Sun Asterisk（4053）IPO上場承認発表と初値予想！

Sun Asterisk（4053）がIPO（新規上場）承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。このSun Asterisk（4053）は昨日（6月26日）IPO新規上場承認発表された3社のうちの1社となります。

3社のうち日本情報クリエイト（4054）についてはすでに下記記事でご紹介させて頂いており、残りのモダリス（4883）についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

Sun Asterisk（4053）の上場日は7月31日（金）で日本情報クリエイト（4054）と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家の間では当選報告も多く、人気の高い大和証券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和証券公式サイト

Sun Asterisk（4053）のIPO（新規上場）情報

設立：2013年3月1日
業種：情報・通信業
事業の内容：産業のデジタライゼーションを推進するデジタル・クリエイティブスタジオ事業

そして上記をご覧の通りこのSun Asterisk（4053）のIPO幹事団（シンジケート）の中には岡三証券が入っているため、グループ会社となる岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうです。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 岡三オンライン証券公式サイト

Sun Asterisk（4053）のIPO（新規上場）事業内容等

Sun Asterisk（4053）は既存産業のデジタライゼーション（デジタルを活用した新たな事業創造）を「テクノロジーとクリエイティブの活用による事業共創」と「新たな才能の発掘・育成」を中心に推進しており、デジタライゼーション実現のための事業アイデアの創出からプロダクトの開発と運用まで、柔軟性とスピード感をもってワンストップで提供しています。

あらゆる産業のデジタライゼーションを促進し、社会をアップデートしていく為の価値創造を実現させるサービスを「デジタル・クリエイティブスタジオ事業」と命名し、展開しております。

デジタル・クリエイティブスタジオ事業の最大のサービスラインである、クリエイティブ&エンジニアリングは必要最小限の機能でプロダクトをリリースし、ユーザーの反応を見ながら継続的に追加機能の開発を行うことでクライアントの事業成長を支援するサービスで、タレントプラットフォームはデジタライゼーションを促進するタレントの育成と就職の支援をするサービスとなります。

【手取金の使途】
手取概算額1,281,500千円及び第三者割当増資の手取概算額上限395,510千円については、事業拡大のための人材確保に係る採用費及び人件費に508,590千円（2021年12月期：182,040千円、2022年12月期：326,550千円）、当社連結子会社2社に対する投融資資金に1,031,372千円（2021年12月期：451,988千円、2022年12月期：579,384千円）、残額を借入金の返済に充当する予定です。具体的な資金需要の発生及び充当までは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針です。
（Sun AsteriskのIPO目論見書より一部抜粋）

Sun Asterisk（4053）のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

Sun Asterisk（4053）の市場からの吸収金額はIPO想定価格630円としてオーバーアロットメント含め30.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。

Sun Asterisk（4053）はグループ会社で株式会社Sun Asteriskと連結子会社である、多数の優秀なエンジニアを有するベトナム拠点のSun Asterisk Vietnam Co.,Ltd.、国内でのプログラミング教育、IT人材の紹介・派遣を行っている、グルーヴ・ギア株式会社の3社で構成されており、デジタル・クリエイティブスタジオ事業の単一セグメントとなります。事業内容的に注目度は高そうです。

さらに一部事業の中には週明けの6月30日（火）に上場するグッドパッチ（7351）同様にUI/UXデザインに関する事業も行っており、UI/UXデザイン自体には特に新規性はありませんが、テーマ性はあります。

株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が3社744,000株ありますが、いずれもロックアップは掛かっていないためいつでも売却可能となる点は上値制御の材料になるかもしれません。その他既存の上位株主には解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっています。

現在のIPO好地合いが続いていれば事業内容的に不安はありませんが、上場日となる7月31日（金）までまだ一カ月以上あることから、現在のIPO好地合いが続いているかどうかは不明です。コロナショックの反動や空白期間明けのIPOということで今はどれも元気いっぱいですが、後半になるとダレてくるケースが多いことから、今後のIPOの初値やIPOセカンダリに注目しておく必要がありそうです。

ネガティブ思考になってしまいますが、連日のコロナ感染者数増加傾向も無視できないかもしれません。感染者増加が続けばコロナ第二波に備える必要が出て来ることから、またもやあの悪夢がやって来る可能性もあります。仮にコロナ第二波が来ればこの30億超えの規模は重荷になってしまいます。

上記内容やベンチャーキャピタルにロックアップが掛かっていないこと、IPO株数が多めで規模がやや大きめの2社同日上場であることなどを加味すると、第一印象的に初値評価はC級評価といったところでしょうか。

ただ事業内容的には問題無さそうなので、とりあえず現時点での管理人の個人的なこのSun Asterisk（4053）のIPO参加スタンスは全力申し込みで大丈夫かと判断しています。IPO株数は公募株及び売り出し合わせて42,000枚と多く、IPO主幹事は大和証券ということから当選のチャンスはおおいにありそうですね。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ 大和証券公式サイト

＜追記＞
やはり岡三オンライン証券もこのSun Asterisk（4053）のIPO裏幹事（委託幹事）になると公式サイトで正式に発表がありました。

Sun Asterisk（4053）のIPO取り扱い決定（岡三オンライン証券）

Sun Asterisk（4053）のIPO（新規上場）業績等

Sun Asterisk（4053）のIPO経営指標

Sun Asterisk（4053）のIPO売上高及び経常利益