Repertoire Genesis（9217）IPO（新規上場）初値予想！今の悪環境では荷もたれ感強く消化不良！？

Repertoire Genesis（9217）の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース（1,640円）ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団（シンジケート）の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Repertoire Genesis（9217）の上場日とIPO申込期間

Repertoire Genesis（9217）の上場日は2022年3月18日（金）で単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はお腹いっぱいのみずほ証券となっております。

このRepertoire Genesis（9217）のIPO申し込み期間は3月2日（水）～3月8日（火）となっており、他のIPO案件1社との申し込み期間被りがあるため、申し込まれる方は少し資金割り振りに注意が必要です。

Repertoire Genesis（9217）のIPO（新規上場）初値予想 第1弾

Repertoire Genesis（9217）のIPO想定価格は1,640円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍～1.0倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入れた弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

このRepertoire Genesis（9217）のIPO仮条件は明日2月28日（月）決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Repertoire Genesis（9217）の事業内容

Repertoire Genesis（9217）の事業内容は免疫多様性解析を基盤とした新規診断法・治療法の開発支援ということで、免疫系の多様性と特異性の把握に必須の次世代型「TCR/BCRレパトア解析」を開発し、最先端テクノロジーを活用したサービスを提供しているバイオベンチャーとなります。

このRepertoire Genesis（9217）の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Repertoire Genesis（9217）のブルベア要素とIPO参加スタンス

Repertoire Genesis（9217）の公開規模はIPO想定価格ベース（1,640円）で31.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなりますが、今年（2022年）の環境下では荷もたれ感を強く感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて16,620枚と比較的多めにありますが、海外投資家への販売もあるため、当選確度としては低めとなりそうです。

そして今回もこのRepertoire Genesis（9217）のブル要素（ポジティブ材料）とベア要素（ネガティブ材料）をそれぞれ要約して考察してみます。

まずブル要素（ポジティブ材料）としては免疫系を応用した医療開発支援で、独自開発の免疫解析技術（TCR/BCRレパトア解析）は医療業界では期待値が高く、その分売上成長率も高くなっています。大きく化けるような業態ではないものの大きな赤字にもなりにくく、安定性のある業態と言えます。

ベア要素（ネガティブ材料）としてはやはり東証マザーズ上場でIPO想定価格（1,640円）ベースで31.3億円という大きさです。IPOも回復傾向にあるかと思いましたが、買われるものが買われるという至極当たり前の流れになっており、このRepertoire Genesis（9217）は残念ながら買われる銘柄とは言い難い部分があります。

さほど環境が変わっていない今のこの悪地合いの中でのこのサイズ感の上場はもはやチャレンジと言えるレベルかもしれません。大方の見方は上場中止（延期）か公募割れが関の山といったところでしょうか。

よって管理人の個人的なこのRepertoire Genesis（9217）のIPO参加スタンスはスルーの方向で行く予定です。環境回復の兆しが見えれば一部参加もあり得ますが、今の状況ではIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの参加となりそうです。

Repertoire Genesis（9217）のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのRepertoire Genesis（9217）のIPO株（公募株及び売り出し株）16,620枚のIPO引き受け幹事団（シンジケ－ト）への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

上記とは別でOA（オーバーアロットメント）分が2,493枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、圧倒的引き受け株数を誇るIPO主幹事のみずほ証券は外せません。残る平幹事はいずれもどんぐりの背比べレベルとなりますが、その中でも唯一100%完全抽選の楽天証券が一歩抜きん出ているという感じでしょうか。

Repertoire Genesis（9217）のIPO仮条件決定

Repertoire Genesis（9217）のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格：1,640円
IPO仮条件：750円～1,050円

IPO想定価格を大幅に下回る弱気なIPO仮条件設定となり、募集株も公募株はそのままで売り出し株及びオーバーアロットメント分が削減となっています。

公募株：930,000株 → 930,000株（変更無し）
売出株：732,000株 → 528,000株
OA：249,300株 → 218,700株

そしてこの仮条件設定と募集株の削減に伴い市場からの吸収金額は12.5億円～17.6億円となり、当初の31.3億円から大幅に縮小されました。まだ上場する気は満々のようですね。

Repertoire Genesis（9217）のIPO（新規上場）初値予想 第2弾

Repertoire Genesis（9217）の第二弾初値予想が発表されたようです。

公募割れ

IPO仮条件がIPO想定価格を大幅に下回る弱気な設定となったことや足元の環境の悪さから、IPO初値予想第二弾は公募割れとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもD級評価からE級評価に変更させて頂き、IPO参加スタンスについてはIPOチャレンジポイント狙いでSBI証券からのみの申し込みで変更はありません。