ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(950円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の上場日とIPO申込期間
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の上場日は2022年6月20日(月)で単独上場、上場市場は可もなく不可もなくの東証スタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
詳細や口座開設はコチラ ⇒ 野村證券公式サイト
このヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO申し込み期間は6月2日(木)~6月8日(水)となっており、他のIPO案件との申し込み期間が微妙に被っているため、資金割り振りにはやや注意が必要です。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO想定価格は950円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入ったかなり弱めE級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはひとまず弱めD級評価に設定させて頂いております。
このヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO仮条件は明後日5月31日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の事業内容
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の事業内容は不動産の開発、売買、賃貸、管理及び仲介業ということで、中古マンションを一棟購入し数年程度運用した後、リノベーションを実施して分譲販売する案件やマンション適地である不動産を取得して一定期間運用し、解体更地化を実施して分譲マンションに用途変更する案件等を手掛けているという特に新規性の無いビジネスモデルとなります。
このヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(5月16日)はようやくゴールデンウィーク明け第一号IPOが1 …
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の公開規模はIPO想定価格950円としてオーバーアロットメント含め20.7億円と規模的に東証スタンダード市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準です。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて19,000枚と比較的多めにあり、当選確度は比較的高いかもしれません。
そして今回もこのヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては設立から30年以上の老舗企業で社会的信頼度は高く業績が安定している点と、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が無いため、大きな売り圧力が無いという点ぐらいでしょうか。
ベア要素(ネガティブ材料)は、業種が積極的な買いの入り辛い不動産業という不人気セクター、業績は横ばいで新規ビジネスも無いため成長性は不透明、上場市場は東証スタンダード上場とはいえ市場再編前で言うところの東証二部、IPO再承認案件で主幹事が大和証券から野村證券へと謎の変更、公開規模IPO想定価格(950円)ベースで20.7億円と荷もたれ感のあるサイズ、地合いも改善されていない中で、この内容は残念ながら厳しいスタートしか想像できません。
よって管理人の個人的なこのヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO参加スタンスは当初の予定通りスルーと致します。もちろんIPOチャレンジポイントの関係でSBI証券だけはしっかり申し込みます。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO株(公募株及び売り出し株)19,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 15,390枚 | 81.0% |
大和証券 | 3,230枚 | 17.0% |
SMBC日興証券 | 95枚 | 0.5% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 95枚 | 0.5% |
SBI証券 | 95枚 | 0.5% |
あかつき証券 | 95枚 | 0.5% |
LINE証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,850枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となる野村證券は外せませんが、2番手幹事の大和証券も抽選分は数百枚レベルであるため、それなりに可能性はありそうです。この2社以外は雀の涙程度しか無いため、無駄な作業となる可能性が高いですが、そもそも申し込むかどうかが微妙なIPO案件となるため、まずは参加判断が難しそうです。
IPO主幹事の野村證券はIPO申し込み時の前受け金が不要で、IPO当選後のキャンセルペナルティも無いため、とりあえず申し込んでみて、あとは実際に当選してから考えるという方も多そうですね。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO仮条件決定
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:950円
IPO仮条件:900円~950円
IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は19.6億円~20.7億円となりました。
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ヤマイチ・ユニハイムエステート(2984)の第二弾初値予想が発表されたようです。
900円~1,000円
IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は上限下限ともにIPO初値予想第一弾とほぼ同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについてもスルーで変更はありません。IPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からのみの参加です。
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