ブロードマインド(7343)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(710円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ブロードマインド(7343)の上場日は3月26日(金)イー・ロジット(9327)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。

尚、このブロードマインド(7343)のIPO申し込み期間は3月10日(水)~3月16日(火)となっており、この頃になると同期間のIPO申し込み被りが多くあるため、前受け金不要の証券会社は別としてその他の前受け金必要な証券会社は上手に申し込み日をずらしながらIPO申し込みを行う必要があります。特にIPO申し込みを考えている方は抜けやお忘れの無いようご注意下さい。

ブロードマインド(7343)のIPO(新規上場)初値予想

ブロードマインド(7343)のIPO(新規上場)初値予想

ブロードマインド(7343)のIPO想定価格は710円となっているため、現時点では公募価格の2.1倍~2.8倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの初値評価となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このブロードマインド(7343)のIPO仮条件は明日3月8日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ブロードマインド(7343)の事業内容は主に金融商品などに係るソリューションをワンストップで提供するフィナンシャルパートナー事業ということで、金融商品の来店型業務及び訪問型業務の保険業で対面型となることから、残念ながらIPO市場では人気の高まりやすいインターネットを活用した非対面型のフィンテック系ではありません。

このブロードマインド(7343)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ブロードマインド(7343)の公開規模はIPO想定価格ベース(710円)で7.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて9,000枚と多くもなく少なくもなくといったところです。

上述の通りセクターは「保険業」でIPO市場では特に人気化する要素のないセクターとなります。まだ金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせたフィンテック(FinTech)系なら人気化も見込まれたと思いますが、店舗型や訪問型など対面型となると、このコロナ禍の中では業績を見てもすでに頭打ち感があり、中身勝負となれば人気化するのは厳しいかもしれません。

ただ株主の中にベンチャーキャピタルの保有株はなく、上位株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップがしっかり掛かっているため、大きな売り圧力はありません。その上、公開規模はIPO想定価格(710円)ベースで7.3億円と軽いため需給主導で買い上げられる可能性が強いことから、結局のところは地合い次第という面がいつもに増して強そうです。

ブロードマインド(7343)の上場日は3月26日(金)イー・ロジット(9327)2社同日上場となりますが、両者合わせても公開規模は20億円~30億円レベルと大きくはないため、資金分散の影響はほぼ無いと考えられます。さらに今年(2021年)の3月は言うほど過密スケジュールにもなっていないので買い疲れが起こりにくいことも考えられます。

みずほ証券は単価が1,000円未満の低単価案件は複数株セット配分になる傾向があります。ただしホットイシュー案件は低単価でも単元(100株)配分となることがあります。下記のシキノハイテック(6614)の時も当初は100株配分となっていましたが、数日後には200株1セット配分に変更されていました。

しかし今回のブロードマインド(7343)はホットイシュー扱いとなっているようで、100株配分のままで変更はありませんでした。広く浅く配分希望型の管理人にとって通常配分は嬉しい配分です。下記画像2つは同じ内容ですが同一画像ではありません^^;

IPO新規上場承認発表時(旧)
ブロードマインド(7343)IPOみずほ証券委託

今回確認時(新)
ブロードマインド(7343)IPOみずほ証券2

事業内容に魅力的な面は少ないものの、この規模で公募割れは考えにくく、評価的にもA級評価となるため、管理人の個人的なこのブロードマインド(7343)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。

個人的に昨年末当たりからみずほ証券とは相性が良くなっている傾向があるので、IPO市場が好調なうちに一つでも多くIPO当選が欲しいところです。

ブロードマインド(7343)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのブロードマインド(7343)のIPO株(公募株及び売り出し株)9,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
みずほ証券(主幹事8,100枚90.0%
SBI証券270枚3.0%
楽天証券100%完全抽選270枚3.0%
マネックス証券100%完全抽選180枚2.0%
松井証券前受け金不要90枚1.0%
あかつき証券90枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,350枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであればやはりIPO主幹事のみずほ証券は外せませんが、100%完全抽選の楽天証券マネックス証券も数百枚レベルで引き受けがあるため、可能性的にはそこそこあるかもしれません。いずれにしても平幹事含めてしっかり申し込んでおきたいところですね。

<追記>
ブロードマインド(7343)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:710円
IPO仮条件:710円~810円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は7.3億円~8.3億円となりました。

<追記>
ブロードマインド(7343)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,800円~2,200円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。

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