日本情報クリエイト(4054)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,090円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。
日本情報クリエイト(4054)の上場日は7月31日(金)でSun Asterisk(4053)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は野村證券となっております。
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尚、この日本情報クリエイト(4054)のIPO申し込み期間は7月13日(月)~7月17日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。
日本情報クリエイト(4054)のIPO(新規上場)初値予想
日本情報クリエイト(4054)のIPO想定価格は1,090円となっているため、現時点では公募価格の1.8倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めの初値予想となっており、個人的な評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
この日本情報クリエイト(4054)のIPO仮条件は明日7月10日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
日本情報クリエイト(4054)の事業内容は不動産業者向けソフトウエア・サービスの提供ということで不動産とテクノロジーを融合させた、いわゆる「不動産テック」関連となっており、IPO市場では人気化しやすい業態となります。
この日本情報クリエイト(4054)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
日本情報クリエイト(4054)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。 本日(6月26日)はおよそ二週間ぶりと久しぶりのIPO新規上場承認発表となり …
日本情報クリエイト(4054)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,090円)で18.6億円と東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどの水準ではありません。
業績は右肩上がりで堅調に推移しており、すでにWeb上で内見ができる「Web内見」、入居申込に関するやり取りを非対面で行う「電子入居申込」、重要事項説明書が非対面で説明できる「IT重説」などの非対面仲介サービスの提供でコロナ対策も万全となっていることから、特需期待も見込めそうです。
ただし日本情報クリエイト(4054)の上場日は7月31日(金)で吸収金額30億超えのSun Asterisk(4053)と2社同日上場となっている点やIPO市場に6月IPO再開時ほどの力強さが見られないこと、コロナ第二波到来の気配があることなど、上場までおよそ20日間程度あることから、初値が抑えられる要因が潜んでいる点は注意が必要かもしれません。
設立が1994年でややオールド感があることや社名に日本語が入っており、今風でないこともIPO市場では多少の足かせとなる場合もあります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
日本情報クリエイト | 18.6億円 | 東証マザーズ | 野村證券 |
Sun Asterisk | 30.4億円 | 東証マザーズ | 大和証券 |
株主にベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存株主には解除価格無しで180日間のロックアップも掛かっているため、上場時の大きな売り圧力も無いことから、需給面での不安はほぼありません。
これら条件を加味した上で管理人の個人的なこの日本情報クリエイト(4054)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで問題無いと考えています。IPO株は公募株及び売り出し株合わせて14,900枚と比較的多くあるものの、やはりIPO主幹事が野村證券となることからIPO当選は困難になることが予想されます。
ただ単価がギリギリ1,000円を超えていることから複数配分ではなく、通常通り単元(100株)配分となっている点は広く浅くということでまだチャンスはあるでしょうか。
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日本情報クリエイト(4054)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこの日本情報クリエイト(4054)のIPO株(公募株及び売り出し株)14,900枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 12,963枚 | 87.0% |
大和証券 | 820枚 | 5.5% |
岡三証券 | 298枚 | 2.0% |
SBI証券 | 298枚 | 2.0% |
エース証券 | 149枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 149枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 149枚 | 1.0% |
極東証券 | 74枚 | 0.5% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,235枚あります。
上記の通りIPO株配分数はIPO主幹事の野村證券が87.0%を占めるため、数的有利ではありますが、分母(IPO株数)が比較的多いことから、SBI証券や楽天証券でも多少のチャンスはありそうです。
<追記>
日本情報クリエイト(4054)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,090円
IPO仮条件:1,200円~1,300円
IPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は20.5億円~22.2億円となりました。相変わらずの強気設定が続いております。
<追記>
日本情報クリエイト(4054)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,500円~3,000円
IPO仮条件が窓開けの強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも大幅に上昇するという強気な初値予想となっております。個人的な評価についてもB級評価からA級評価に格上げとし、IPO参加スタンスは全力申し込みで変更無しとさせて頂きます。
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