ロコガイド(4497)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,640円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、個人的な私見も含めて考察してみたいと思います。

ロコガイド(4497)の上場日は4月9日(木)で、コマースOneホールディングス(4496)ステムセル研究所(7096)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

尚、このロコガイド(4497)のIPO申し込み期間は3月23日(月)~3月27日(金)ですので、IPO申し込みを考えている方はお忘れなく。

ロコガイド(4497)のIPO(新規上場)初値予想

ロコガイド(4497)のIPO(新規上場)初値予想
ロコガイド(4497)IPO初値予想

ロコガイド(4497)のIPO想定価格は2,640円となっているため、現時点では公募割れ~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めの初値予想となっており、個人的な評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このロコガイド(4497)のIPO仮条件は明日3月18日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ロコガイド(4497)の事業内容はチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」の運営ということで認知度も高く、それなりにニーズもあり、業態としての人気は高そうです。

このロコガイド(4497)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ロコガイド(4497)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,640円)で68.3億円と東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準となります。

運営しているチラシ・買い物情報サービス「トクバイ」は認知度も高く、業界最大手でニーズも高いようですが、チラシ・買い物情報サービスを配信している競合他社は数多くあり、残念ながら新規性や独自性には欠けてしまいます。

募集株式の内訳は売り出し株無しの公募株のみとなり、出口(イグジット)案件ではない点は純粋に評価されそうで、ベンチャーキャピタルの保有株もないことから、需給面は良好と言えます。

しかしながら仮条件から算出した予想PERは100倍近く、割安感はありません。かつ上場日は4月9日(木)で、3月のIPOラッシュからひと段落するかと思いきや、3社同日上場の過密スケジュールとなっています。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ロコガイド68.3億円東証マザーズみずほ証券
ステムセル研究所19.2億円東証マザーズ野村證券
コマースOneホールディングス13.1億円東証マザーズ大和証券

そして何よりも新型コロナウィルスの影響でいまだ回復の兆しが見えないこの悪い相場環境の中での上場、後述致しますが、本日上場3社も軒並み公募割れとなっていることは大きなマイナス材料となりそうです。劇的に相場が回復しない限り60億円超えのIPOには残念ながら厳しい結果しか見えません。

よって管理人の個人的なこのロコガイド(4497)のIPO参加スタンスはスルーで行く予定です。今後劇的に市況が良くなれば再考もあり得ますが、今の相場を見ているとその可能性は低そうです。

ロコガイド(4497)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのロコガイド(4497)のIPO株(公募株及び売り出し株)23,467枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事16,426枚70.0%
クレディ・スイス証券4,693枚20.0%
SBI証券704枚3.0%
野村證券前受け金不要469枚2.0%
SMBC日興証券235枚1.0%
大和証券235枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選235枚1.0%
楽天証券100%完全抽選235枚1.0%
三田証券235枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,440枚あります。

本日(3月17日)IPO(新規上場)3社の初値結果

残念ながら本日(3月17日)上場の3社もすべて公募割れとなりました。しかもいずれもシンジケートカバーでも支えきれず、引き受け価格を下回る初値形成となっております。

<ミアヘルサ(7688)のIPO(新規上場)初値結果>
公募価格:2,330円
初値価格:1,748円(9:53初値形成)
初値売却損:-58,200円
初値買い資金:2.7億円(純粋な買いは1.2億円程度)

<リビングプラットフォーム(7091)のIPO(新規上場)初値結果>
公募価格:3,900円
初値価格:3,550円(9:16初値形成)
初値売却損:-35,000円
初値買い資金:2.3億円(純粋な買いは0.8億円程度)

<ドラフト(5070)のIPO(新規上場)初値結果>
公募価格:1,580円
初値価格:1,221円(9:33初値形成)
初値売却損:-35,900円
初値買い資金:4.1億円(純粋な買いは2.0億円程度)

これで3月は14社が上場し、初値が公募価格を上回った銘柄はたったの2社、同値が1社、公募割れ銘柄に至ってはなんと11社と前代未聞の数字となっています。完全にIPO神話崩壊です。2018年12月もIPO市場はヒドかったですが、ここまでヒドい状況になったのは管理人の経験上、初めてかもしれません。連敗ストッパーはどの銘柄になるでしょうか。

アイキューブドシステムズ(4495)IPO(新規上場)中止の可能性

本日(3月17日)決定予定だったアイキューブドシステムズ(4495)の仮条件決定日が3月19日に変更と悪あがきをしています。それに伴いIPO申し込み期間も3月23日から(締め切り日は変更無し)に変更となりました。またもや上場中止(延期)となりそうな雰囲気です。

しかしこれで上場中止(延期)となったら取引所も証券会社も身勝手極まりないですね。すでにイメージダウンしていますが、さらにイメージダウンです。

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