QPS研究所(5595)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(380円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

QPS研究所(5595)の上場日とIPO申込期間

QPS研究所(5595)の上場日は2023年12月6日(水)単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証グロース市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券となっております。

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このQPS研究所(5595)のIPO申し込み期間は11月20日(月)~11月27日(月)となっており、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが1社のみあるものの、2~3日程度ズラせば避けることもできるため、申し込まれる方は基本的に資金移動などを気にする必要はありません。ただその際は申込忘れにご注意下さい。

QPS研究所(5595)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

QPS研究所(5595)のIPO(新規上場)初値予想

QPS研究所(5595)のIPO想定価格は380円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想については期待値を込めて強めA級評価に設定させて頂いております。

なお、このQPS研究所(5595)のIPO仮条件は今週11月17日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

QPS研究所(5595)の事業内容

QPS研究所(5595)の事業内容は小型SAR衛星の開発、製造、小型SAR衛星より取得した画像データ販売ということで、世界トップレベルの高精細小型レーダー衛星「QPS-SAR」の開発及び製造を行い、夜間や天候不良時でも任意の対象を高分解能・高画質で観測できるSAR(合成開口レーダー)衛星で取得した画像の提供を行っています。

QPS研究所(5595)IPO準リアルタイム観測

このQPS研究所(5595)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

QPS研究所(5595)のブルベア要素とIPO参加スタンス

QPS研究所(5595)の市場からの吸収金額はIPO想定価格380円としてオーバーアロットメント含め25.0億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感のある水準となります。

IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで57,208枚と多めにありますが、簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売もあり、10.0億円に相当する株式数を上限とした親引けもあるため、公開規模及びIPO株数は縮小(減少)することから、IPOの当選確率は思ったほど高くは無さそうです。

そして今回もこのQPS研究所(5595)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が小型SAR(合成開口レーダー)衛星の開発と、今年(2023年)4月12日(水)上場で公開価格のおよそ4.0倍の初値を付けたispace(9348)を彷彿させる宇宙ベンチャーで、今回も世界トップレベルの高精細小型レーダー衛星技術を持っておりテーマ性や注目度は抜群です。

単価も個人投資家が買いやすい低単価設定となっており、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)など既存株主の取得単価はほぼ700円とIPO想定価格(380円)のおよそ1.8倍。公開規模はIPO想定価格(380円)ベースで25.0億円となりますが、10.0億円相当の株式がコーナーストーン投資家(上場承認時に一定額の株式取得を約束する投資家)に売付け(親引け)される予定となっており、簡易型のグローバルオファリングで、海外投資家への販売分なども差し引くと公開規模は10.0億円~15.0億円程度まで縮小される可能性があります。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としては業績が赤字で黒字化の目途がたっておらず、ispace(9348)の株価が公開価格割れこそしていないないものの、初値価格割れで推移していることは多少なりともネガティブ要因となる可能性がありそうです。IPO地合いも不透明でベンチャーキャピタル(投資ファンド)保有株も多く、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の動向次第では思ったほど伸びないという結果もあり得るかもしれません。

とはいえ、公募割れする可能性は限りなく低く、初値高騰となる可能性を秘めている宇宙ベンチャーというお祭りIPOになることは間違いないと考えられるため、管理人の個人的なこのQPS研究所(5595)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極参加で行きます。

QPS研究所(5595)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのQPS研究所(5595)のIPO株(公募株)57,208枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分や親引け分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事53,203枚93.0%
みずほ証券743枚1.3%
SBI証券572枚1.0%
東海東京証券458枚0.8%
岡三証券458枚0.8%
FFG証券458枚0.8%
香川証券458枚0.8%
楽天証券100%完全抽選286枚0.5%
松井証券前受け金不要286枚0.5%
マネックス証券100%完全抽選286枚0.5%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が8,581枚あります。

積極的にこのQPS研究所(5595)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSMBC日興証券からのIPO申し込みは外せません。その他平幹事の中には抽選割合の多いネット証券(SBI証券楽天証券松井証券マネックス証券)もしっかり入っており、ひとまず三桁レベルの持ち分があるので、狙えない数字では無さそうです。

QPS研究所(5595)のIPO仮条件決定

QPS研究所(5595)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:380円
IPO仮条件:380円~390円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となり、募集株も公募株及びオーバーアロットメントが以下の通り大幅に増加しています。

公募株:5,720,800株 → 8,918,600株
オーバーアロットメント:858,100株 → 1,337,700株

この募集株の増加及び仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は38.9億円~40.0億円となりました。呼び水効果もあって益々期待値が上がりますね。

QPS研究所(5595)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

QPS研究所(5595)の第二弾初値予想が発表されたようです。

600円~800円

IPO仮条件が強気な設定となった上に募集株も増加されたことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価で変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極参加で変更はありません。

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