アンビスホールディングス(7071)がIPO新規上場)承認発表されました。
昨日IPO新規上場承認発表された2社のうちのもう1社です。もう1社のAI CROSS(4476)についてのIPO詳細記事はすでにアップしております。

このアンビスホールディングス(7071)の上場日は10月9日(水)で今のところは単独上場、上場市場はJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はまたもやIPO申し込み時の前受け金が不要野村證券となっております。

9月以降は野村證券IPO主幹事案件が11社中4社と目立ちます。上述の通り前受け金が不要なので資金繰りに苦労する必要が無いので助かりますが、欲を言えばもう少しIPO当選確率が高いと嬉しいのですけどね^^;

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野村證券

アンビスホールディングス(7071)のIPO(新規上場)情報

設立:2016年10月3日
業種:サービス業
事業の内容:住宅型有料老人ホーム等「医心館」施設内における訪問看護、訪問介護、居宅介護支援及び障害者支援等の各種サービスの提供と施設運営による「医療施設型ホスピス」事業

アンビスホールディングス(7071)IPO上場承認

上場市場JASDAQスタンダード
コード7071
名称アンビスホールディングス
公募株数1,000,000株
売出し株数100,000株
オーバーアロットメント165,000株
IPO主幹事証券野村證券
IPO引受幹事証券SBI証券
上場日10月9日
仮条件決定日9月18日
ブック・ビルディング期間9月20日~9月27日
公開価格決定日9月30日
IPO申し込み期間10月1日~10月4日
想定価格2,610円(261,000円)

IPO幹事団(シンジケート)はわずか2社しかありません。

アンビスホールディングス(7071)のIPO(新規上場)事業内容等

アンビスホールディングス(7071)は株式会社アンビスホールディングス及び連結子会社1社(株式会社アンビス)の計2社で構成されており、連結子会社である株式会社アンビスに対する、住宅型有料老人ホーム等の運営及び経営に係るコンサルティング、住宅型有料老人ホーム等の用に供するための土地及び建物の賃貸の実施が収益源となっております。

アンビスホールディングス(7071)IPO事業系統図

アンビスホールディングス(7071)の主な事業内容は医療施設型ホスピス事業で、住宅型有料老人ホーム等「医心館」施設内における訪問看護、訪問介護、居宅介護支援及び障害者を対象とした居宅介護といった各種サービスの提供と施設運営事業を行っております。アンビスホールディングス(7071)は医心館事業の単一セグメントであります。

アンビスホールディングス(7071)IPO事業内容

<手取り金の使途>
上記の手取概算額2,381,200千円については目論見書に記載の第三者割当増資の手取概算額上限396,198千円と合わせて、設備資金として当社グループの「医心館事業」の新規開設に係る資金に充当し、運転資金として従業員採用費、ネットワークシステム構築及び各種業務システム整備等の費用、借入金返済資金として債務返済等に充当する予定であります。
(アンビスホールディングスのIPO(新規上場)目論見書より抜粋)

アンビスホールディングス(7071)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

アンビスホールディングス(7071)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,610円としてオーバーアロットメント含め33.0億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型サイズとなります。

アンビスホールディングス(7071)の主な事業内容は医療施設型ホスピス事業ということで今年(2019年)3月にIPO新規上場)した日本ホスピスホールディングス(7061)が記憶に新しいでしょうか。ただ日本ホスピスホールディングス(7061)は「在宅型」でしたが、今回のこのアンビスホールディングス(7071)は「医療施設型」となります。いずれにしても今後さらに進みゆく高齢化社会に対するニーズは高そうです。

ちなみに日本ホスピスホールディングス(7061)は東証マザーズ市場への上場で公開規模は21.8億円と中型でベンチャーキャピタル及び投資ファンド保有株が多く、出口案件(イグジット)と個人投資家からは敬遠されがちでしたが、結果的には機関投資家が買い上げたようで、公募価格1,000円に対して付いた初値は1,466円とほぼ1.5倍での着地となりました。しかも想定価格は780円で仮条件は840円~1,000円といった強気に次ぐ強気な公募価格決定でした。

さらに付け加えると日本ホスピスホールディングス(7061)の上場日は3社同日上場と資金分散がある中での上場でしたが、初値は上記の通り1.5倍まで高騰、さらに上場日当日はストップ高まで買われ、大引けはストップ高比例配分となりました。予想外の展開となり驚いたのを覚えています。上場以降いまだに株価は高値圏(2,500円前後)で推移しており、一度も公募価格はもちろん初値価格さえも割れていません。

今回のこのアンビスホールディングス(7071)の株主構成を見てみるとベンチャーキャピタルの保有株は無く、既存の株主には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため大きな売り圧力はありません。

上場市場がJASDAQスタンダード市場であることや公開規模が日本ホスピスホールディングス(7061)よりも少し多くはなるものの、業績は順調でホスピス事業と同業種の初値が高騰したという事実も加えるとこのアンビスホールディングス(7071)の初値も堅調にスタートしそうな雰囲気です。

もちろん今回もまた機関投資家が買い上げるというストーリーを想定することは難しいかもしれませんが、日本ホスピスホールディングス(7061)の初値形成から現在の株価推移を見ていると安心感はありますね。

よってプラスリターンになることが予想されるため、管理人の個人的なこのアンビスホールディングス(7071)のIPO参加スタンスは全力申し込みで行く予定で考えています。とは言うもののIPO幹事団(シンジケート)は主幹事含め2社しかありません。そしてこれだけ日本ホスピスホールディングス(7061)を持ち上げてはいるものの、当時は弱気申し込みだったことは黙っておきます^^;

冒頭でも申し上げている通り、IPO主幹事はまたもやIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっており、IPO株数も11,000枚とそれほど多めではないためIPO当選は厳しそうですが、宝くじ同様に申し込まないと当たらないのがIPOなのでとりあえずは申し込みます。

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アンビスホールディングス(7071)のIPO(新規上場)業績等

アンビスホールディングス(7071)のIPO経営指標
アンビスホールディングス(7071)IPO経営指標

アンビスホールディングス(7071)のIPO売上高及び経常損益
アンビスホールディングス(7071)IPO売上高及び経常損益

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