サイエンスアーツ(4412)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,510円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
サイエンスアーツ(4412)のIPO(新規上場)日
サイエンスアーツ(4412)の上場日は11月24日(水)でラストワンマイル(9252)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は岡三証券となっております。
なお、このサイエンスアーツ(4412)のIPO申し込み期間は11月4日(木)~11月10日(水)となっており、いくつか他IPOとの申し込み期間が被りがありますので、資金の割り振りに注意しながら申し込む必要があります。
サイエンスアーツ(4412)のIPO(新規上場)初値予想 第一弾
サイエンスアーツ(4412)のIPO想定価格は1,510円となっているため、現時点では公募価格の2.3倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。ただしこの評価には直前のIPO地合いなどは考慮されておりませんので、あらかじめご了承下さい。
このサイエンスアーツ(4412)のIPO仮条件は週明け11月1日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
サイエンスアーツ(4412)の事業内容
サイエンスアーツ(4412)の事業内容はデスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」の開発・販売ということで、IPO市場では今最もテーマ性があり、人気化しやすいドストライクのSaaS関連銘柄となります。
このサイエンスアーツ(4412)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
サイエンスアーツ(4412)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。11月6社目のIPO登場となりますが、10月に続き11月も今のところ重複上場もな …
サイエンスアーツ(4412)の事業内容とIPO参加スタンス
サイエンスアーツ(4412)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,510円)で3.8億円と東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて2,200枚と少なく希少性があります。
売上はしっかりと右肩上がりとなっているものの、収益はまったく逆の右肩下がりの赤字で推移しています。大手企業での利用実績もあり、SaaS関連はこれからの成長のための先行投資と考えれば赤字は許容範囲なのかもしれませんが、黒字化になる見通しが立っていないという点を考えるとSaaS銘柄だからこその強気な価格設定なのかもしれませんね。
ただやはりこのドストライクの人気業態で公開規模がIPO想定価格(1,510円)ベースで3.8億円という小型サイズとなると否応なしに個人投資家を中心に買い殺到となり初値は高騰となりそうです。
初値買い意欲が低下しているとはいえ、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)含め既存株主には解除価格無しのロックアップがしっかり掛かっているため、公開株以外の売り圧力もありませんので、需給は極めて良好と言えます。
サイエンスアーツ(4412)の上場日は11月24日(水)でラストワンマイル(9252)と2社同日上場となりますが、このラストワンマイル(9252)の公開規模も5.3億円と小粒となるため、資金分散の影響はほぼ無いに等しいと考えて良いでしょうか。
となると必然的に需給はひっ迫となり、初値は久しぶりに2日目に持ち越しとなっておかしくなさそうです。よって管理人の個人的なこのサイエンスアーツ(4412)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで問題無いと考えます。
問題はIPO主幹事が岡三証券という点ですね。個人的にこの岡三証券からはこれまで一度たりともIPO当選を頂いたことがありません。一度でも当選経験があればまだ望みはあると思えるのですが、さすがにおよそ15年間で一度も当選したことが無いと考えるとほぼ絶望的に思えてしまいます。それでももちろん申し込みますが。
せめてSBI証券への割り当て数がもう少し多ければIPOチャレンジポイントを使うと言う選択肢もあったと思うのですが、この株数では相当数入れないとIPO当選を頂くのは厳しいでしょうね。
と言いたいところですが、仮にその相当数のIPOチャレンジポイントを入れてIPO株を手に入れることができたとしても、まだ足元のIPO市場の環境が微妙なので本当に初値が高騰するのか疑心暗鬼になってしまうと言うのが本音かもしれません^^;
サイエンスアーツ(4412)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのサイエンスアーツ(4412)のIPO株(公募株及び売り出し株)2,200枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
岡三証券(主幹事) | 1,870枚 | 85.0% |
大和証券 | 88枚 | 4.0% |
SBI証券 | 88枚 | 4.0% |
SMBC日興証券 | 44枚 | 2.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 44枚 | 2.0% |
岡地証券 | 22枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 11枚 | 0.5% |
楽天証券(100%完全抽選) | 11枚 | 0.5% |
エイチ・エス証券 | 11枚 | 0.5% |
むさし証券 | 11枚 | 0.5% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が330枚あります。
IPO幹事団(シンジケート)はIPO委託幹事(裏幹事)含めて13社とIPO株数の割には多くありますが、店頭型の平幹事となれば抽選は数枚レベルしかありません。ネット証券と言うくくりで見てもかなり厳しい数字です。やはりIPO当選を狙うならIPO主幹事となる岡三証券一択となりそうですね。
特にエイチ・エス証券は抽選を行う数量が10単元未満、むさし証券は抽選を行う数量が5単元未満の場合はそれぞれ抽選自体を行わないため、今回はこのルールに該当することから基本的には「抽選無し」になると考えられます。この2社は参加するだけ無駄ということになる可能性が高いので無駄球にご注意下さい。
サイエンスアーツ(4412)のIPO仮条件決定(11月1日追記)
サイエンスアーツ(4412)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,510円
IPO仮条件:1,510円~1,710円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3.8億円~4.3億円となりました。
サイエンスアーツ(4412)のIPO(新規上場)初値予想 第二弾
<追記>
サイエンスアーツ(4412)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,500円~4,300円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ引き下げられる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更はありません。
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本来ならLINEを使ってお送りすべきところですが、スマートフォンの入力困難のためパソコンにて連絡します。
LINEキャンペーン連絡、ありがとうございました。LINEに関してはIPOブックビルを多数の証券会社から申し込みをすると言う観点から、LINE証券の口座開設をしようとしましたが、年齢75歳以下と言う画面が出たために断念しました。こんなところでご案内頂いた事柄に沿えませんので連絡します。
こんばんは、寺島さん。
別記事でのコメント、お気遣いありがとうございます。
最近は年齢制限がある証券会社が多くなっているようです・・・
そこまで加味したキャンペーン案内でなくて申し訳ございません。
ご丁寧にご連絡ありがとうございました。
また他で何かしら機会があれば、是非よろしくお願い致します。