ペットゴー(7140)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(500円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ペットゴー(7140)の上場日とIPO申込期間
ペットゴー(7140)の上場日は2022年4月28日(木)で、クリアル(2998)と2社同日上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。
このペットゴー(7140)のIPO申し込み期間は4月13日(水)~4月19日(火)となっており、他複数社のIPO案件との申し込み期間被りがあるため、申し込みを考えられている方は資金割り振りにご注意下さい。
ペットゴー(7140)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ペットゴー(7140)のIPO想定価格は500円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと、強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については当初地合いを考慮してやや弱めC級評価としていましたが、最悪期は脱したと見てやや強めB級評価に設定変更させて頂いております。
このペットゴー(7140)のIPO仮条件は明日4月11日(月)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ペットゴー(7140)の事業内容
ペットゴー(7140)の事業内容はEコマースを主としたペットヘルスケア事業ということで、ペット用のヘルスケア商品に特化したEC(電子商取引)販売事業と、IPO市場では人気化しやすい業態となります。
このペットゴー(7140)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ペットゴー(7140)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(3月25日)IPO新規上場承認発表があった2社のうちの1社です。これで4月はジャ …
ペットゴー(7140)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ペットゴー(7140)の公開規模はIPO想定価格ベース(500円)で3.6億円と規模的に東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数は低単価となるため公募株及び売り出し株合わせて6,300枚と少なくはないものの、IPO主幹事のみずほ証券は200株1セット配分となっているため、当選確度は低そうです。
そして今回もこのペットゴー(7140)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としてはペット市場はペットブームによるペットの増加や長寿化に伴い需要が右肩上がりで拡大傾向にあり、地味な小売業とはいえ時流に乗った事業内容となります。公開規模はIPO想定価格(500円)ベースで3.6億円と超小型サイズで株価設定はかなり割安。
投資ファンド含むベンチャーキャピタルの保有株が6社301,200株あり、公開価格の1.5倍となれば解除されるものの、初値形成後でなければ売却できないタイプのロックアップとなることから、上場時の余計な売り圧力とはなりません。
ベア要素(ネガティブ材料)は人気のEコマースとはいえ、取扱い商品はペット用のヘルスケア商品と地味。上場日がゴールデンウィーク直前になるということから買いが入りにくい可能性も否定できません。
ちなみにペットゴー(7140)の上場日は2022年4月28日(木)で、クリアル(2998)と2社同日上場となりますが、両社ともに小型案件となるため、資金分散の影響は軽微かと思われます。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
クリアル | 10.3億円 | 東証グロース | SBI証券 |
ペットゴー | 3.6億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
いずれにしてもこの内容と規模で公募割れすることはなく、初値高騰となる可能性の方が高いことから、管理人の個人的なこのペットゴー(7140)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定ですが、割り当て数の少ない証券会社からの申し込みは避け、ストレスの掛からない形(主幹事+ネット証券中心)で申し込む予定です。
ペットゴー(7140)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのペットゴー(7140)のIPO株(公募株及び売り出し株)6,300枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 5,386枚 | 85.5% |
大和証券 | 283枚 | 4.5% |
SBI証券 | 221枚 | 3.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 221枚 | 3.5% |
松井証券(前受け金不要) | 189枚 | 3.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
マネックス証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が945枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるみずほ証券は見逃せません。残るは比較的抽選割り合いの多いネット証券3社(SBI証券、楽天証券、松井証券)も株数的には3ケタあるので攻める価値はありそうです。IPO委託幹事(裏幹事)の大和コネクト証券は大和証券主幹事案件ではないため、期待薄かもしれません。
ペットゴー(7140)のIPO仮条件決定
ペットゴー(7140)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:500円
IPO仮条件:500円~550円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3.6億円~3.9億円となりました。
ペットゴー(7140)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ペットゴー(7140)の第二弾初値予想が発表されたようです。
800円~1,000円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありませんが、ストレスの掛からない形(主幹事+ネット証券中心)での参加と致します。
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