アイスコ(7698)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,750円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
アイスコ(7698)の上場日は4月8日(木)で、アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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尚、このアイスコ(7698)のIPO申し込み期間は3月23日(火)~3月29日(月)となっており、この頃はIPO申し込み期間被りがやや多めにあるため、上手に申し込み日をズラしながらIPO申し込みをする必要があります。
ただ申し込み日をズラすと抜けや申し込み忘れが生じる可能性があるため、IPO申し込みを考えている方は抜けや申し込み忘れの無いよう十分にご注意下さい。
アイスコ(7698)のIPO(新規上場)初値予想
アイスコ(7698)のIPO想定価格は1,750円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~2.8倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの初値評価となっておりますが、個人的な初値評価についてはここまで高評価を付ける理由がまったく掴めないことから引き続きやや弱めC級評価に設定させて頂いております。
このアイスコ(7698)のIPO仮条件は本日3月19日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
アイスコ(7698)の事業内容はアイスクリーム・冷凍食品(冷食)卸販売を行うフローズン事業及び生鮮食品スーパーの展開を行うスーパーマーケット事業の運営ということで特に新規性もなく、地味で派手さもありません。
このアイスコ(7698)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
アイスコ(7698)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月5日)IPO新規上場承認発表された3社のうちの最後の1社です。 すでにファブリ …
アイスコ(7698)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,750円)で10.7億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,330枚と多くはありません。
設立からおよそ70年の老舗企業で東証二部までには届かなったJASDAQスタンダード上場でセクターは卸売業と、普通で考えたらIPO市場では不人気業態の代表的な案件ですが、スーパーマーケット関連銘柄は巣ごもり需要によるコロナ銘柄という位置付けとなり、業績好調な点やベンチャーキャピタル不在、荷もたれ感が無いことから大手初値予想会社の評価はA級評価クラスとなっているようです。
個人的には絶対的に信頼している大手初値予想会社だけに信用したいところではありますが、いくら軽量で需給良好とはいえ、さすがにこの手の地味業種で初値が2.0倍以上に高騰するというイメージが湧きません。市場コンセンサス公募割れ一色だったウイングアーク1st(4432)でさえも好スタートとなり、依然としてIPO地合いは強い中ではありますが、せいぜい1.5倍程度かと考えています。
アイスコ(7698)の上場日は4月8日(木)で個人投資家からは大注目となっているアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)と2社同日上場となる点も多少なりとも不利になる条件かと思います。個人投資家の大半の資金はアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)の方に向かうことになるでしょう。
ただいずれにしもて個人的には初値高騰するまでは無いと考えてはいますが、逆に公募割れすることも無いと考えているので、管理人の個人的なこのアイスコ(7698)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行くスタンスは変わりません。
ただ全力申し込みで行ったところで、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金不要の天下の野村證券で抽選分はおそらく500枚もありません。結局のところ評価云々は別としてIPO当選は容易ではないでしょうね^^;
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アイスコ(7698)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのアイスコ(7698)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,330枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 5,063枚 | 95.0% |
SMBC日興証券 | 186枚 | 3.5% |
SBI証券 | 27枚 | 0.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 27枚 | 0.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 27枚 | 0.5% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が799枚あります。
元々のIPO株数が少なめなので平幹事の割り当て数も数十枚レベルと少ないです。結局のところIPO総株数の95%を占めるIPO主幹事の野村證券からの申し込みが必須で、それ以外に選択肢はもう無いという感じですね^^;
<追記>
アイスコ(7698)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,750円
IPO仮条件:1,750円~2,000円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.7億円~12.2億円となりました。
<追記>
アイスコ(7698)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,500円~4,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはC級評価のままで変更無しで、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。
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