コンフィデンス(7374)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,720円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
コンフィデンス(7374)の上場日は6月28日(月)で久しぶりの単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はみずほ証券となっております。
このコンフィデンス(7374)は6月IPOの中でも数少ない単独上場となりますが、IPO申し込み期間は6月10日(木)~6月16日(水)となっており、まだまだ怒涛のIPO申し込みラッシュ継続中となっているため、他のIPOとの申し込み期間被りがかなり多くあります。
IPO申し込みを考えている方はしっかりと日程確認をして、IPO申し込み忘れの無いようご注意下さい。IPO主幹事がみずほ証券で同一資金でのIPO重複申し込みが可能な点は資金的にまだ救いかもしれませんね。
コンフィデンス(7374)のIPO(新規上場)初値予想
コンフィデンス(7374)のIPO想定価格は1,720円となっているため、現時点では公募価格の1.7倍~2.3倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このコンフィデンス(7374)のIPO仮条件は週明け6月8日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
コンフィデンス(7374)の事業内容はゲーム・エンターテイメント業界向け人材派遣・人材紹介・受託事業及びメディア事業ということで、ゲーム業界に特化した人材派遣事業となり、新規性は無いもののゲーム関連はIPO市場でも人気化しやすい傾向があります。
このコンフィデンス(7374)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
コンフィデンス(7374)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日(5月24日)は月曜日ということでおとなしめで1社のみのIPO新規上場承認発表 …
コンフィデンス(7374)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,720円)で10.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなるため、荷もたれ感はありません。IPO株数も公募株及び売り出し株含めて5,400枚と少なめとなります。
久しぶりの単独上場で胸をなでおろしたいところですが、単独上場はたまたまこの6月28日(月)だけで翌日6月29日(火)はまたもや4社同日上場と、休む暇はありません。いやはやホントに今年(2021年)の6月は異例中の異例ですね。年末(12月)や年度末(3月)に負けず劣らずの賑わいとなっています。
某大手情報では日本の実業家でセガ・エンタープライゼス元社長の中山隼雄氏本人及びその関連会社(アミューズキャピタル)が出資している案件となることから注目度は高いようです。主要取引先にも株式会社セガゲームスが入っていることから一定の忖度がありそうですね。
ベンチャーキャピタルの保有株があるものの初値形成後でないと売却できないタイプのロックアップとなるため、上場時の余計な売り圧力とはなりません。連日の重複上場劇による買い疲れがどの程度の影響を与えるのかは未知数ですが、ひとまず安パイと言える内容ではないかと思われます。
いずれにしてもこの事業内容と規模で公募割れする可能性は限りなく低いと考えられるため、管理人の個人的なこのコンフィデンス(7374)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行くつもりです。
コンフィデンス(7374)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのコンフィデンス(7374)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,400枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 4,428枚 | 82.0% |
SBI証券 | 756枚 | 14.0% |
SMBC日興証券 | 54枚 | 1.0% |
松井証券(前受け金不要) | 54枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 54枚 | 1.0% |
エース証券 | 54枚 | 1.0% |
マネックス証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が810枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればやはりIPO主幹事となるみずほ証券からの申し込みは必須レベルとなります。残るIPO幹事団(シンジケート)はどれも当選の期待度が上がるほどの株数ではありませんが、銘柄的にも資金の許す限りしっかりと申し込んでおきたいところです。
それとこの記事とはあまり関係ないのですが、先ほど来週からのIPO申し込みの予定を立てていたのですが、来週からのIPO申し込みは本当にエグいです。かなりの資金移動をしないといけません。特に最近は1社のIPO案件に対してIPO幹事団(シンジケート)が無駄に多いので下位証券まで攻めようとすると作業が何倍にもなります^^;
IPOがたくさん出て来るのは嬉しい反面、重なり過ぎると資金繰りに苦労します。重複上場で嬉しいのは取引所と証券会社ぐらいでしょうかね。個人投資家の売買手数料を無料化にすることにより、その分をどこからか補填しなくてはいけないため、経営という面で見ると個人同様に証券会社もIPOが欲しくて仕方ないのでしょうかね。
<追記>
コンフィデンス(7374)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,720円
IPO仮条件:1,680円~1,760円
IPO想定価格が中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.4億円~10.9億円となりました。
<追記>
コンフィデンス(7374)の第二弾初値予想が発表されたようです。
3,500円~4,000円
IPO仮条件が中間値となるやや強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更ありません。
IPO歴10年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPOにオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
⇒ IPO投資用オススメ証券会社ランキング
IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。