GENDA(9166)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(6月23日)IPO新規上場承認発表があった2社のうちのもう1社で、GENDAと書いてそのまま「ジェンダ」と読みます。これで7月IPOは11社目とそこそこのプチIPOラッシュとなりました。

IPO新規上場承認発表2社2023.6.23

当記事はGENDA(9166)のIPO詳細記事となりますが、もう1社のクオルテック(9165)のIPO詳細についてはすでに下記記事にてご紹介させて頂いております。

GENDA(9166)の上場日は2023年7月28日(金)で、クオルテック(9165)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はSBI証券SMBC日興証券2社共同主幹事となっております。銘柄的に今回はIPOチャレンジポイントの話題は少なそうです。

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GENDA(9166)のIPO(新規上場)情報

設立:2018年5月10日
業種:サービス業
事業の内容:グループ傘下の複数のエンターテイメント事業会社の経営支援に従事する純粋持株会社。主力事業は「GiGO」ブランドを主としたアミューズメント施設約250店舗の運営

GENDA(9166)IPO上場承認

上場市場東証グロース
コード9166
名称GENDA(ジェンダ)
公募株数2,200,000株
売出し株数5,591,000株
オーバーアロットメント1,168,600株
IPO主幹事証券SBI証券
SMBC日興証券
IPO引受幹事証券みずほ証券
東海東京証券
岡三証券
丸三証券
岩井コスモ証券
水戸証券
極東証券
楽天証券100%完全抽選
マネックス証券100%完全抽選
松井証券前受け金不要
SBIネオトレード証券委託幹事決定
岡三オンライン委託幹事決定
IPO発表日6月23日(金)
上場日7月28日(金)
仮条件決定日7月10日(月)
ブック・ビルディング期間7月11日(火)~7月18日(火)
公開価格決定日7月19日(水)
IPO申し込み期間7月20日(木)~7月25日(火)
上場時発行済株式総数33,973,600株
時価総額591.1億円
吸収金額155.8億円
想定価格1,740円(174,000円必要)

公募株式2,200,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、公開価格決定日7月19日(水)に決定されます。

売出株式5,591,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定(半数未満)となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、売出価格決定日7月19日(水)に決定されます。

そしてこのGENDA(9166)のIPO共同主幹事の1社はSBI証券となっていることから、グループ会社となるSBIネオトレード証券、平幹事の中には岡三証券が入っていることから、グループ会社となる岡三オンラインがそれぞれIPO委託幹事(裏幹事)に入る可能性が高いです。

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GENDA(9166)のIPO(新規上場)事業内容等

GENDA(9166)はグループ会社で、株式会社GENDA及び株式会社GENDA GiGO Entertainmentを中心とした連結子会社6社及び持分法適用関連会社2社で構成されており、純粋持株会社として経営指導等の経営管理を行っています。

GENDA(9166)IPOグループ概観

GENDAグループはアミューズメント事業の単一セグメントですが、グループの事業内容は「アミューズメント施設運営」「オンラインクレーンゲーム運営」「アミューズメントマシンレンタル」「その他」の4つの事業に区分されています。

GENDA(9166)IPO4つの事業内容

アミューズメント施設運営

プライズゲーム機(景品を獲得することを目的としたアーケードゲーム)を中心に、テレビゲーム機(ビデオ画面を使用し、コインオペレーションにより営業するゲーム)、メダルゲーム機(メダルインアウト方式によるゲーム)及び音楽ゲーム機(ビデオ画面を使用し、ミュージックやサウンド・リズムを主体にしたゲーム)など様々なゲーム機をラインナップしたアミューズメント施設を有しております。

オンラインクレーンゲーム運営

顧客がスマートフォンやパソコンから遠隔でクレーンゲームをプレイし、獲得した景品が自宅に届くサービスで「GiGO ONLINE CRANE」「LIFTる。」及び「オタクレ」の3つのサービスを提供しております。

アミューズメントマシンレンタル

国内外のアミューズメント施設運営企業にアミューズメントマシンをレンタルスキームで提供するサービスです。当社グループが行うレンタルスキームでは、アミューズメント施設運営企業は初期費用負担から解放されるため、本来導入できる見込みのなかったアミューズメントマシンを設置することができます。

