akippa(627A)のIPO新規上場)が承認されました。上場日は9月18日(金)、上場市場は東証スタンダード市場、主幹事はSBI証券です。東証の新規上場会社概要では、証券コードは627Aとされています。

想定価格は540円で、想定価格ベースの吸収金額は13.7億円(OA含む)です。事業の内容は「駐車場マーケットプレイス「アキッパ」の運営」。個人宅や月極駐車場などの空きスペースと、駐車場を利用したいユーザーをつなぐサービスを展開しています。

当記事ではakippa(627A)のIPOについて、初値予想のほか、今後決定する仮条件、公開価格、抽選結果、上場後の初値結果まで更新します。

akippa(627A)のIPO判断ポイント

<注目点>
累計ユーザー会員数500万人超、月間平均掲載駐車場数5.5万台以上の駐車場マーケットプレイスで、売上高も継続的に拡大しています。
<初値の見え方>
業績成長と知名度のあるサービスは評価材料ですが、吸収金額13.7億円に加え、売出株数が公募株数を大きく上回る点は需給面の重しです。
<参加判断の軸>
プラットフォーム型の成長性を評価できる一方、既存株主の売出比率やスタンダード市場への上場を踏まえ、仮条件の設定が重要になります。

akippa(627A)のIPO基本情報

akippa(627A)IPO初値予想

IPO基本情報
上場市場 東証スタンダード
証券コード 627A
会社名 akippa
設立年月日 2009年2月2日
業種 情報・通信業
事業の内容 駐車場マーケットプレイス「アキッパ」の運営
公募株数 378,000株
売出株数 1,833,100株
OA売出 331,600株
海外募集 なし
IPO承認日 8月18日(火)
上場日 9月18日(金)
仮条件決定日 9月1日(火)
BB期間 9月3日(木)~9月9日(水)
公開価格決定日 9月10日(木)
購入申込期間 9月11日(金)~9月16日(水)
上場時発行済株式数 6,262,140株
時価総額 33.8億円
吸収金額 13.7億円(OA含む)
想定価格 540円
IPO幹事証券・配分数
幹事証券名 配分数 配分割合
SBI証券主幹事 -枚 -%
SMBC日興証券 -枚 -%
みずほ証券 -枚 -%
岡三証券 -枚 -%
東海東京証券 -枚 -%
岩井コスモ証券 -枚 -%
マネックス証券 -枚 -%
むさし証券 -枚 -%
楽天証券 -枚 -%
SBIネオトレード証券委託幹事 ?枚 ?%


IPO一次情報

akippa(627A)のIPO(新規上場)に関する有価証券届出書に基づき、一次情報から読み取れる需給、事業、収益、および市場での評価について分析を行います。本記事は届出書提出時点の想定発行価格540円を前提とし、公開されたデータに基づき構成しています。

需給の全体像

公募378,000株に対して売出しは1,833,100株となり、OA331,600株を含めた公開株数は2,542,700株です。想定価格540円で計算した吸収金額は13.7億円(OA含む)となり、東証スタンダード市場として極端に大きい案件ではありません。

ただし、公募・売出し合計2,211,100株のうち売出しが約82.9%を占めます。売出人にはSOMPOホールディングスディー・エヌ・エーグロービス系ファンドなどが含まれており、既存株主の換金色は強めです。一方、日本駐車場開発に最大368,000株を親引けする予定で、一般投資家向けの流通量を抑える要素となります。

ロックアップは創業者の金谷元気氏SOMPOホールディングスに360日、その他多くの株主に180日が設定されています。ただし、一部VCには公開価格の1.5倍以上で解除される条件があります。

また、上場日はテクノクラフト(622A)ベルテックス(623A)かがやきホールディングス(624A)と重なる4社同日上場となります。複数銘柄への資金分散や投資家の関心分散が想定されるため、単独上場と比べると短期需給にはマイナス材料です。

事業の見え方

akippa(627A)は、個人宅や月極駐車場などの空きスペースを貸したいオーナーと、駐車場を利用したいユーザーをマッチングするサービスです。2025年12月末時点で累計ユーザー会員数は500万人を超え、月間平均で全国5.5万台以上の駐車場を掲載しています。

自社で土地や駐車場を大量に保有しないアセットライト型で、原則53.7%という高いテイクレートも特徴です。イベント・スポーツ観戦目的が駐車場売上の約34%を占める一方、通勤・通学など日常利用もあり、利用シーンは分散しています。

今後は予約型だけでなくドロップインや月額利用への展開、AIによる需給最適化、M&Aによる駐車場事業者の取り込みも成長戦略として掲げています。

収益面

akippa(627A)の売上高は2022年12月期の2,081,784千円から、2023年12月期2,618,924千円、2024年12月期3,191,177千円、2025年12月期3,828,291千円へ拡大しています。

2025年12月期は営業利益201,114千円、経常利益204,273千円、当期純利益223,233千円と黒字を確保しました。2026年6月までの中間期も売上高1,915,622千円、営業利益119,344千円、経常利益123,927千円、中間純利益104,659千円となっています。

