ノーザ(4269)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,020円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ノーザ(4269)の上場日とIPO申込期間

ノーザ(4269)の上場日は2022年2月22日(火)で、CaSy(9215)2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。

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野村證券

このノーザ(4269)のIPO申し込み期間は2月3日(木)~2月9日(水)となっており、他のIPO案件との申し込み期間が微妙にズレてはいますが、おおむね被っているようなものなので、資金管理にはご注意下さい。

ノーザ(4269)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

ノーザ(4269)のIPO(新規上場)初値予想

ノーザ(4269)のIPO想定価格は2,020円となっているため、現時点では公募価格とほぼ同値~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっておりますが、個人的な初値予想についてはやや弱めC級評価に設定させて頂いておきます。

このノーザ(4269)のIPO仮条件は来週2月2日(水)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

ノーザ(4269)の事業内容

ノーザ(4269)の事業内容は歯科用レセプトコンピュータおよび透析業務支援システムの開発・販売等ということで、業種は人気の「情報・通信業」ではあるものの医療のシステム会社ということで、純粋なIT関連のような華やかさはありません。

このノーザ(4269)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

ノーザ(4269)のブルベア要素とIPO参加スタンス

ノーザ(4269)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,020円)で18.8億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては中型サイズで、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて8,100枚と多くもなく少なくもなくといったところです。

そして今回もこのノーザ(4269)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては医療業界はIT化が進んでおり、しっかり時流に乗っていることから、ご多分に漏れず業績は堅調に推移しており、今期もすでに大幅な増収増益見込みとなっています。その割に株価が低めに設定されていることから、割安と見れる点でしょうか。特に人気しやすい業態とも言い方ですし、それ以外はあまり見つからないですね^^;

ベア要素(ネガティブ材料)は公開規模がIPO想定価格ベース(2,020円)で18.8億円と、今の東証マザーズ上場案件としては荷もたれ感のあるサイズで、サンライズ系投資ファンドの出口(イグジット)案件ということからも個人投資家からは一定警戒されやすい株主構成となっています。

空席がたくさんあった2月ではありますが、ゾロ目狙い上場を目論んでいた企業がもう一社あったため、上場日は2月22日(火)CaSy(9215)と2社同日上場となることから、資金はもう一社の超小型のCaSy(9215)に流れやすいかと思われます。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ノーザ18.8億円JASDAQスタンダード野村證券
CaSy3.2億円東証マザーズSBI証券

株式市場全体はおろか特に新興市場は底なしで下げ止まらない状況が続いています。IPOは別腹と思いたいところですが「新年第一号IPO案件に公募割れ無し」というアノマリーもここに来て崩壊する可能性があるとのウワサもチラホラ聞かれます。ご祝儀買いが無くなれば後に続くIPOにとってはあまりよくありません。

今の悪い環境がいつまでも続くとは思いたくないですが、ひとまず何かしら大きな好材料でも出て来ない限り、IPO市場の雲行きも怪しくなるばかりです。来週には新年第一号が上場を迎えることになりますが、どのような初値となるのかしっかり注視しておきたいと思います。

よって管理人の個人的なこのノーザ(4269)のIPO参加スタンスは引き続き中立とし、IPO申し込み期間が2月3日(木)~2月9日(水)となっていることから、まずは第一号案件で2月3日(木)上場のRecovery International(9214)と第二号案件で2月4日(金)上場のセイファート(9213)の初値結果を見てから本格的にIPO参加スタンスを決めたいと思います。

ノーザ(4269)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのノーザ(4269)のIPO株(公募株及び売り出し株)8,100枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
野村證券主幹事7,334枚90.5%
大和証券243枚3.0%
SBI証券243枚3.0%
楽天証券100%完全抽選40枚0.5%
マネックス証券100%完全抽選40枚0.5%
東海東京証券40枚0.5%
岡三証券40枚0.5%
いちよし証券40枚0.5%
丸三証券40枚0.5%
岩井コスモ証券40枚0.5%
LINE証券委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が1,215枚あります。

珍しく野村證券主幹事案件の割にIPO幹事団(シンジケート)が委託幹事(裏幹事)含め総勢12社と多めです。数は多いものの、やはりIPO株を狙い行くのであればIPO主幹事となる野村證券は外せません。

100%完全抽選の証券会社も楽天証券マネックス証券と2社ありますが、4番手幹事(楽天証券)から急激に割り当て数が減っており、お世辞も当選しやすいとは言い難い割り当て数となります。

残るIPO幹事団(シンジケート)は店頭系となることから雀の涙程度しか配分が無いと考えると、結局のところ野村證券一択となるでしょうか。個人的には野村證券主幹事案件ということでLINE証券にも期待したいところですが。

ノーザ(4269)のIPO仮条件決定

ノーザ(4269)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記します。

ノーザ(4269)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

ノーザ(4269)の初値予想第二弾情報が入り次第ココに追記します。

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