HENNGE(4475)がIPO(新規上場)承認発表されました。
これで10月は早くも3社目となり、初旬から予想以上に良いペースでIPO新規上場承認発表があります。しかも今のところ重複上場もなくいい感じですね。
このHENNGE(4475)の上場日は10月8日(火)で今のところは単独上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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HENNGE(4475)のIPO(新規上場)情報
設立:1996年11月5日
業種:情報・通信業
事業の内容:企業向けクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」の提供
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4475 |
名称 | HENNGE |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 1,258,000株 |
オーバーアロットメント | 196,200株 |
IPO主幹事証券 | 野村證券(前受け金不要) |
IPO引受幹事証券 | クレディ・スイス証券 大和証券 いちよし証券(前受け金不要) エース証券 岡三証券 丸三証券 SBI証券 マネックス証券(100%完全抽選) 岡三オンライン証券(委託幹事) |
上場日 | 10月8日 |
仮条件決定日 | 9月19日 |
ブック・ビルディング期間 | 9月20日~9月26日 |
公開価格決定日 | 9月27日 |
IPO申し込み期間 | 9月30日~10月3日 |
想定価格 | 1,040円(104,000円) |
さらに上記をご覧の通りこのHENNGE(4475)のIPO幹事団(シンジケート)の中には岡三証券の名前があるため岡三オンライン証券のIPO幹事入りも期待できそうですね^^
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HENNGE(4475)のIPO(新規上場)事業内容等
HENNGE(4475)はGUI機能を搭載したLinuxサーバ管理ツール、大規模メール配信システムやメールセキュリティ製品などのオンプレミスプロダクト及びSaaSの販売等を行っております。
主要サービスは企業が利用する「Microsoft Office 365」「G Suite」「Box」「LINE WORKS」など複数のクラウドサービスに対してセキュアなアクセスとシングルサインオンを実現するIDaaS(Identity as a Service)である「HENNGE One」を展開しており、Windows、Mac、iOS、Androidなどのマルチプラットフォームにも対応、また業種や業態も問わず様々なクラウドサービスを導入する企業で利用可能なサービスです。
「HENNGE One」は他にも多くのクラウドサービスに対応しており、直近IPOで聞き覚えのある「Chatwork」や「カオナビ」「Sansan」などのクラウドサービスにも対応しているようです。まさに旬ですね。
「HENNGE One」は企業が様々なクラウドサービスを利用する際に単一のIDとパスワードでユーザーによるログインを可能とするID統合機能のほか特定の場所や端末以外からのログインを制御するアクセス制限機能、メール暗号化や保管、大容量ファイルの送受信といった情報漏洩対策機能等を備えることで企業に対し利便性と安全性のバランスの取れた現実解を提供する企業向けSaaSとなります。
<手取り金の使途>
手取概算額44,340千円については目論見書に記載の第三者割当増資の手取概算額上限187,724千円と合わせて運転資金としての既存事業の拡大に係る人件費及び広告宣伝費に充当する予定であります。
(HENNGEのIPO(新規上場)目論見書より抜粋)
ちなみにHENNGEという社名の由来は「変化する時代に自らを変革しながら世の中を変えて行く企業」の変化(へんげ)から来ているそうで、変化(へんげ)、そして変化(HENNKA)、挑戦(CHALLENGE)という意味も込められているようです。
HENNGE(4475)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
HENNGE(4475)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,040円としてオーバーアロットメント含め15.6億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズではなく中型サイズとなりますが、荷もたれ感を感じるほどのサイズではありません。
事業内容は上述の通り、クラウド(クラウドセキュリティ)関連とIPO市場ではテーマ性もあり人気化しやすい業態となります。設立からおよそ23年目となり、導入企業を見ても以下の通り名立たる企業が入っていることから社会的にも信頼性が高いことが伺えますね。
株主構成を見るとベンチャーキャピタルの保有株は2社87万株4社約250万株あるものの、90日間のロックアップが掛かっております。ただし公開価格の1.5倍以上になれば解除され売却可能となります。既存の株主には解除価格無しで90日間及び180日間のロックアップがそれぞれ掛かっています。
公募株5万株に対して売り出し株125.8万株とおよそ25倍ほどあるものの、売り出し人の中にベンチャーキャピタルが無いため、出口案件(イグジット)感は感じません。太陽生命保険のみ全保有株式87.4万株を今回のIPO(新規上場)の売り出しで放出するようです。
このHENNGE(4475)は業態人気も高く、クラウド、IoT、SaaSとIPO人気ワードもしっかり盛り込まれており、需給面の不安も大きくはありません。公開規模も中型でIPO主幹事は野村證券ということで初値は堅調に推移するのではないかと思われます。
よって現時点での管理人の個人的なこのHENNGE(4475)のIPO参加スタンスは全力申し込みで問題ないかと考えています。ただしIPO主幹事は前受け金不要かつマンモス野村なのでIPO株数もそれほど多くないため、簡単には当選の文字を見れなさそうですけどね。
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<追記>
やはり岡三オンライン証券がこのHENNGE(4475)のIPO裏幹事(委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。
HENNGE(4475)のIPO取り扱い決定(岡三オンライン証券)
HENNGE(4475)のIPO(新規上場)業績等
HENNGE(4475)のIPO経営指標
HENNGE(4475)のIPO売上高及び経常損益
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