JDSC(4418)がIPO新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月15日)IPO新規上場承認発表があった3社のうちの1社となります。

IPO新規上場承認発表3社2021.11.15

すでに3社中の1社となるHYUGA PRIMARY CARE(7133)については下記記事にてご紹介させて頂いておりますが、もう1社のグローバルセキュリティエキスパート(4417)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。

JDSC(4418)の上場日は12月20日(月)で、HYUGA PRIMARY CARE(7133)グローバルセキュリティエキスパート(4417)3社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事もIPO愛好家人気の高い大和証券SBI証券の2社共同主幹事となっております。

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JDSC(4418)のIPO(新規上場)情報

設立:2018年7月23日
業種:情報・通信業
事業の内容:AIや機械学習等を活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業及びITシステムの開発と運用事業

JDSC(4418)IPO上場承認

上場市場東証マザーズ
コード4418
名称JDSC
公募株数400,000株
売出し株数2,040,000株
オーバーアロットメント366,000株
IPO主幹事証券大和証券
SBI証券
IPO引受幹事証券SMBC日興証券
みずほ証券
野村證券前受け金不要
三菱UFJモルガン・スタンレー証券
マネックス証券100%完全抽選
いちよし証券
岩井コスモ証券
岡三証券
大和コネクト証券委託幹事
岡三オンライン証券委託幹事
auカブコム証券委託幹事
IPO発表日11月15日(月)
上場日12月20日(月)
仮条件決定日12月2日(木)
ブック・ビルディング期間12月3日(金)~12月9日(木)
公開価格決定日12月10日(金)
IPO申し込み期間12月13日(月)~12月16日(木)
時価総額207.5億円
吸収金額45.4億円
想定価格1,620円(162,000円必要)

売出株式2,040,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、売出価格決定日12月10日(金)に決定されます。

そしてこのJDSC(4418)のIPO主幹事は大和証券SBI証券となっていることから、それぞれグループ会社となるCONNECTコネクト)とSBIネオトレード証券IPO委託幹事(裏幹事)入りがほぼ確定となりそうです。

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さらにIPO幹事団(シンジケート)の中には三菱UFJモルガン・スタンレー証券岡三証券が入っているため、それぞれグループ会社となるauカブコム証券岡三オンライン証券IPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。

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IPO委託幹事(裏幹事)の大安売り状態で4社追加されれば、総勢14社で挑む形になりますね。でも今回はそれほど小型案件ではないので、挑む価値はありそうです。

JDSC(4418)のIPO(新規上場)事業内容等

JDSC(4418)は「AIソリューション事業」の単一セグメントであり、各産業を代表する大手企業をパートナーとする共同研究開発を通じて、産業共通課題を解決するAI関連のサービスやソリューションを多数創出し、それらを自社プロダクトとして他企業にも提供する形で産業全体に幅広く横展開することで収益を計上しています。

JDSC(4418)IPO事業内容

需要予測関連ソリューション、マーケティング最適化ソリューション、データ基盤構築ソリューション等の7つのサービスを展開しており、事業は一過性のAIアルゴリズム受託開発やシステム受託開発、コンサルティングビジネスとは異なり、産業全体の課題に対してAIを活用して改善効果を創出し継続的な収入を得るという特徴を有しております。

JDSC(4418)IPO特徴

JDSC(4418)のAIソリューション事業の特徴と優位性は「AIアルゴリズムに関する技術面での豊富な知見」「AIによる解決策の提示から実行まで一気通貫で支援するビジネス面での高い執行能力」及び「大手企業との共同開発(Joint R&D)と産業横展開を両立する生産性の高いビジネスモデル」にあります。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

【手取金の使途】
手取概算額638,000千円については、①新規顧客開拓やプロダクト開発への人件費、②新規プロダクト創出のための研究開発費、③通信費に充当する予定であります。
なお、上記使途以外の残額は、将来における人員増加に対応するための事業所拡充等の当社事業の成長に寄与する支出又は投資に充当する方針でありますが、当該内容等について具体化している事項はなく、具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(JDSCのIPO目論見書より一部抜粋)

JDSC(4418)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス

JDSC(4418)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,620円としてオーバーアロットメント含め45.4億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて24,400枚と比較的多めにありますが、海外投資家への販売もあります。

上述の通りJDSC(4418)の事業内容はAIや機械学習等を活用したアルゴリズムモジュールの開発とライセンス提供事業及びITシステムの開発と運用事業ということで、IPO市場では良い意味で中身度外視で文句無しに人気化するAI(人工知能)関連事業となります。

設立が2018年7月と若いので気になりましたが、沿革を見ると2013年12月に設立した一般社団法人日本データサイエンス研究所が前身となっており、その後事業拡大のために事業の一部譲渡を受ける形で2018年7月に株式会社日本データサイエンス研究所(現:株式会社JDSC)を設立したという流れになっているようです。

JDSC(4418)は日本の産業をアップグレードすることを使命とした東京大学発のAI企業ということで、ビッグデータ、機械学習、IoT、ロボティックスなど、デジタル領域で東京大学が膨大な知見を有していることから、東京大学の複数の研究室と協力し、知の社会還元と実装をリードしています。公式サイトにある管理人には縁遠い安田講堂(東京大学大講堂)が輝かしいですね^^;

JDSC(4418)IPO東京大学

JDSC(4418)の今回のIPO新規上場)に際する募集株の内訳は公募株400,000株に対して売り出し株2,040,000株で売り出し比率5.1倍、その売り出し株の1,680,000株(82.3%)がベンチャーキャピタルとなるものの、 東大承認のUTEC4号投資事業有限責任組合(東京大学エッジキャピタルパートナーズ)で大学系スタートアップ支援型のベンチャーキャピタルとなることから、出口(イグジット)感は薄いです。

人気業態で業績も黒字化しており増収増益、公開規模にやや荷もたれ感を感じるものの、海外販売もあるため、十分吸収は可能なサイズ。悪地合いの中の3社同日上場やIPOラッシュスタート期となる点がマイナス方向に向く可能性はありますが、ひとまずの初値評価は少なくともAI(人工知能)関連と言うことでB級評価と言えるでしょうか。幹事構成も大手五大証券がすべて揃っているので一定の安心感もあるため、地合い回復の兆しが見えればこのサイズでもA級評価になるかもしれません。

よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのJDSC(4418)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題無いと考えます。IPO主幹事は2社共同主幹事で大和証券SBI証券で、個人的には比較的相性の良い証券会社ということから積極的にIPO当選を狙って行きたいと思います。単価が安いので微妙なところではありますが、場合によってはSBI証券IPOチャレンジポイントを使うという選択肢もあるかもしれません。

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<追記>
やはり大和コネクト証券がこのJDSC(4418)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。大和証券主幹事案件なので少しは期待値が上がりますね。

JDSC(4418)のIPO取り扱い決定大和コネクト証券
JDSC(4418)IPO大和コネクト証券

<追記>
やはり岡三オンライン証券もこのJDSC(4418)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

JDSC(4418)のIPO取り扱い決定岡三オンライン証券
JDSC(4418)IPO岡三オンライン証券

JDSC(4418)のIPO(新規上場)業績等

JDSC(4418)のIPO経営指標
JDSC(4418)IPO経営指標

JDSC(4418)のIPO売上高及び経常損益
JDSC(4418)IPO売上高及び経常損益

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