アウトルックコンサルティング(5596)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,000円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

アウトルックコンサルティング(5596)の上場日とIPO申込期間

アウトルックコンサルティング(5596)の上場日は2023年12月12日(火)で、ブルーイノベーション(5597)の上場日決定次第では2社同日上場となる可能性があります。上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このアウトルックコンサルティング(5596)のIPO申し込み期間は11月27日(月)~12月1日(金)となっており、いよいよ年末のIPOラッシュ突入開始となっているため、他IPO案件と複数社のIPO申し込み期間被りがあるため、資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO(新規上場)初値予想

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO想定価格は2,000円となっているため、現時点では公募価格と同値~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このアウトルックコンサルティング(5596)のIPO仮条件は今週11月24日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

アウトルックコンサルティング(5596)の事業内容

アウトルックコンサルティング(5596)の事業内容は経営管理システム「Sactona」の開発、導入開発、経営管理コンサルティングの提供で、「Sactona(サクトナ)」は、収益・財務、生産需給、経費等といった経営管理、管理会計のさまざまな業務領域において、中期計画、予算編成、予算実績管理、見込管理、プロジェクト管理などに活用されているエンタープライズソリューションです。

アウトルックコンサルティング(5596)IPO適用領域

このアウトルックコンサルティング(5596)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

アウトルックコンサルティング(5596)のブルベア要素とIPO参加スタンス

アウトルックコンサルティング(5596)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,000円としてオーバーアロットメント含め42.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。

IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて18,628枚と万枚超えと多めにありますが、簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売もあり、国内分の募集株は減少することになることから、IPOの当選確率は思ったほど高くは無さそうです。

そして今回もこのアウトルックコンサルティング(5596)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としてはセクターが情報・通信業で事業内容はシステム開発系と新規性は無いもののIPO市場では人気業態となります。業績も堅調に推移しており、上場日も12月12日(火)で、ブルーイノベーション(5597)の上場日次第では2社同日上場となる可能性もありますが、まだ年末IPOラッシュも序盤戦となっていることから資金分散や買い疲れの影響はそれほど心配する必要は無さそうです。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては公開規模がIPO想定価格(2,000円)ベースで42.8億円と簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売があるものの荷もたれ感のあるサイズ、株価設定には割安感も乏しく、公募株に対して売り出し株が多く、売り出し人はベンチャーキャピタル(筆頭株主)で、オファリング・レシオはおよそ60.0%とかなりの危険水準にあるファンドの出口(イグジット)案件となります。

人気業態で黒字ではあるものの、荷もたれ感のあるファンドの出口(イグジット)案件となると、個人投資家(IPO愛好家)からは警戒されやすく、初値は苦戦を強いられそうな気がします。よって管理人の個人的なこのアウトルックコンサルティング(5596)のIPO参加スタンスはIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からの申し込み以外はスルーの方向になりそうです。

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのアウトルックコンサルティング(5596)のIPO株(公募株及び売り出し株)18,628枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事17,363枚93.2%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券279枚1.5%
マネックス証券100%完全抽選224枚1.2%
SBI証券130枚0.7%
丸三証券130枚0.7%
楽天証券100%完全抽選130枚0.7%
岩井コスモ証券93枚0.5%
岡三証券93枚0.5%
松井証券前受け金不要93枚0.5%
水戸証券93枚0.5%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,794枚あります。

積極的にこのアウトルックコンサルティング(5596)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せませんが、SMBC日興証券はIPO当選後のキャンセルはペナルティが課せられるため注意が必要です。

平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(マネックス証券SBI証券楽天証券松井証券)がしっかり入っているものの、海外投資家への配分を考慮すると二桁レベルの持ち分に減少し、狙うには厳しい枚数となりそうです。

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO仮条件決定

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,000円
IPO仮条件:1,700円~1,800円

IPO想定価格よりも窓開けで下ブレとなる弱気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は36.4億円~38.5億円となりました。

アウトルックコンサルティング(5596)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

アウトルックコンサルティング(5596)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,700円~1,900円

IPO仮条件が弱気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても引き続きスルー(IPOチャレンジポイント狙いでSBI証券のみ参加)で変更ありません。

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