Waqoo(4937)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,880円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
Waqoo(4937)の上場日は6月29日(火)でオムニ・プラス・システム・リミテッド(7699)とリヴァンプ(4070)とBlueMeme(4069)と4社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSBI証券となっているため、記事後半でIPOチャレンジポイントについての考察もしておきたいと思います。
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このWaqoo(4937)のIPO申し込み期間は6月14日(月)~6月18日(金)となっており、この頃になるととりあえず一番の山は乗り越えているものの、まだまだ怒涛のIPO申し込みラッシュ期間となっていることには変わりません。
他のIPOとの申し込み期間被りはたくさんあるため、IPO申し込みを考えている方はしっかりと申し込み判断と日程を確認して、IPO申し込み忘れの無いようご注意下さい。IPO主幹事がSBI証券ということで同一資金でのIPO重複申し込みが可能な点は資金的に考えるとまだ救いかもしれません。
Waqoo(4937)のIPO(新規上場)初値予想
Waqoo(4937)のIPO想定価格は1,880円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.1倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についてもやや強めB級評価に設定させて頂いております。
このWaqoo(4937)のIPO仮条件は今週6月10日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
Waqoo(4937)の事業内容はデジタルマーケティングを活用したオリジナルブランド(化粧品等)の企画・開発及び自社のECサイト等を通じた一般消費者への販売ということで、炭酸スキンケア「HADA NATURE(肌ナチュール)」を主力商品とした化粧品メーカーとなります。
このWaqoo(4937)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
Waqoo(4937)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。Waqooと書いて「ワクー」と読むようです。 本日(5月26日)は1社のみですが、もう …
Waqoo(4937)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,880円)で11.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて5,095枚と少なめです。
炭酸スキンケア「HADA NATURE(肌ナチュール)」を主力商品とした企画・開発及び販売を行っており、化粧品メーカとなるものの製造工程は外部委託ということから、自社工場を持たないファブレスメーカーとなります。
EC(電子商取引)サイトでの商品販売に特化した化粧品メーカーということで、このコロナ禍による巣ごもり特需も手伝って業績は大幅に伸ばしています。
Waqoo(4937)の上場日は6月29日(火)でオムニ・プラス・システム・リミテッド(7699)とリヴァンプ(4070)とBlueMeme(4069)と4社同日上場と6月3度目の4社同日上場となります。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
オムニ・プラス・システム・リミテッド | 9.6億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
リヴァンプ | 39.8億円 | JASDAQスタンダード | 野村證券 |
BlueMeme | 24.7億円 | 東証マザーズ | 東海東京証券 |
Waqoo | 11.0億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
6月第4週火曜日から全13社(4社-3社-4社-2社)の連日重複上場という魔の週が終わったと思えば、月曜日1日置いてまたもや4社同日上場と大混雑。山場は超えた形となりますが、同時に相当の買い疲れも発生しているものと考えられます。
そしてIPO主幹事がSBI証券ということで、やはりIPOチャレンジポイントを使うかどうかを考える場面でしょうか。6月は5社、7月も1社とSBI証券主幹事案件が多くあるので、IPOチャレンジポイントをどのIPO案件で使うかどうか悩ましいところです。もちろんこんなIPOラッシュでは使わないという方もいらっしゃるでしょうね。
Waqoo(4937)のIPO募集株数は5,095枚となることから過去統計を元に推測すると200株1セット配分となるのがセオリーです。しかしながら昨年(2020年)上場したMITホールディングス(4016)は5,500枚あるにも関わらず100株配分となりました。管理人はこれで失敗しています><
これらの過去経緯から安パイゾーンとして考えるなら、100株配分もあり得るという形で見ておいた方が良いかもしれません。ただ100株配分と200株配分では利益はもちろんのこと当選ボーダーも大きく変わって来るので使用不使用の判断はかなり難しくなりますね。
さらにこのWaqoo(4937)のIPO申し込み期間は6月14日(月)~6月18日(金)で、他SBI証券主幹事案件となるペルセウスプロテオミクス(4882)、アイ・パートナーズフィナンシャル(7345)、セレンディップ・ホールディングス(7318)、HCSホールディングス(4200)と4社のIPO抽選結果が終わっており、これらのIPO案件でポイントが届かなかった方が集中してポイント投下してくる可能性もあるため、ポイントボーダーが意外高となる可能性もありそうです。
よって管理人の現時点での予想としては配分株数は100株配分でポイントボーダーは今回も450ポイントから500ポイントと予想します。もちろんこれはあくまでも管理人の勝手な憶測です。最近は450ポイントから500ポイント予想が多くテキトー感を感じられるかもしれませんが、一応は数年分の過去統計を見たり、勝手に考えたとある係数を掛けたりした上での数値となります。
いずれにしても管理人の個人的なこのWaqoo(4937)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行きますが、IPOチャレンジポイントは使わない方向で考えています。上記で記載しているMITホールディングス(4016)で失敗しているので、この手の微妙な株数は悪い意味でトラウマとなっています^^;
Waqoo(4937)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこのWaqoo(4937)のIPO株(公募株及び売り出し株)5,095枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
SBI証券(主幹事) | 4,330枚 | 85.0% |
大和証券 | 255枚 | 5.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 127枚 | 2.5% |
みずほ証券 | 76枚 | 1.5% |
SMBC日興証券 | 76枚 | 1.5% |
むさし証券 | 51枚 | 1.0% |
極東証券 | 51枚 | 1.0% |
岩井コスモ証券 | 51枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 26枚 | 0.5% |
松井証券(前受け金不要) | 26枚 | 0.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 26枚 | 0.5% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
SBIネオトレード証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が764枚あります。
SBI証券主幹事案件の登場自体は嬉しいのですが、毎回このようにIPO株数が少ない割に幹事団(シンジケート)が無駄に多い点は、特にこういったIPOラッシュ期にはちょっと(かなり)迷惑ですね^^;
<追記>
Waqoo(4937)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,880円
IPO仮条件:1,780円~1,920円
IPO想定価格がほぼ中間程度となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は10.4億円~11.2億円となりました。
<追記>
Waqoo(4937)の第二弾初値予想が発表されたようです。
2,700円~3,000円
IPO仮条件は中間値となるやや強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはB級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更ありません。IPOチャレンジポイントについても不使用です。
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ipoチャレンジポイントを使用する場合の申し込み株数について質問があります。
株数は最低限の300株程度で申し込むのか、それとも資金枠目一杯の株数で申し込むのか、どちらがよろしいでしょうか?
ご教示のほどよろしくお願いいたします。
こんにちは、なかやまさん。
基本的にIPOチャレンジポイントを使ってIPOに申し込む際は、おっしゃるように300株程度で申し込むのがセオリーかと個人的には思っています。
これは抽選枠に引っ掛からないようにするためです。
どうもありがとうございました。