ジェイファーマ(520A)がIPO新規上場)承認発表されました。上場日は3月25日(水)で上場市場は東証グロース市場、IPO主幹事はSBI証券です。当記事は初値予想も含めて上場日前日まで適宜追記していきます。

ジェイファーマ(520A)のIPO情報

ジェイファーマ(520A)IPO上場承認

上場市場 東証グロース
証券コード 520A
会社名 ジェイファーマ
設立年月日 2005年12月26日
業種 医薬品
事業の内容 SLCトランスポーターをターゲットとした医薬品開発
公募株数 3,240,000株
売出株数 200株0株
オーバーアロットメント 486,000株
海外募集 あり(簡易型グローバルオファリング)
IPO主幹事証券 SBI証券
IPO引受幹事証券 大和証券
東海東京証券
東洋証券
松井証券
マネックス証券
楽天証券
IPO委託幹事証券 SBIネオトレード証券
大和コネクト証券
IPO承認日 2月19日(木)
上場日 3月25日(水)
仮条件決定日 3月5日(木)
ブック・ビルディング期間 3月6日(金)~3月12日(木)
公開(売出)価格決定日 3月13日(金)
購入申込期間 3月16日(月)~3月19日(木)
上場時発行済株式総数 17,829,610株
時価総額 149.7億円~178.2億円
吸収金額 31.3億円~37.2億円
IPO想定価格 840円~1,000円



ジェイファーマ(520A)のIPO一次情報

本記事は、ジェイファーマ(520A)の有価証券届出書の一次情報のみを材料として、初値の方向感を整理した内容。現時点では公開価格は未確定のため、有価証券届出書提出時点の想定仮条件(840円〜1,000円)と、その平均(920円)換算の数値を前提とする。

<需給の全体像>
募集は3,240,000株、引受人買取による売出は200株、オーバーアロットメントは486,000株が上限。想定仮条件平均(920円)換算の金額感は、募集が約29.81億円、OAが約4.47億円、売出は軽微で、合計は約34.2億円規模。需給面だけを見ると「軽量で跳ねやすい」サイズ感ではなく、初値は公募付近での均衡を起点に、地合いと需給の寄り付き状況で上下どちらにも振れやすい配置。
また、届出書上は海外販売(米国・カナダ除く)が含まれる旨の記載があり、配分次第では国内の需給の受け止め方に影響余地。

<事業の見え方>
企業理念はアンメット・メディカル・ニーズへの新薬開発。中核はSLCトランスポーター領域で、LAT1(L型アミノ酸トランスポーター1)に注力。開発の軸はLAT1阻害剤で、胆道がん関連の臨床試験(グローバルフェーズ3の開始時期、医師主導試験の計画)や、別パイプラインの米国フェーズ1準備など、資金使途も臨床開発に直結する構成。テーマ性は明確で、短期の物色対象になり得る一方、評価が需給より「開発進捗の信認」に寄りやすいタイプ。

<収益面>
主要指標では事業収益はゼロが継続し、経常損失・当期純損失も大きい。営業キャッシュ・フローもマイナスが続いており、値付けは収益性よりも「開発前進の期待」を織り込む構図になりやすい。配当は当面無配方針の記載。需給が重い局面では公募割れリスク、リスクオン局面では材料株的に上振れ余地という両面。

<ロックアップと売り圧力の見取り図>
株主(新株予約権者を含む)にロックアップ期間の設定があり、6か月(〜2026年9月24日)と90日(〜2026年6月22日)の二系統。90日側には「発行価格の1.5倍以上で、主幹事会社を通じた市場売却」などの例外条件も付く。初値形成直後の需給を荒らす“即時大量放出”の形にはなりにくい一方、ファンド保有比率が大きい旨のリスク記載もあり、上場後の局面では売却懸念が残りやすい。

<総括>
一次情報ベースでは、バイオ(創薬)としてのテーマ性は強いが、募集規模は小型ではなく、業績は赤字・無収益で評価軸が期待先行になりやすい。初値の中心レンジは「公募近辺〜小幅上振れ/下振れ」になりやすく、上振れの拡大には、ブックの強さ・地合いのリスク許容度・寄り前の需給の締まりが必要になりやすい。逆方向(公募割れ)も、地合い悪化や成長株リスクオフでは現実的なシナリオとして残る。

