クオルテック(9165)とGENDA(9166)のIPO直前初値予想と気配運用が発表されました。7月は出口(イグジット)案件が4社ありましたが、すでに2社が公募割れスタートとなっており、残り2社は明日上場のこのクオルテック(9165)とGENDA(9166)となります。
公募割れスタートとなった2社、ナレルグループ(9163)とトライト(9164)は、いまだ公募価格さえも奪還していないことから、出口(イグジット)案件には向かい風が吹いており、一抹の不安が過ります。
その前に昨日(7月26日)値付かずで持ち越しとなっていたエコナビスタ(5585)のIPO(新規上場)初値が付きましたので、簡単ではありますがご紹介させて頂きたいと思います。
エコナビスタ(5585)のIPO初値結果
公募価格 | 1,300円 |
初値価格 | 3,300円(2日目 9時23分) |
初値売却益 | +200,000円 |
初値売買代金 | 36.0億円 |
初値出来高 | 1,090,900株 |
市場開場直前(8時59分)のこのエコナビスタ(5585)のフル板の合致点は3,300円(初値売買代金:27.6億円)となっていたので、吊り上げ無しでそのまま3,300円(初値売買代金:36.0億円)での初値形成となりました。初値売りで+200,000円の利益となります。IPO株にご当選された方はおめでとうございます。
昨日の最終的な初値合致点は3,500円で初値売買代金は22.6億円だったので、初値売買代金自体は22.6億円から36.0億円と大幅に増加していますが、初値自体は3,300円と昨日の合致点を下回っていることから、この増加分は昨日強気姿勢だった個人投資家が一転して弱気姿勢に傾いたということになるでしょうか。
クオルテック(9165)のIPO(新規上場)直前初値予想
このクオルテック(9165)は電子部品の不良解析・信頼性試験等の分野では世界トップレベルの技術力を持つ半導体関連企業と良さそうな会社でしたが、公開規模に荷もたれ感がある上にオファリング・レシオ高めの投資ファンド全株放出型の出口(イグジット)案件となることから一部参加としましたが、全滅となったため手元にIPO株は無く静観のみとなります。IPOセカンダリ参戦については寄り前気配を見てから決めようと思います。
<クオルテック(9165)のIPO関連過去記事>
・クオルテック(9165)IPO上場承認発表
・クオルテック(9165)IPO(新規上場)初値予想
・クオルテック(9165)のIPO(新規上場)抽選結果
IPO想定価格:2,540円
IPO仮条件価格:2,400円~2,540円
(IPO想定価格が最上限となる一般的な設定)
公募価格:2,540円(IPO仮条件の最上限価格で決定)
そして大手初値予想会社のクオルテック(9165)のIPO直前初値予想は以下の通りとなっており、この初値予想価格通りで推移すれば明日は市場開場と同時の着地予定となります。
もう一社の大手初値予想会社のクオルテック(9165)のIPO初値予想は3,000円となっているようです。そしてこれまでのこのクオルテック(9165)の大手初値予想会社(前社)のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。
第一弾初値予想:2,500円~3,000円(C級評価)
第二弾初値予想:2,500円~2,800円(D級評価)
上場直前時点(今回)初値予想:2,540円
ちなみにこのクオルテック(9165)の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は2,336.80円です。
クオルテック(9165)のIPO(新規上場)気配運用
そしてクオルテック(9165)の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
公募価格:2,540円
気配上限:5,850円
気配下限:1,905円
上限気配更新:10分で127円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(3,000円未満の場合は50円)
注文受付価格の範囲:635円~10,160円
GENDA(9166)のIPO(新規上場)直前初値予想
このGENDA(9166)はアミューズメント施設の運営と事業内容に派手さは無く、株価設定も割安感の無い投資ファンドの出口(イグジット)案件であったものの、代表取締役社長含め経営陣は豪華布陣で話題性があり、仮条件も上ブレの強気設定となったことから一部参加としましたが、補欠当選分も繰上ならずで全滅となったため手元にIPO株は無く静観のみとなります。IPOセカンダリについては安寄りすれば参戦もアリかと考えています。
<GENDA(9166)のIPO関連過去記事>
・GENDA(9166)IPO上場承認発表
・GENDA(9166)IPO(新規上場)初値予想
・GENDA(9166)のIPO(新規上場)補欠当選
IPO想定価格:1,740円
IPO仮条件価格:1,740円~1,770円
(IPO想定価格が最下限となる強気な設定)
公募価格:1,770円(IPO仮条件の最上限価格で決定)
そして大手初値予想会社のGENDA(9166)のIPO直前初値予想は以下の通りとなっており、この初値予想価格通りで推移すれば明日は公募割れでの着地予定となります。
もう一社の大手初値予想会社のGENDA(9166)のIPO初値予想は1,770円となっているようです。そしてこれまでのこのGENDA(9166)の大手初値予想会社(前社)のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。
第一弾初値予想:1,600円~2,000円(D級評価)
第二弾初値予想:1,800円~2,200円(D級評価)
上場直前時点(今回)初値予想:1,700円
ちなみにこのGENDA(9166)の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は1,637.25円です。
GENDA(9166)のIPO(新規上場)気配運用
そしてGENDA(9166)の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
公募価格:1,770円
気配上限:4,075円
気配下限:1,328円
上限気配更新:10分で89円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(2,000円未満の場合は40円)
注文受付価格の範囲:443円~7,080円
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