オキサイド(6521)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,480円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
オキサイド(6521)の上場日は4月5日(月)で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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尚、このオキサイド(6521)のIPO申し込み期間は3月18日(木)~3月24日(水)となっており、この頃はIPO申し込み時期被りが微妙にズレているため、上手に申し込み日をズラしながらIPO申し込みをすれば資金不足に陥ることは無いかと思いますが、無駄にIPO幹事団(シンジケート)が多いので作業は大変かと思います。
あとは申し込み日をズラしたりIPO幹事団(シンジケート)が多いと抜けや申し込み忘れが生じる可能性があるため、IPO申し込みを考えている方は抜けや申し込み忘れの無いようご注意下さい。
オキサイド(6521)のIPO(新規上場)初値予想
オキサイド(6521)のIPO想定価格は2,480円となっているため、現時点では公募価格の1.6倍~2.0倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの初値評価となっておりますが、個人的な初値評価については強めA級評価に設定させて頂いております。
このオキサイド(6521)のIPO仮条件は明後日3月16日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
オキサイド(6521)の事業内容は光学分野における酸化物単結晶、光部品、レーザ光源、計測装置などの開発・製造・販売ということでネット関連のような派手さははありませんが、単結晶育成装置を保有している世界で唯一の企業となることからオンリーワン企業となるため、素直に人気は高まりそうです。
このオキサイド(6521)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
オキサイド(6521)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。早くも4月第一号IPOの登場です。この雰囲気だと某情報通り3月と4月は分散されており、 …
オキサイド(6521)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,480円)で30.8億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて10,829枚と万枚超えで比較的多めにあります。
好調な半導体関連銘柄で技術力の高さは上記オキサイド(6521)IPO上場承認記事でも記載させて頂いている通り折り紙付きです。高品質な「スーパーLN・スーパーLT単結晶」を量産できるのは世界的にもこのオキサイド(6521)だけとなることから、すでに海外企業や大手企業との提携が数多くあります。
既存株主の中にはベンチャーキャピタルの保有株9社768,500株もあり、上位大株主含めて基本的には90日間のロックアップが掛かっていますが、4社348,000株のみは公開価格の1.5倍となれば解除可能となり売却可能となります。
実質的な今年(2021年)第一号IPOは半導体関連となるQDレーザ(6613)がIPO(新規上場)として登場し、公開価格比2.3倍超えと初値を大きく伸ばしました。そして新年度(4月)第一号IPOはまたもや半導体関連となるこのオキサイド(6521)の登場となります。偶然ながらも今年(2021年)の新年及び新年度第一号IPOは半導体関連での幕開けとなっていますね。
市場からの吸収金額はIPO想定価格(2,480円)ベースで30.8億円と軽量ではないものの、上場日は4月5日(月)で単独上場であることからも、とりあえずは需給主導で初値は好スタートとなりそうです。
よって管理人の個人的なこのオキサイド(6521)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きます。個人的にIPO投資はIPO当選後の初値売りで売却益を狙う投資法という位置づけのため、事業内容は二の次的な考えがありますが、このオキサイド(6521)は今年(2020年)2月に上場したcoly(4175)に続いて、素直に欲しいIPO銘柄と思いました。
オキサイド(6521)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのオキサイド(6521)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,829枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 9,530枚 | 88.0% |
大和証券 | 758枚 | 7.0% |
SMBC日興証券 | 217枚 | 2.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 108枚 | 1.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 108枚 | 1.0% |
極東証券 | 27枚 | 0.25% |
水戸証券 | 27枚 | 0.25% |
SBI証券 | 27枚 | 0.25% |
岡三証券 | 14枚 | 0.12% |
岩井コスモ証券 | 13枚 | 0.12% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,624枚あります。
やはり積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるは野村證券はハードルが高いとはいえ割り当て数(推定88%)から見ても外せません。残りの幹事団(シンジケート)は数%しかありませんが、楽天証券とマネックス証券は100%完全抽選となることから平幹事の中でも両者ともに唯一100枚超えとなることからまだチャンスはあるかもしれませんね。
<追記>
オキサイド(6521)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:2,480円
IPO仮条件:2,480円~2,800円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。上限が大幅に上がりましたね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は30.8億円~34.8億円となりました。
<追記>
オキサイド(6521)の第二弾初値予想が発表されたようです。
6,000円~7,000円
IPO仮条件が強気な設定となったことやその他モロモロで、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限とも大幅に上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無しで、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。
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