Photosynth(4379)のIPO直前初値予想と気配運用が発表されたようです。IPO市場全体の環境は最悪期では無いにしても、大型株に資金が流れ、IPO株の初値買い意欲が低下しているという現実を見るとお世辞にも良い状態とは言えません。
加えてこのPhotosynth(4379)の上場市場は東証マザーズ市場で吸収金額108.9億円と重量級案件となることから、個人投資家だけで持ち上げることは難しく、大口(海外投資家、機関投資家)買いが必須となります。
募集株のうち売り出し株には海外投資家への販売もありましたが、IPO市場では根強い人気のSaaS関連銘柄であったものの、海外投資家への販売割合は売り出し株の半数にも届かず、わずか36.0%、IPO総株数に対する割合で見ると27.7%と最近の傾向から見ると低い結果となりました。これは素直にネガティブサプライズとなりそうです。
先日のフロンティア(4250)は地方上場とはいえ、サイズが超小型(吸収金額1.0億円)だったことから小幅ながらもなんとかギリギリ公募価格を上回っての着地となりましたが、今回はなんとかなるようなサイズではありません。しっかりと腰の入った大口買いが入らないと公募割れまでは無いにしても厳しいスタートになるのではないかと一抹の不安があります。
ただやはり痩せても枯れてもIPO市場では人気の高まりやすい業態のSaaS関連銘柄です。フタを開ければ今回も不安は杞憂で、しっかり腰の入った大口買いが入り、無事に着地を迎えることになるでしょうか。ただIPO発表時点とは様子が変わっているので楽観視はできないかもしれません。そういう意味ではこの案件も一つの登竜門となりそうです。
個人的に大和コネクト証券で初の補欠当選を頂いておりましたが、繰り上げならずとなったため、管理人の手元にこのPhotosynth(4379)のIPO株は無く静観のみとなります。大型案件となることからIPOセカンダリ参戦もしない方向で考えています。
Photosynth(4379)のIPO(新規上場)直前初値予想
<Photosynth(4379)のIPO関連過去記事>
・Photosynth(4379)IPO上場承認発表
・Photosynth(4379)IPO(新規上場)初値予想
・Photosynth(4379)のIPO(新規上場)補欠当選
IPO想定価格:1,500円
IPO仮条件価格:1,250円~1,500円
(IPO想定価格が最上限価格となる一般的な設定)
公募価格:1,500円(IPO仮条件の最上限価格で決定)
そして大手初値予想会社のPhotosynth(4379)のIPO直前初値予想は以下の通りとなっているようです。この初値予想価格通りで推移すれば前場9時40分前後と早い段階での着地予定となります。
もう一社の大手初値予想会社のPhotosynth(4379)の初値予想も1,800円となっているようです。そしてこれまでのこのPhotosynth(4379)の大手初値予想会社(前者)のIPO初値予想経緯は以下の通りとなっています。
第一弾初値予想:1,800円~2,500円(C級評価)
第二弾初値予想:1,600円~2,000円(C級評価)
上場直前時点(今回)初値予想:1,800円
ちなみにこのPhotosynth(4379)の訂正目論見書による幹事のIPO引き受け価格は1,387.50円です。
Photosynth(4379)のIPO(新規上場)気配運用
そしてPhotosynth(4379)の明日の初値決定前の気配運用は以下の通りとなっております。
公募価格:1,500円
気配上限:3,450円
気配下限:1,125円
上限気配更新:10分で75円づつ。
下限気配更新:5分で通常の更新値幅(2,000円未満の場合は40円)
注文受付価格の範囲:375円~6,000円
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