想定価格がほぼ最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。エイチ・エス証券らしい控えめな価格設定ですね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.3億円~6.9億円となりました。
<追記>
ポピンズホールディングス(7358)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,400円~3,000円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価で変更無し、IPO参加スタンスは引き続き全力申し込みで変更はありません。
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