Allganize Holdings(656A)のIPO(新規上場)が承認されました。上場日は11月4日(水)で、上場市場は東証グロース市場、IPO主幹事はSMBC日興証券と大和証券の2社共同主幹事となっています。
想定価格は1,250円で、公募658,100株、売出2,954,900株、OA541,900株となり、想定価格ベースの吸収金額は51.9億円(OA含む)です。事業の内容は「企業の業務自動化を支援するAIエージェント・生成AIプラットフォームの開発およびSaaS・オンプレミス形態での提供」です。
当記事ではAllganize Holdings(656A)のIPO初値予想を中心に、仮条件、公開価格、抽選結果、初値結果まで随時更新します。
<注目点>
生成AI・AIエージェントというIPOで評価されやすい事業テーマに加え、2026年9月期第3四半期累計では営業黒字へ転換しています。一方、公開規模は50億円を超え、売出株が多い点は需給面の重さにつながります。
<初値の見え方>
AI関連というテーマ性と業績改善はプラスですが、想定時価総額238.4億円、吸収金額51.9億円(OA含む)とグロースIPOとして軽量ではありません。ファンドなど既存株主による売出しが中心である点も評価を抑える要素です。
<参加判断の軸>
AIテーマへの需要が公開規模と売出主体による出口色をどこまで吸収できるかがポイントです。仮条件の設定と海外販売の配分も確認したい案件です。
Allganize Holdings(656A)のIPO基本情報

| IPO基本情報 | ||
| 上場市場 | 東証グロース | |
| 証券コード | 656A | |
| 会社名 | Allganize Holdings | |
| 設立年月日 | 2021年11月8日 | |
| 業種 | 情報・通信業 | |
| 事業の内容 | 企業の業務自動化を支援するAIエージェント・生成AIプラットフォームの開発およびSaaS・オンプレミス形態での提供 | |
| 公募株数 | 658,100株 | |
| 売出株数 | 2,954,900株 | |
| OA売出 | 541,900株 | |
| 海外募集 | あり(株数未定) | |
| IPO承認日 | 9月30日(水) | |
| 上場日 | 11月4日(水) | |
| 仮条件決定日 | 10月16日(金) | |
| BB期間 | 10月19日(月)~10月23日(金) | |
| 公開価格決定日 | 10月26日(月) | |
| 購入申込期間 | 10月27日(火)~10月30日(金) | |
| 上場時発行済株式数 | 19,073,388株 | |
| 時価総額 | 238.4億円 | |
| 吸収金額 | 51.9億円(OA含む) | |
| 想定価格 | 1,250円 | |
| IPO幹事証券・配分数 | ||
| 幹事証券名 | 配分数 | 配分割合 |
| SMBC日興証券(主幹事) | -枚 | -% |
| 大和証券(主幹事) | -枚 | -% |
| SBI証券 | -枚 | -% |
| 大和コネクト証券(委託幹事) | -枚 | -% |
IPO一次情報
Allganize Holdings(656A)のIPO(新規上場)に関する有価証券届出書に基づき、一次情報から読み取れる需給、事業、収益、および市場での評価について分析を行います。本記事は届出書提出時点の想定発行価格1,250円を前提とし、公開されたデータに基づき構成しています。
需給の全体像
Allganize Holdings(656A)の公開株数は公募658,100株、売出2,954,900株、OA541,900株で、OAを含めると4,154,900株です。想定価格1,250円ベースの吸収金額は51.9億円となり、東証グロースIPOとしては一定の規模があります。
OAを除く公開株3,613,000株のうち売出株は2,954,900株で、売出比率は約81.7%です。KDDI Open Innovation Fund 3号をはじめ、複数の国内外ファンドや創業者などが売出人となっており、資金調達だけでなく既存株主の換金色が強いIPOです。
一方、主要株主や新株予約権者には上場日から180日目となる2027年5月2日までのロックアップが設定されています。価格解除条項は記載されておらず、共同主幹事の事前承諾がない限り売却等を行わない内容です。
新株予約権による潜在株式は1,825,259株で、届出書提出日時点の発行済株式数の9.9%に相当します。ただし、新株予約権者もロックアップ対象に含まれているため、上場直後の需給への影響は限定されます。
