GRCS(9250)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,270円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
GRCS(9250)の上場日は11月18日(木)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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なお、このGRCS(9250)のIPO申し込み期間は11月1日(月)~11月8日(月)となっており、他IPOとの申し込み期間が被りがありますが、他IPOの申し込み時期を少し遅らせれば、ギリギリで回避することが可能です。
GRCS(9250)のIPO(新規上場)初値予想
GRCS(9250)のIPO想定価格は3,270円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価については強めA級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。
このGRCS(9250)のIPO仮条件は週明け10月28日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
GRCS(9250)の事業内容は企業リスク管理プロダクトの開発・導入・販売、セキュリティ分野に関する各種コンサルティング及びプロダクト導入・販売ということで、企業向けのGRCソリューションの提供及びITセキュリティのコンサルティング会社と、IPO市場では評価の高い業態となります。
このGRCS(9250)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
GRCS(9250)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。ようやく11月4社目のIPO登場となりました。これはもう12月に固める気満々な雰囲気を感 …
GRCS(9250)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,270円)で12.2億円と東証マザーズ市場への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じる水準ではありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて3,260枚と少なく希少性があります。
上述の通りGRCS(9250)の事業内容はGRCソリューションの提供及びITセキュリティのコンサルティング会社で、IPO市場では根強い人気を持つセキュリティ関連、業績も拡大傾向で個人投資家からは強烈な買いが入りそうな内容となります。IPO地合いが良ければ上場日当日値付かずもあり得そうです。
単価はIPO想定価格ベースで3,270円とまあまあの値ガサとなっていることから、初値が高騰した際はそれなりにまとまった利益となりそうです。さすがに公募割れでマイナスというストーリーは考えなくても良いかと思います。
売り出し株後に残るベンチャーキャピタルの保有株が171,000株残り、公開価格の1.5倍以上(ロックアップ解除)となれば降ってくる可能性もありますが、それほど多くないため、十分吸収は可能かと考えられます。
よって管理人の個人的なこのGRCS(9250)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで変更はありません。IPO申し込み期間は11月1日(月)~11月8日(月)なので、10月26日(火)上場のCINC(4378)や11月5日(金)上場のPhotosynth(4379)の初値結果を見てから決めることもできます。
もしIPO地合い回復の兆しが見えれば、割り当て数は少ないものの、SBI証券のIPOチャレンジポイントを使うという選択肢も出て来るかもしれませんね。相当数のポイントが必要になると思いますが。
GRCS(9250)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのGRCS(9250)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,260枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村ネット&コール(主幹事) | 2,933枚 | 90.0% |
みずほ証券 | 163枚 | 5.0% |
SBI証券 | 65枚 | 2.0% |
あかつき証券 | 33枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 33枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 33枚 | 1.0% |
LINE証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が489枚あります。
元々のIPO株数が少ないため、期待はやはりIPO主幹事の野村證券となります。LINE証券が某スマホ証券のように頑張ってくれていればそれなりに期待できたのかもしれませんが、残念ながら過去の配分実績から見ると期待薄です。
それでも申し込まないと当たらないのもIPOということで、値ガサのA級IPOということから平幹事、委託幹事(裏幹事)含めて積極的に攻めて行きたいと考えています。
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<追記>
GRCS(9250)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:3,270円
IPO仮条件:3,270円~3,600円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は12.2億円~13.4億円となりました。
<追記>
GRCS(9250)の第二弾初値予想が発表されたようです。
5,500円~6,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限は上ブレで上限は下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。
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