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ジェイファーマ(520A)のIPO初値予想 第一弾

800円~1,000円

ジェイファーマ(520A)のIPO幹事配分数

IPO株:32,402枚(公募株:32,400枚、売出株:2枚)

証券会社 IPO株配分数 配分割合
SBI証券(主幹事 29,162枚 90.0%
大和証券 1,620枚 5.0%
東海東京証券 324枚 1.0%
東洋証券 324枚 1.0%
松井証券 324枚 1.0%
マネックス証券 324枚 1.0%
楽天証券 324枚 1.0%
SBIネオトレード証券(委託幹事 ?枚 ?%
大和コネクト証券(委託幹事 ?枚 ?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)4,860枚



ジェイファーマ(520A)のIPO仮条件

840円~900円(上限突破なし)

公開規模:31.3億円~33.5億円

ジェイファーマ(520A)のIPO初値予想 第二弾(仮条件決定後)

730円~900円

ジェイファーマ(520A)のAI診断

ジェイファーマ(520A)は、がん治療領域の創薬を手掛けるバイオベンチャーであり、アミノ酸トランスポーターLAT1を標的とした医薬品開発を進めている。現在の主力パイプラインはナンブランラト(JPH203)で、進行性胆道がんを対象とした臨床開発が進められており、グローバル第3相試験の段階に入っている。

胆道がんは日本を含むアジアで比較的患者数が多い一方、欧米では症例数が限られることから、米国ではオーファンドラッグ指定を受けている。希少疾病指定は開発面でのメリットがある反面、主要市場における患者数が多くない点は、将来的な市場規模を考えるうえで注意すべきポイントといえる。

また、第3相試験は比較的最近開始されたばかりであり、臨床結果が明確になるまでには一定の時間が必要とみられる。創薬企業の場合、研究開発費が継続的に発生するため、開発の進捗と資金調達のタイミングは重要な経営課題となる。今回の上場も、今後の開発資金を確保する意味合いが大きいと考えられる。

仮条件は想定価格を下回るレンジで設定されており、最近のバイオ関連IPOの初値動向や、グロース市場全体の資金環境を踏まえた慎重な価格設定となっている。吸収金額は30億円台前半と中型規模であり、現在の東証グロース市場の地合いを考えると需給面でやや重さを意識される可能性もある。

販売体制は個人投資家の参加が中心になりやすい構成となっており、初値形成は市場全体の投資マインドに影響を受けやすいとみられる。特に直近ではバイオ銘柄への資金流入が限定的な傾向も見られており、投資家の選別姿勢は強まっている状況だ。

もっとも、創薬企業の評価は臨床試験の進展によって大きく変わることがあるため、今後の研究開発の成果や提携戦略などが将来の株価評価を左右する重要な要素となる。

初値については、市場環境や同業銘柄の動向を踏まえると、公開価格付近を中心とした落ち着いたスタートになる可能性も想定される。短期的な需給よりも、開発パイプラインの進展を見ながら評価されていく銘柄といえるだろう。

現時点の市場環境やバイオIPOに対する投資家の慎重な姿勢を踏まえると、初値は公開価格前後を中心に推移し、状況によっては公開価格をやや下回る水準でのスタートとなる可能性も考えられる。

これより下は追加情報が入り次第追記いたします。

ジェイファーマ(520A)のIPO公開価格

0,000円(上限決定)

引受価格:000.00円
公開規模:00.0億円

ジェイファーマ(520A)のIPO初値予想 第三弾(公開価格決定後)

0,000円~0,000円

ジェイファーマ(520A)のIPO直前初値予想(上場前日)

0,000円

ジェイファーマ(520A)の上場日の気配運用

公募価格:0,000円
気配上限:0,000円
気配下限:0,000円
上限気配更新:10分で00円づつ。
下限気配更新:3分で通常の更新値幅(0,000円未満の場合は00円)
注文受付価格の範囲:0,000円~0,000円



西 和仁

この記事を書いた人:西 和仁(IPO投資歴18年)

2006年からIPO投資を続け、一度はブログを卒業しましたが、現在は「緩く、自然体」をモットーにIPO情報を発信しています。18年間の経験から見える「負けないためのIPOとの付き合い方」を大切にしています。

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