シンプレクス・ホールディングス(4373)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。連日のIPO案件の登場は嬉しいのですが、またしてもIPOの悪いクセが出て来たようで、9月は重複上場三昧です。この感じは今日も複数社の同日上場が出て来そうな雰囲気です^^;
過去に東京証券取引所に電話して上場日はどこが決めているのかを尋ねた際に、ものすごく待たされたあげく、それはもうとても不親切な方(中には親切な方もいます)が発行会社と証券会社と取引所と3社で決めていると教えて頂きました。もしこれが本当ならみんな重複上場を好んでいるということでしょうかね。
シンプレクス・ホールディングス(4373)の上場日は9月22日(水)でユミルリンク(4372)とコアコンセプト・テクノロジー(4371)と3社同日上場、上場市場は最上位クラスとなる東証一部市場への上場で、IPO主幹事は2社共同主幹事でIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券とIPO愛好家人気の低い(?)みずほ証券となっております。
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シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO(新規上場)情報
設立:2016年12月1日(実質上:1997年9月16日)
業種:情報・通信業
事業の内容:コンサルティングサービス、システム開発、運用保守
上場市場 | 東証一部 |
コード | 4373 |
名称 | シンプレクス・ホールディングス |
公募株数 | 0株 |
売出し株数 | 20,650,300株 (国内募集: (海外募集: |
オーバーアロットメント | 1,440,700株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 みずほ証券 |
IPO引受幹事証券 | 大和証券 野村證券(前受け金不要) 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 松井証券(前受け金不要) マネックス証券(100%完全抽選) SBI証券 東海東京証券 岡三証券 大和コネクト証券(委託幹事) auカブコム証券(委託幹事) 岡三オンライン証券(委託幹事) |
IPO発表日 | 8月19日(木) |
上場日 | 9月22日(水) |
仮条件決定日 | 9月6日(月) |
ブック・ビルディング期間 | 9月7日(火)~9月10日(金) |
売出価格決定日 | 9月13日(月) |
IPO申し込み期間 | 9月14日(火)~9月17日(金) |
時価総額 | 734.0億円 |
吸収金額 | 335.7億円 |
想定価格 | 1,520円(152,000円必要) |
売出し株20,650,300株については国内海外で販売される予定となっており、国内売出株式数9,604,800株及び海外売出株式数11,045,500株を目処に行われる予定ですが、最終的な内訳は売出価格決定日2021年9月13日(月)に決定される予定となっております。
そして上記をご覧の通りこのシンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO幹事団(シンジケート)の中には大和証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、岡三証券が入っているため、それぞれグループ会社となるCONNECT(コネクト)、auカブコム証券、岡三オンライン証券のIPO幹事入りもほぼ確定でしょうかね。
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シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO(新規上場)事業内容等
シンプレクス・ホールディングス(4373)はグループ会社で、シンプレクス・ホールディングス株式会社及び連結子会社6社により構成され、主な事業内容は幅広い業種の顧客企業のビジネスの成功に貢献するシステムの提案、構築、運用保守に係るITソリューションの提供となります。
シンプレクス・ホールディングスグループは、ITソリューションの提供を中心に事業活動を展開する単一セグメントであるため、セグメント別の記載はしておりませんが、主たるサービス内容の特徴を整理すると以下の通りとなっております。
シンプレクス・ホールディングスグループは幅広い業種の顧客企業の課題に対しビジネスとテクノロジー双方に精通したハイブリッド人材で編成されたプロジェクトチームが最上流のコンサルティングからシステム開発、運用保守に至るすべての工程に責任を持ち、一気通貫かつ自社完結でのトータルソリューションを提供しております。
元請けから下請けに作業を段階的に委託していく多重下請け構造が一般的な国内IT業界において、顧客企業と直接取引を行うプライム受注を徹底しつつ、下請けへの丸投げも行わない自社完結モデルを維持しています。
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
シンプレクス・ホールディングス(4373)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,520円としてオーバーアロットメント含め335.7億円と規模的に新興市場なら大型サイズですが、東証一部市場への直接上場となると大型ではあるものの大型感は感じにくく、荷もたれ感も感じるほどの水準ではありません。IPO株数は売り出し株のみで206,503枚と多くあるもののグローバルオファリングとなるため、半数以上が海外投資家へ販売される予定となっています。
上述の通りシンプレクス・ホールディングス(4373)の事業内容はコンサルティングサービス、システム開発、運用保守ということで、主には日本を代表する銀行、総合証券及びネット証券のテクノロジーパートナーとして、金融機関の収益業務をテクノロジーの側面から支援しています。IPO市場では人気化しやすい、いわゆるDX(デジタルトランスフォーメーション)関連となります。
AI(人工知能)、ブロックチェーン、クラウド技術等のキーテクノロジーを活用することにより、生命保険会社や損害保険会社、暗号資産交換業者のほか、非金融系企業を対象とした高付加価値サービスを広く提供しています。IPO人気ワードもてんこ盛りですね。
沿革を見ると2002年2月に株式会社シンプレクス・テクノロジーとしてJASDAQ市場にIPO(新規上場)しており、2004年5月には東証二部市場へと鞍替え、2005年9月には東証一部まで昇格しています。その後2013年10月にM&A、正確にはカーライルグループによるMBO(Management Buyout)により上場廃止となっていることから、今回は再上場となります。
セクターは情報・通信業で事業内容はシステムの設計、開発、運用からコンサルまでを手掛けているDX(デジタルトランスフォーメーション)関連となり、テーマ性もあり、パッと見では人気化しそうな業態に見えます。さらにグローバルオファリングとなるため、海外投資家からの爆買いがあれば初値は堅調にスタートする可能性もありそうです。
上場日は9月22日(水)でユミルリンク(4372)とコアコンセプト・テクノロジー(4371)と3社同日上場となるものの、他2社とは参加者が異なることが予想されるため、同日上場のハンデはあまり気にする必要は無いかもしれませんね。
ただやはり公募株無しの売り出し株のみは出口(イグジット)感が否めません。加えて再上場となると必然的に警戒感は高まりそうです。いずれにしても東証一部の大型案件となることから個人だけではどうしようもないため、海外投資家及び機関投資家人気がどの程度あるかが最大のポイントとなるでしょうね。初値評価は大人次第となることから難しいところですが強いて言うなら無難なところでC級評価といったところでしょうか^^;
とりあえず現時点での管理人の個人的なこのシンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO参加スタンスは中立で、まずは大手初値予想会社さんの第一弾初値予想の見解を見てから決めたいと思います。IPO株数多めのSMBC日興証券主幹事案件ということで評価が良ければ期待度が上がりますね。
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<追記>
やはりCONNECT(コネクト)がこのシンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO取り扱い決定(大和コネクト証券)
<追記>
やはりauカブコム証券もこのシンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO取り扱い決定(auカブコム証券)
<追記>
やはり岡三オンライン証券もこのシンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
結局は予想していた証券会社3社ともにIPO委託幹事(裏幹事)となりましたね。
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO(新規上場)業績等
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO経営指標
シンプレクス・ホールディングス(4373)のIPO売上収益及び営業利益
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