日本グランデ(2973)のIPO(新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価
格ベース(720円)ですが大手初値予想会社より発表されたようです。
日本グランデ(2973)の上場日は6月19日(水)でSansan(4443)と
2社同日上場、IPO主幹事は今年初の藍澤證券となっております。
IPO申し込み期間は5月31日(金)~6月6日(木)です。
日本グランデ(2973)のIPO(新規上場)初値予想
日本グランデ(2973)のIPO想定価格は720円となっているため、現時
点では公募価格と同値程度~1.3倍程度の初値形成になるのではないか
とやや弱めの初値予想となっており、個人的な評価についてもやや弱め
C級評価に設定させて頂いております。
この日本グランデ(2973)のIPO仮条件は来週5月29日(水)に決定す
る予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについ
てはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
日本グランデ(2973)の事業内容は地域密着型の不動産デベロッパー
と、大英産業(2974)とほぼ同様で「地方上場(札証アンビシャス)+
不動産セクター」と残念ながらIPO的には不人気セットとなります。
日本グランデ(2973)の詳細な事業内容については下記の過去記事をご
覧下さい。 ⇒ 日本グランデ(2973)IPO新規上場承認(過去記事)
ただ大英産業(2974)と大きく違う点は公開規模の大きさです。
IPO想定価格(720円)ベースで1.3億円と超小型サイズとなるため上場
後以降の流動性はともかくとして、主に需給主導で動く上場時であれば
難なく吸収できる金額かと思われます。さすがに公募割れするようなこ
とは無さそうです。
ベンチャーキャピタルの保有株も無く、上位大株主にも解除価格無しで
180日間のロックアップが掛かっているため大きな売り圧力もありません。
加えてこの日本グランデ(2973)のIPO主幹事は藍澤證券ということで
インターネットからの参加ができないことから、裁量配分がメインとな
り、IPO配分と同時に初値売り禁止令が出る可能性もありそうです。
もちろん暗黙の了解的な圧力かと思いますが。
となるとIPO株取得組からの売りも少なくなる可能性が高く、仮に上場
日の買いが少なかったとしても売りも少なくなることになるため需給面
での不安はほぼ皆無かもしれませんね。
どちらにしても公開規模300億円超えのSansan(4443)と2社同日上場
となるため資金分散の影響から買いの減少は避けられないと思いますが。
そして推定となりますがこの日本グランデ(2973)のIPO株(公募株及
び売り出し株)1,858枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り
当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
---|---|---|
藍澤證券(主幹事) | 1,579枚 | 85.0% |
北洋証券 | 93枚 | 5.0% |
岡三証券 | 74枚 | 4.0% |
SBI証券 | 74枚 | 4.0% |
あかつき証券 | 19枚 | 1.0% |
エース証券 | 19枚 | 1.0% |
岡三オンライン証券 | ?枚 | ?% |
とありあえず管理人の個人的なこの日本グランデ(2973)のIPO参加ス
タンスは全力申し込みで行きたいところですが、IPO主幹事の藍澤證券
のブルートレード(通信取引)から申し込みできないとなると上記平幹
事の引き受け株数から見てもIPO当選は極めて困難となるでしょうね。
さすがにIPO当選の期待はすでにありません。ただSBI証券のIPOチャレ
ンジポイントだけは忘れずにしっかり貯めておきたいと思います。
<追記>
日本グランデ(2973)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:720円
IPO仮条件:720円~750円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。
地方上場ということから見てやや意外な感じがじます。
<追記>
日本グランデ(2973)の第二弾初値予想が発表されたようです。
750円~800円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO
初値予想第一弾よりも上限のみが下ブレした初値予想となっているよ
うです。管理人の評価はC級評価のままで変更なしとさせて頂きます。