東和ハイシステム(4172)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,180円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、いつものように個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
東和ハイシステム(4172)の上場日は12月25日(金)でSANEI(6230)とファンペップ(4881)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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尚、この東和ハイシステム(4172)のIPO申し込み期間は12月9日(水)~12月15日(火)までですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れの無いようご注意下さい。IPO申し込みラッシュも終盤戦となってきましたが、まだ資金は枯渇状態になっているかと思われます。ただ幸いにもIPO主幹事の野村證券は当選するしないは別として前受け金不要で大手証券の中では珍しく資金不要でIPOに申し込める嬉しい証券会社なのでこういう時は助かりますね。
東和ハイシステム(4172)のIPO(新規上場)初値予想
東和ハイシステム(4172)のIPO想定価格は2,180円となっているため、現時点では公募価格の1.8倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
この東和ハイシステム(4172)のIPO仮条件は週明け12月7日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
東和ハイシステム(4172)の事業内容は歯科医院向け統合システムの開発・販売ということですが、クラウド形式ではなく自社運用形式となるため、今一歩人気化するには至らないかもしれません。
この東和ハイシステム(4172)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
東和ハイシステム(4172)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。もうお腹いっぱい状態の中ではありますが、本日(11月20日)また2社のIPO新規 …
東和ハイシステム(4172)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,180円)で10.0億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し合わせて4,000枚と少なめです。
上述の通り東和ハイシステム(4172)の事業内容は歯科医院向け統合システムの開発・販売ということで、SaaS形式(クラウド)でのパッケージ販売が多い昨今ではある中で自社運用形式(オンプレミス)での販売となっている点は設立年月を見ると納得してしまう部分はありますが、やや時代遅れ感を感じてしまいます。
ただ後々はAI(人工知能)を活用した商品やSaaS形式(クラウド)を基盤としたサービスなどは計画案には盛り込まれいるようです。JASDAQスタンダード市場への上場となりますが、セクターはIPO市場では人気の高い「情報・通信業」です。
東和ハイシステム(4172)の上場日は12月25日(金)でSANEI(6230)とファンペップ(4881)と3社同日上場となります。正直どれもパッとしない銘柄なので、やはりこの東和ハイシステム(4172)が一番光って見えます。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
東和ハイシステム | 10.0億円 | JASDAQスタンダード | 野村證券 |
SANEI | 10.8億円 | 東証二部 | 大和証券 |
ファンペップ | 22.9~28.6億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
いずれにしてもIPOラッシュ終盤戦ということで連日の上場劇から来る買い疲れはかなり出ているかと思います。そこに加えて3社同日上場となるとやはり初値はシビアに見る必要があるかもしれませんね。
初値評価はB級評価となるため公募割れは無いと考えられますが、日程的に過度な期待も禁物かと思います。管理人の個人的なこの東和ハイシステム(4172)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。とは言え4,000枚ほどしかないマンモス野村主幹事案件となることからIPO当選は狭き門かと思いますが。
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東和ハイシステム(4172)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこの東和ハイシステム(4172)のIPO株(公募株及び売り出し株)4,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 3,520枚 | 88.0% |
SBI証券 | 200枚 | 5.0% |
みずほ証券 | 120枚 | 3.0% |
SMBC日興証券 | 120枚 | 3.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 40枚 | 1.0% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が600枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となる野村證券は外せません。そもそも前受け金不要なので無条件で申し込んで大丈夫かと思います。SBI証券もIPOチャレンジポイントのことを考えると外したくないですね。資金余力が無ければこの2社で十分かと思いますが、まだ余裕があるのであれば抽選配分が多い順番としては楽天証券、みずほ証券、SMBC日興証券といったところになるかと思います。みずほ証券とSMBC日興証券は10枚程度しか無いため、限りなく当選確率は低いですけどね^^;
<追記>
東和ハイシステム(4172)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,180円
IPO仮条件:2,180円~2,300円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.0億円~10.5億円となりました。
<追記>
東和ハイシステム(4172)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,000円~3,500円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価で変更無し、IPO参加スタンスも引き続き全力申し込みで変更はありません。
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