ステムセル研究所(7096)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,540円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ステムセル研究所(7096)の上場日は6月25日(金)で日本電解(5759)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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もうすでに定型文化していますが、このステムセル研究所(7096)のIPO申し込み期間は6月9日(水)~6月15日(火)となっており、ご承知の通りすでに怒涛のIPO申し込みラッシュ突入となっているため、他のIPOとの申し込み期間被りがかなり多くあるので、申し込みを考えている方はしっかりと日程確認をして、IPO申し込み忘れの無いようご注意下さい。IPO主幹事が野村證券で前受け金不要でIPOの申し込みができる点は唯一の救いでしょうか。
ステムセル研究所(7096)のIPO(新規上場)初値予想
ステムセル研究所(7096)のIPO想定価格は2,540円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.9倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値評価についてはIPOラッシュを考慮して弱めD級評価に設定させて頂いております。
このステムセル研究所(7096)のIPO仮条件は週明け6月7日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
ステムセル研究所(7096)の事業内容は再生医療を目的に、さい帯血及びさい帯の分離・保管を行う「細胞バンク事業」ということで、日本初の民間さい帯血バンクで上場は初。IPO市場では注目されやすい初モノとなる上に「再生医療」というテーマ性も兼ね備えています。
このステムセル研究所(7096)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
ステムセル研究所(7096)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(5月21日)IPO新規上場承認発表された6社のうちの5社目となります。 す …
ステムセル研究所(7096)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,540円)で24.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズで、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,308枚と多くはないものの少なくもありません。
このステムセル研究所(7096)は昨年(2020年)4月上場予定だったものの、コロナ禍を理由に上場中止となったリベンジ組となります。前回上場予定時からの主な変更内容は以下の通りとなりますが、大きくな変更点は想定価格が上がったことで吸収金額が5億円ほど大きくなっている点です。
ステムセル研究所(7096)の上場日は6月25日(金)で日本電解(5759)と2社同日上場、これまでの連日の重複上場(4-3-4-2)からすると不思議とまだ可愛くみえますね^^;
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
ステムセル研究所 | 24.2億円 | 東証マザーズ | 野村證券 |
日本電解 | 178.0億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券 |
減収減益にも関わらず想定価格を上げて来た点は不明ですが、その割に大手初値予想会社さんの初値予想はそこそこ強気に来ています。初モノであることや再生医療関連なることから個人投資家からの買いが入るとの見方でしょうか。
いずれにしてもこの6月の第4週は火曜日から4日連続で重複上場で計13社が上場することになることから、さすがに少なからず資金分散の影響や買い疲れが出ると考えられます。特にバイオ株は地合いにも左右される傾向があります。
さらに東証一部上場の日本トリム(6788)の子会社となる株式会社トリムメディカル ホールディングスが筆頭株主となっていることから親子上場の匂いもします。初モノテーマ優勢となるか、連日の重複上場劇や親子上場が優勢となるか、このあたりをどう受け止められるかが焦点となりそうですね。
よって管理人の個人的なこのステムセル研究所(7096)はIPOラッシュで選択肢も多いため安全を優先し、リスクを取らないように攻めたいことから消極的参加でIPO主幹事の野村證券とIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券の2社からのみの参加とさせて頂きます。
ステムセル研究所(7096)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのステムセル研究所(7096)のIPO株(公募株及び売り出し株)8,308枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 7,478枚 | 90.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 332枚 | 4.0% |
SMBC日興証券 | 166枚 | 2.0% |
東洋証券 | 83枚 | 1.0% |
いちよし証券 | 83枚 | 1.0% |
エース証券 | 83枚 | 1.0% |
SBI証券 | 83枚 | 1.0% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,246枚あります。
積極的参加であれば関係ありませんが、もし管理人と同じように消極的参加で考えている方は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券とSMBC日興証券はIPO当選後のキャンセルにはペナルティが課せられるため、当選してから考えるという安易な申し込みは控えた方が良いと思います。引き受け幹事案件自体が少ないとはいえ、IPOラッシュに入っているためペナルティは大きな機会損失となるため、十分ご注意下さい。
すでに何年もIPO投資を経験されている方ならもうご存知の方も多いと 思いますが、IPOに当選したあとキャンセル(購入辞退)するとペナル ティが課せられる証券会社があります。 そもそもIPOをキャンセル(購入辞退)される方 …
<追記>
ステムセル研究所(7096)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,540円
IPO仮条件:2,540円~2,800円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は24.2億円~26.7億円となりました。
<追記>
ステムセル研究所(7096)の第二弾初値予想が発表されたようです。
4,000円~5,000円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からC級評価に引き上げさせて頂き、IPO参加スタンスについても消極的参加から全力申し込みに変更とさせて頂きます。
<追記>
SBIネオトレード証券がこのステムセル研究所(7096)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
ステムセル研究所(7096)のIPO取り扱い決定(SBIネオトレード証券)
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