公募による差引手取概算額169,280千円は、エンジニアやプロダクトマネージャーなどの人件費、外部専門人材への業務委託費としてプロダクト開発に充当する予定です。

評価ポイント

akippa(627A)のプラス材料は、売上成長が続いて黒字化していること、サービスの認知度が比較的高いこと、アセットライト型のプラットフォーム事業であることです。掲載駐車場数や利用ユーザー数も増加しており、事業規模の拡大が確認できます。

一方、公開株の大半が売出しであること、吸収金額が小型案件ほど軽くないことは注意材料です。また、ストック・オプションによる潜在株式877,493株があり、発行済株式数の14.91%に相当します。ただし、上場後180日間は行使できない条件となっています。

プレ初値予想

akippa(627A)は事業内容の分かりやすさ、売上成長、黒字基調は初値のプラス材料です。一方で、東証スタンダード市場への上場で、売出比率が高く、吸収金額も13.7億円あるため、需給だけで大幅な初値上昇を期待する案件ではありません。

初値評価:C級
初値予想:700円~780円程度
参加スタンス:参加

想定価格540円に対して1.3倍~1.5倍前後を中心に見ています。知名度のあるサービスと成長実績が下支えになる一方、売出主体の多さと公開規模に加え、4社同日上場による資金・関心の分散も上値を抑える要因になります。仮条件が想定価格を大きく上回る場合は、評価を改めて確認する必要があります。

📢 【期間限定】公開から72時間以内の最新IPO情報

※投稿から72時間経過すると閲覧制限がかかる場合があります。

akippa(627A)のIPO初値予想:第1弾

600円~810円

仮条件価格

540円~570円
(上限突破なし)

公開規模:13.7億円~14.4億円

akippa(627A)のIPO初値予想:第2弾

760円~850円

仮条件決定後のAI診断

akippa(627A)の仮条件は540円~570円。想定価格540円を下限、上限を570円とする設定で、仮条件評価は強気とする。上限は想定価格比5.5%の上振れで、訂正届出書でも機関投資家等の意見や需要見通し、市場環境などを総合的に検討して決定したとしている。公開株数は公募378,000株、売出し1,833,100株、OA331,600株で変わらず、仮条件上限570円ベースの吸収金額は14.4億円(OA含む)、OA除き12.6億円となる。

需給面では売出比率が約82.9%と高く、SOMPOホールディングスが1,124,600株、ディー・エヌ・エーが560,500株を売り出すため、既存株主の出口性は明確に残る。一方、日本駐車場開発への親引けは上限368,000株で、既存株主かつ業務提携先として関係維持を目的とするもの。上限まで実施されれば一般市場へ流れる株数を抑える効果があり、短期需給にはプラスとなる。親引け分には180日間の継続保有も設定される予定だ。

資本政策では公募378,000株を実施するため、完全な売出し案件ではない。ただし新規発行による差引手取概算額は1.7億円程度にとどまり、上場による資金流入より既存株主の換金色の方が強い。手取金はエンジニアやプロダクトマネージャー等の人件費、外部専門人材への業務委託費などプロダクト開発に充当する。成長投資は中長期の競争力強化につながる一方、人材投資の先行は短期利益を圧迫する可能性もある。

akippa(627A)の事業は自ら大量の駐車場資産を抱えず、空き駐車場と利用者を仲介するアセットライト型。売上拡大と黒字定着は評価できるが、事業規模に対して利益水準はまだ厚くなく、駐車場供給の開拓やプロダクト強化を継続する必要がある。短期ではサービス認知度、低位の公開価格、親引けが評価材料になる一方、中期では利益率の改善と成長投資の成果を確認したい。

9月18日テクノクラフト(622A)ベルテックス(623A)かがやきホールディングス(624A)との4社同日上場となる。資金と投資家の関心が分散するため短期需給には明確なマイナス。ただ、akippaは他3社と事業内容が異なり、サービス認知度もあるため、4社すべてが同程度に影響を受けるとは限らない。IPO地合いが弱ければ同日上場による分散の影響が増幅しやすく、逆に地合いが良好なら吸収できる規模とみる。

初値予想:760円~850円程度
上限要因:仮条件の上振れ、親引けによる流通株減少、サービス認知度
下限要因:高い売出比率、4社同日上場、スタンダード市場への上場
参加スタンス:参加

公開価格が仮条件上限570円で決まる前提なら、下限760円は約1.33倍、上限850円は約1.49倍。仮条件の上振れ、親引けによる実質的な流通株の減少、事業の分かりやすさを上限要因とする。一方、売出比率の高さ、東証スタンダード、4社同日上場による資金分散を下限要因とする。初回の700円~780円からは上方修正するが、同日上場と出口色を考えると1.5倍超を前提にするほど強くは見ない。

ℹ️これより下の情報は、判明次第追記いたします。

公開価格

公開価格決定後に追記します。

IPO抽選結果

抽選結果発表後に追記します。

akippa(627A)のIPO初値予想:第3弾

公開価格決定後に追記します。

直前初値予想

上場日前日に追記します。

上場日の気配運用

上場日前日に追記します。

akippa(627A)のIPO初値結果

初値形成後に追記します。