JDSC(4418)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,620円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
JDSC(4418)の上場日と申込期間
JDSC(4418)の上場日は12月20日(月)で、HYUGA PRIMARY CARE(7133)とグローバルセキュリティエキスパート(4417)と3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高い大和証券とSBI証券の2社共同主幹事となっております。
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なお、このJDSC(4418)のIPO申し込み期間は12月3日(金)~12月9日(木)となっており、いよいよIPO申し込みラッシュ突入となっていますので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要がありますので、ご注意下さい。
JDSC(4418)のIPO初値予想 第1弾
JDSC(4418)のIPO想定価格は1,620円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~1.8倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このJDSC(4418)のIPO仮条件は週明け12月2日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。
JDSC(4418)の事業内容
JDSC(4418)の事業内容はAIや機械学習等を活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業及びITシステムの開発と運用事業ということで、AI(人工知能)を活用したソリューションの開発及び販売を行っている企業となります。
このJDSC(4418)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
JDSC(4418)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月15日)IPO新規上場承認発表があった3社のうちの1社となります。 すでに3 …
JDSC(4418)の簡易考察とIPO参加スタンス
JDSC(4418)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,620円)で45.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて24,400枚と比較的多めにありますが、海外投資家への販売もあります。
今回もこのJDSC(4418)のポジティブ材料とネガティブ材料をそれぞれ探ってみます。
まずポジティブ材料としては、やはり事業内容がIPO市場では人気化しやすいAI(人工知能)関連となる点が一番大きいでしょうか。しかも海外投資家への販売もあり、特にこういったAI(人工知能)関連やSaaS関連は海外投資家人気も高く、業績もすでに黒字化していることから積極的な買いが入りそうです。大手五大証券がすべて主幹事含め幹事団(シンジケート)の中に入っているということも一定安心材料となりそうです。
逆にネガティブ材料としては東証マザーズ上場でIPO想定価格(1,620円)ベースで45.4億円というやや重めのサイズ感と、上場日が3社同日上場になることや、このあと襲ってくる連日のIPOラッシュ(消化試合)による警戒感から需給面での不安がある点でしょうか。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
HYUGA PRIMARY CARE | 8.8億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
JDSC | 45.4億円 | 東証マザーズ | 大和証券 |
グローバルセキュリティエキスパート | 19.1億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券 |
とは言うものの、痩せても枯れてもAI(人工知能)関連はIPO市場では鉄板の人気業態です。海外投資家の人気度合いにも寄りますが、おおむね初値は堅調にスタートすることが予想されます。
よって管理人の個人的なこのJDSC(4418)のIPO参加スタンスは当初の予定通り引き続き全力申し込みで行く予定です。IPO主幹事は毎回比較的当選報告も多く、人気の高い2社共同主幹事(大和証券、SBI証券)となる点は嬉しいですね。
SBI証券のIPOチャレンジポイントを使うという選択肢も考えましたが、やはり前代未聞のIPOラッシュとなり、動向が読めないということから、個人的には使用しないという選択となりそうです。
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海外投資家への配分は半数未満の制限がありませんので、海外人気が高ければ国内販売分が少なくなり、IPO当選は困難となります。逆に海外配分が少なければ人気が低かったという見方となり、初値が怪しくなるという微妙な環境ですね^^;
JDSC(4418)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのJDSC(4418)のIPO株(公募株及び売り出し株)24,400枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。現時点では海外投資家への販売分は考慮しておりません。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
大和証券(主幹事) | 19,277枚 | 79.0% |
SBI証券(主幹事) | 3,172枚 | 13.0% |
SMBC日興証券 | 732枚 | 3.0% |
みずほ証券 | 317枚 | 1.3% |
野村證券(前受け金不要) | 317枚 | 1.3% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 244枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 122枚 | 0.5% |
いちよし証券 | 73枚 | 0.3% |
岩井コスモ証券 | 73枚 | 0.3% |
岡三証券 | 73枚 | 0.3% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,660枚あります。
2社共同主幹事とはいえ、2番手のSBI証券は1番手の大和証券に比べると随分と差があります。ただ平幹事に比べると当然ながら多い数字となるため、積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、やはりこの2社は外せません。その他証券会社は今後のIPO申し込み分の余力資金と相談しながらの参戦となりそうです。
JDSC(4418)のIPO仮条件決定
JDSC(4418)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,620円
IPO仮条件:1,620円~1,680円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は45.4億円~47.1億円となりました。
JDSC(4418)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
JDSC(4418)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,000円~2,200円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。ただ個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き積極的参加で変更はありません。
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