その他

セールスプロモーションを手掛けており、主にアミューズメント施設向けの販売促進支援及び景品開発、並びに映画館向け広告の代理店業務を行っております。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額3,498百万円に、本募集における海外販売の手取概算額(未定)及び第三者割当増資の手取概算額上限1,880百万円を合わせた、手取概算額合計上限5,379百万円については、アミューズメント施設運営の成長を目的としたものとして、現在約250店舗あるアミューズメント施設の更なる店舗数拡大、改装等による既存店活性化、及び新しいアミューズメントマシンの導入になどに充当する予定であります。
なお、上記調達資金については、具体的な充当時期までは、現預金等の安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(GENDAのIPO目論見書より一部抜粋)

GENDA(9166)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

GENDA(9166)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,740円としてオーバーアロットメント含め155.8億円と規模的に東証グロース市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて77,910枚と多めにありますが、簡易型のグローバルオファリングとなるため、海外投資家への販売もあります。

上述の通りGENDA(9166)の事業内容はグループ傘下の複数のエンターテイメント事業会社の経営支援に従事する純粋持株会社。主力事業は「GiGO」ブランドを主としたアミューズメント施設約250店舗の運営ということで、連結子会社6社及び持分法適用関連会社2社の純粋持株会社として経営指導等の経営管理を行っています。

そしてIPO目論見書の初めの方に代表取締役社長としてビジュアルの良いモデル風の女性が出ていたので、ちょっと調べてみるとなんとビックリ本当にモデルのようで、ファッション雑誌「VERY」の専属モデルの方のようです。友人と子供服の店で買い物をしていた時に編集者の方から声を掛けられ、2019年6月号の「VERY」に登場し、2020年3月号より専属モデルとして活動しているようです。社長の申 真衣(しん まい)さん、二児の母で若くして早くも億万長者です^^;

GENDA(9166)IPO代表取締役社長申真衣

GENDA(9166)の株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株が5社20,544,800株あり、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しで5,091,000株放出するものの15,453,800株が残ります。ただし既存の上位株主に含め、解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、上場時の大きな売り圧力とはなりません。

事業内容はグループ会社の経営指導等の経営管理を行う純粋持株会社(自ら事業を行わない)で、グループ会社の事業はアミューズメント施設などの運営と、特に新規性はありません。とにかくこの7月は純枠(事業)持株会社のIPO(新規上場)が続々と登場しており「持株会社祭り」と化しています。あまりにタイミングが同じ過ぎて何かしら口裏でも合わせているかのようです。

業績規模は大きく堅調に推移していますが、公開規模はIPO想定価格(1,740円)ベースで155.8億円と海外投資家への販売があるものの、荷もたれ感が強く、微妙にVC出口(イグジット)色があります。ただ、オーバーアロットメントを含めたオファリング・レシオは26.3%と高くはありません。

GENDA(9166)の役員の中にはイオンファンタジー代表取締役社長やセガ・アミューズメント西日本社長、バンダイナムコアミューズメント執行役員施設営業責任者など有名企業のお偉いさんが多く、何より代表取締役社長がファッション雑誌の専属モデルという点が面白いですね。これがIPOの初値に直接関係してくるかどうかはわかりませんが、少なくとも話題にはなりやすく、その分注目度も上がりそうです。

とはいえ、この規模と内容で初値が高騰するとは考えにくく、ひとまずの初値評価は公募割れの可能性の低いD級評価といったところが妥当評価かと考えられます。最終的には今後の仮条件設定や大口(機関投資家、海外投資家)の評価、そして大手初値予想会社の見解などを見てからになると思いますので、現時点での管理人の個人的なこのGENDA(9166)のIPO参加スタンスは中立とさせて頂きます。

GENDA(9166)は2社共同主幹事で、そのうち1社はSBI証券ということにはなりますが、さすがにIPOチャレンジポイントの話題も少なそうです。ただ評価次第では低ポイントで狙われる方は一定いるかもしれませんね。今回は次の初値予想記事でのIPOチャレンジポイントボーダー予測を行う予定はありませんので、ご了承下さい。

GENDA(9166)のIPO(新規上場)業績等

GENDA(9166)のIPO経営指標
GENDA(9166)IPO経営指標

GENDA(9166)のIPO売上高及び経常損益
GENDA(9166)IPO売上高及び経常損益

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