クリアル(2998)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(900円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

クリアル(2998)の上場日とIPO申込期間

クリアル(2998)の上場日は2022年4月28日(木)で、ペットゴー(7140)2社同日上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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このクリアル(2998)のIPO申し込み期間は4月13日(水)~4月19日(火)となっており、他複数社のIPO案件との申し込み期間被りがあるため、申し込みを考えられている方は資金割り振りにご注意下さい。

クリアル(2998)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

クリアル(2998)のIPO(新規上場)初値予想

クリアル(2998)のIPO想定価格は900円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~2.2倍程度の初値形成になるのではないかと、やや広めに幅が持たれD級評価からB級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや強めB級評価に設定させて頂いております。

このクリアル(2998)のIPO仮条件は明日4月11日(月)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

クリアル(2998)の事業内容

クリアル(2998)の事業内容は資産運用プラットフォーム事業、ワンルームマンション投資、富裕層・機関投資家向け資産運用ということで、巷では大流行りの不動産投資型クラウドファンディング(不動産ファンドオンラインマーケット)サービスの運営会社となります。

このクリアル(2998)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

クリアル(2998)のブルベア要素とIPO参加スタンス

クリアル(2998)の公開規模はIPO想定価格ベース(900円)で10.3億円と規模的に東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場としては10億円超えではあるものの、まだ小型サイズの範囲となり、荷もたれ感を感じる水準ではありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて10,020枚とやや多めにあることから、当選確度は比較的高いかもしれません。

そして今回もこのクリアル(2998)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては不動産投資型クラウドファンディングはテーマ性のある業態でまだ業界自体スタートして間もないことから未知の可能性(成長性)を秘めています。特にこのクリアル(2998)は知名度も高く、業績も堅調に推移しており、内容的にも個人投資家を中心に注目度は高いと思われます。

ベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の上位大株主にはしっかりロックアップが掛かっており、上場時の大きな売り圧力はありません。公開規模もIPO想定価格(900円)ベースで10.3億円と小型で株価設定はやや割高ではあるものの、成長期待を織り込めば十分許容される範囲かと見られます。

CREAL

ベア要素(ネガティブ材料)としては金融市場はちょっとした外部環境に一喜一憂される不安定な相場が続いており、特に金融引き締めによる金利上昇で不動産セクター全般あまり良い環境とは言えません。

先日は今年(2022年)初の上場日初日値付かず銘柄が登場し、IPO市場も活況になるかと思いきや、西側諸国の経済制裁強化やFRBの利上げ加速がまた冷や水を浴びせるような格好になっています。まだまだ予断を許さないというのが現状です。

ちなみにクリアル(2998)の上場日は2022年4月28日(木)で、ペットゴー(7140)2社同日上場となりますが、両社ともに小型案件となるため、資金分散の影響は軽微かと思われます。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
クリアル10.3億円東証グロースSBI証券
ペットゴー3.6億円東証グロースみずほ証券

クリアル(2998)のIPO主幹事はSBI証券ということで、IPOチャレンジポイントの考察をしたいところですが、最近はIPO地合いが悪くポイント使用されている方も少ないため情報が少なめとなることから、予測が難しい状況です。

ザックリ少し前の活況時の状況から今の悪環境を感覚的に差し引いて見るとIPOチャレンジポイントを使用した際の配分数は複数配分になる可能性が高いかと思われますが、200株になるか300株なるかは不透明です。ポイントボーダーは配分数次第ではありますが、ポイントインフレを加味すると300ポイント~400ポイント程度と言ったところが妥当水準でしょうか。これはあまり自信が無いため鵜呑みにしないで下さい。すいません。

いずれにしてもこの内容と規模で公募割れする可能性は低く、初値はしっかりとなることが予想されるため、管理人の個人的なこのクリアル(2998)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定です。上述のIPOチャレンジポイントは使用致しません。そして全力申し込みとはいえ、割り当て数の少ない証券会社からの申し込みも避け、ストレスの掛からない形(主幹事+ネット証券中心)で申し込む予定です。

CREAL

クリアル(2998)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのクリアル(2998)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,020枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事8,720枚87.0%
SMBC日興証券200枚2.0%
みずほ証券200枚2.0%
大和証券200枚2.0%
岡三証券150枚1.5%
楽天証券100%完全抽選150枚1.5%
岩井コスモ証券100枚1.0%
東洋証券100枚1.0%
松井証券前受け金不要100枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選100枚1.0%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,503枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば圧倒的割り当て数を占めるIPO主幹事のSBI証券は見逃せません。これだけのIPO株数があればポイント枠でなく、資金枠で当選された場合も複数配分となる可能性は十分ありそうです。

IPO幹事団(シンジケート)が委託幹事(裏幹事)含めて13社と多くあるため、完全に全力申し込みとなると結構な労力が掛かりそうです。管理人と違ってこういう局面で手を抜かない人がIPO当選の女神に愛されるのでしょうね^^;

クリアル(2998)のIPO仮条件決定

クリアル(2998)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:900円
IPO仮条件:850円~930円

IPO想定価格がほぼ中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。この上限も下限も想定価格に合わせてこない設定こそがSBI証券らしい設定です。ようやくIPOが元に戻って来たと思ったところ、SMBC日興証券がIPO幹事団(シンジケート)から外れ、なんとも微妙な心境です。やはり相場操縦事件が関係しているのでしょうかね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は9.7億円~10.7億円となりました。

クリアル(2998)IPOSMBC日興証券取扱中止

クリアル(2998)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

クリアル(2998)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,000円~1,200円

IPO仮条件はほぼ中間値となるやや強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありませんが、ストレスの掛からない形(主幹事+ネット証券中心)での参加と致します。

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