モビルス(4370)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,060円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

モビルス(4370)の上場日は9月2日(木)メディア総研(9242)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券となっております。

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なお、このモビルス(4370)のIPO申し込み期間は8月18日(水)~8月24日(火)となっており、ドンピシャで同日上場のメディア総研(9242)とIPO申し込み期間が被っているため、資金繰りに気を付ける必要があります。社名はモビルスーツではなく「モビルス」です。と何度も自分自身に言い聞かせています^^;

モビルス(4370)のIPO(新規上場)初値予想

モビルス(4370)のIPO(新規上場)初値予想

モビルス(4370)のIPO想定価格は1,060円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~1.9倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価については公開規模及び事業内容から希望的観測も含めて強めA級評価に設定させて頂いております。

このモビルス(4370)のIPO仮条件は来週8月16日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

モビルス(4370)の事業内容はコンタクトセンター向けSaaSプロダクト(モビシリーズ)などのCXソリューションの提供ということで、IPO市場では人気化しやすい鉄板のSaaS関連銘柄となります。

このモビルス(4370)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

モビルス(4370)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,060円)で13.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。低単価となるためIPO株数は公募株及び売り出し株合わせて11,018枚と万枚超えでそこそこの枚数があります。

上述の通りこのモビルス(4370)の事業内容はコンタクトセンター向けのソフトウェア開発及び販売をSaaS製品として提供し、すでに黒字化していることからも高成長のSaaS関連という位置付けとなり、普通に考えるとIPO市場では初値が高騰しやすい銘柄となります。

上場日は9月2日(木)メディア総研(9242)2社同日上場となるものの両社ともに公開規模が小さくIPO閑散期という点も含めて資金分散の影響も軽微でしょう。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
モビルス13.4億円東証マザーズ大和証券
メディア総研8.9億円東証マザーズ他東洋証券

モビルス(4370)のIPO主幹事は大和証券です。大和証券主幹事案件は6月10(木)にIPO新規上場)したワンダープラネット(4199)以来となります。思い返すと久しくIPO主幹事を務めていませんでしたね。そして問題はこのワンダープラネット(4199)です。

ワンダープラネット(4199)の業態は人気のゲームアプリ関連で公開規模も公募価格(2,560円)ベースで5.5億円と小型だったことからIPO市場の環境が悪かったとしても初値は当日終盤に気配最上限辺りで付くか、もしくは翌日に持ち越すかとの見方が市場コンセンサスでした。

しかしながらフタを開ければ大量のベンチャーキャピタルを警戒してか、初値買い資金はわずか6億円程度しか入らず、公募価格2,560円に対して付いた初値は4,115円と公募価格こそ上回ったものの上昇率はわずか60%にとどまり悪い意味でIPO愛好家の期待を裏切る結果となりました。

今回のこのモビルス(4370)もベンチャーキャピタルの保有株がそこそこ多くあります。ワンダープラネット(4199)が連想され、ベンチャーキャピタルへの警戒感が高まれば初値買い資金は低調で不発となる可能性は否定できません。加えて現状のIPO地合いは不透明な上、相場全体も夏枯れ状態となっています。上場日は9月なのでまだ先の話となりますが、それでも今の雰囲気が続いているとなると過度な期待は禁物かもしれません。

ちなみにワンダープラネット(4199)は安寄りしたことからか初値形成後はストップ高まで値を上げました。そういう意味では今回のモビルス(4370)も仮に安寄りすればセカンダリ参戦するという戦略もアリなのかもしれませんね。

それでも最低でも初値はロックアップ解除となる1.5倍までは行くと考えているため、管理人の個人的なこのモビルス(4370)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで変更はありません。大和証券主幹事案件ということで、もうチャンス抽選の恩恵を受けることはできませんが、すでにIPO委託幹事(裏幹事)として大和コネクト証券が入っているため、大和コネクト証券での当選に期待したいところです。

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モビルス(4370)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのモビルス(4370)のIPO株(公募株及び売り出し株)11,018枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
大和証券主幹事9,916枚90.0%
野村證券前受け金不要496枚4.5%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券220枚2.0%
SMBC日興証券165枚1.5%
SBI証券110枚1.0%
楽天証券100%完全抽選55枚0.5%
静銀ティーエム証券28枚0.25%
極東証券28枚0.25%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,652枚あります。

日本証券業協会の「新規公開に際して行う株券の個人顧客への配分状況」で見ると大和証券主幹事の時のIPO案件の大和コネクト証券の持ち分はザックリと大和証券抽選分のおよそ10%前後(通常抽選及び優遇抽選)という感じでした。この辺りの根拠的な数値については今回は割愛させて頂きますが、また機会があればまとめたいと思います。

この10%前後(通常抽選及び優遇抽選)という数字を素直に当てはめると今回のこのモビルス(4370)の大和コネクト証券の持ち分はおおむね80枚~100枚程度となるでしょうか。抽選分としては上位平幹事や100%完全抽選の証券会社よりも多い数字となります。

上記はあくまでも個人的な憶測及び見解となりますが、積極的にこのモビルス(4370)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事の大和証券はもちろん外せませんが、IPO委託幹事(裏幹事)となる大和コネクト証券も外したくないところですね。

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<追記>
モビルス(4370)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,060円
IPO仮条件:1,060円~1,280円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は13.4億円~16.2億円となりました。

<追記>
モビルス(4370)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,600円~2,000円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾と上限下限ともに同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはさすがにA級評価からB級評価に格下げとさせて頂きますが、IPO参加スタンスについては引き続き全力申し込みで変更はありません。

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