事業の見え方
Allganize Holdings(656A)の主力となるのは企業向け生成AI・LLMアプリプラットフォーム「Alli LLM App Market」です。社内文書検索、議事録作成、契約書チェックなど100種類以上の生成AI・LLMアプリを用意し、SaaSとオンプレミスの双方で提供しています。
金融機関や官公庁など、外部クラウドへのデータ持ち出しが難しい顧客にも対応できるオンプレミス提供は特徴の一つです。2026年4月には、自然言語による指示から業務アプリやAIエージェントを生成する「Alli Coworker」も提供開始しています。
また、自社開発LLMに加え、SaaS環境ではOpenAIのChatGPTやAnthropicのClaudeなど複数のLLMを選択できる構成です。ただし、これは各LLMを利用できる技術構成についての記載であり、OpenAIとの業務提携を意味するものではありません。
収益面
Allganize Holdings(656A)の2025年9月期の売上高は13億3,600万円で前期比95.2%増と大幅に成長しました。営業損失は2億600万円でしたが、前年の7億1,900万円の営業損失から大きく改善しています。経常損失は500万円、最終利益は900万円まで改善しました。
さらに2026年9月期第3四半期累計では、売上高13億9,800万円、営業利益2億3,700万円、経常利益4億8,200万円、四半期純利益4億500万円となり、営業段階でも黒字化しています。契約社数は240社、ARPAは680万円まで上昇しています。
公募による手取金は、人材採用・育成を中心とする連結子会社への投融資と、システム投資、管理部門の人件費などに充当する予定です。成長投資を目的とした公募となっています。
評価ポイント
Allganize Holdings(656A)のプラス材料は、生成AI・AIエージェントという明確なテーマ性、売上高の高成長、直近での営業黒字転換です。SaaSだけでなくオンプレミスにも対応し、日本・米国・韓国で事業を展開している点も特徴があります。
一方、吸収金額51.9億円は小型IPOとは言えず、公開株の約8割が売出しです。多数のVC・ファンドが売出人となっているため、出口案件としての側面は明確です。また、想定価格ベースの時価総額は238.4億円となり、足元の売上規模に対して一定の成長期待を織り込んだ評価になります。
潜在株式も1,825,259株存在するため、中長期では希薄化要因として確認しておく必要があります。
プレ初値予想
Allganize Holdings(656A)はAI関連というIPOテーマは初値形成で強い材料です。直近で営業黒字化している点も、単純な赤字AIベンチャーとは異なる評価につながります。
ただし、吸収金額51.9億円という公開規模と、売出比率約81.7%の出口色は無視できません。想定価格段階では、AIテーマだけを理由に2倍近い初値まで織り込むには公開規模が大きいと見ています。
初値評価:C級
初値予想:1,650円~1,850円程度
参加スタンス:参加
想定価格1,250円に対して約32%~48%の上昇を見込む予想です。生成AI・AIエージェントというテーマ、急速な売上成長、営業黒字化を評価する一方、50億円を超える吸収金額とファンド中心の売出しが上値を抑えると考えます。
仮条件が想定価格を大きく上回る場合は割安感が薄れる一方、機関投資家需要や海外販売の配分によって需給環境が変わる可能性があります。仮条件決定後に改めて評価します。
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Allganize Holdings(656A)のIPO初値予想:第1弾
初回分析後に追記します。
仮条件価格
仮条件決定後に追記します。
Allganize Holdings(656A)のIPO初値予想:第2弾
仮条件決定後に追記します。
仮条件決定後のAI診断
仮条件決定後に追記します。
公開価格
公開価格決定後に追記します。
IPO抽選結果
抽選結果発表後に追記します。
Allganize Holdings(656A)のIPO初値予想:第3弾
公開価格決定後に追記します。
直前初値予想
上場日前日に追記します。
上場日の気配運用
上場日前日に追記します。
Allganize Holdings(656A)のIPO初値結果
初値形成後に追記します。
