サスメド(4263)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。一昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表された8社のうちの6社目のIPO案件となります。少しゴールが見えてきました^^
すでに8社中の5社となるタカヨシ(9259)とGreen Earth Institute(9212)とニフティライフスタイル(4262)とCS-C(9258)とエフ・コード(9211)については下記記事にてご紹介させて頂いておりますが、残り2社のと長栄(2993)とアジアクエスト(4261)についてはまた後ほど別記事にてご紹介させて頂きます。
タカヨシ(9259)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。なんと本日はIPO新規上場承認発表が8社もありました。 つい先日7社のIPO発表があった …
Green Earth Institute(9212)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表された8社の …
ニフティライフスタイル(4262)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表された8社のうちの3社目のIPO …
CS-C(9258)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。一昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表された8社のうちの4社目のIPO案件となりま …
エフ・コード(9211)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。一昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表された8社のうちの5社目のIPO案件とな …
サスメド(4263)の上場日は12月24日(金)で、タカヨシ(9259)とGreen Earth Institute(9212)とニフティライフスタイル(4262)とCS-C(9258)とエフ・コード(9211)と長栄(2993)と前代未聞の7社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSMBC日興証券とSBI証券の2社共同主幹事となっております。
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サスメド(4263)のIPO(新規上場)情報
設立:2015年7月31日
業種:情報・通信業
事業の内容:医療機器開発およびその協力、各種医療情報の収集・提供
上場市場 | 東証マザーズ |
コード | 4263 |
名称 | サスメド |
公募株数 | 2,291,000株 |
売出し株数 | 302,000株 |
オーバーアロットメント | 388,900株 |
IPO主幹事証券 | SMBC日興証券 SBI証券 |
IPO引受幹事証券 | 東海東京証券 あかつき証券 いちよし証券 |
IPO発表日 | 11月19日(金) |
上場日 | 12月24日(金) |
仮条件決定日 | 12月8日(水) |
ブック・ビルディング期間 | 12月9日(木)~12月15日(水) |
公開価格決定日 | 12月16日(木) |
IPO申し込み期間 | 12月17日(金)~12月22日(水) |
時価総額 | 203.6億円 |
吸収金額 | 39.0億円 |
想定価格 | 1,310円(131,000円必要) |
公募株式2,291,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、発行価格決定日12月16日(木)に決定されます。
売出株式302,000株のうちの一部は欧州及びアジアを中心とする海外市場(米国及びカナダ除く)の海外投資家にも販売される予定となっており、国内販売株数及び海外販売株数の最終的な内訳は本募集及び引受人の買取引受による売出しの需要状況等を勘案した上で、売出価格決定日12月16日(木)に決定されます。
そしてこのサスメド(4263)のIPO主幹事はSBI証券となることからSBIネオトレード証券もIPO委託幹事(裏幹事)入りとなる可能性が高いです。
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サスメド(4263)のIPO(新規上場)事業内容等
サスメド(4263)は、治療用アプリ開発を行う「DTxプロダクト事業」、臨床試験システム及び機械学習自動分析システムの機能を備えたデジタル医療プラットフォームを軸とした「DTxプラットフォーム事業」を展開しております。ミッションとして掲げている「持続可能な医療サービスを社会に提供し続けること」を実現するために、「新しい治療法の提案」「創薬プロセスの効率化による開発コストの適正化」「医療データの活用による医薬産業のバリューチェーン全体の効率化」という大きく3つの方向性から事業活動を行っております。
慢性疾患への対応では、DTxと呼ばれる新しい治療法がコストを抑えながら適切な医療を患者に提供する手 段として注目されており、DTxはスマートフォンのアプリケーションなどの形態をした、ソフトウェアによる治療手段で、規制当局の承認を得た科学的根拠に基づく医療機器である、という点で一般的なヘルスケアアプリケーションと異なります。
不眠症治療用アプリの開発過程において獲得したノウハウをベースに、効率的な臨床試験を実施するためのシステム開発を行っており、このシステムにはリモート治験における各種課題を解決するために、被験者として適切な対象かどうかを判定する「適格性判定」、データ入力者の本人性を確認する「なりすまし防止」、ブロックチェーン技術を用いた「データ改竄耐性」、臨床試験データの欠損を防ぐ「デジタル指導」など、リクルーティングから臨床試験データの解析まで、一貫してデータの真正性を確保するための幅広い機能に関する特許技術を実装しております。
リアルワールドデータ(RWD)の活用に向けて、Awesome Intelligenceという名称で分析基盤を開発し、クラウドサービスとしての提供を開始しており、既存のAIシステムでは、その判断基準がAI内で学習データと呼ばれる大量のデータに基づいて自律的に構築されるため、システムを操作する人間側には判断基準やその根拠が示されず、ブラックボックス型になってしまうことが医療分野での利用に際して課題となっております。サスメドが開発したAwesome Intelligenceでは、分析結果を導き出す際にシステムが注目した特徴量の寄与度を明示するようなホワイトボックス型の機械学習をコアアルゴリズムとすることで、医療分野で求められる判断理由の説明を可能としております。
※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。
【手取金の使途】
手取概算額2,729百万円に海外販売の手取概算額(未定)及び第三者割当増資の手取概算額上限468百万円を合わせた、手取概算額合計上限3,197百万円については、①研究開発資金、②人材投資、③オフィススペース拡張に充当する予定であります。
なお、上記使途以外の残額は、2024年6月期以降の新たな開発パイプラインの獲得及びその臨床試験実施のための研究開発資金に充当していく方針でありますが、具体的な資金需要が発生し、支払時期が決定するまでは、安全性の高い金融商品等で運用していく方針であります。
(サスメドIPO目論見書より一部抜粋)
サスメド(4263)のIPO初値予想主観及びIPO参加スタンス
サスメド(4263)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,310円としてオーバーアロットメント含め39.0億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型で、やや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて25,930枚と比較的多めにありますが、海外投資家への販売もあります。
上述の通りサスメド(4263)の事業内容は医療機器開発およびその協力、各種医療情報の収集・提供ということで、治療用のスマートフォンアプリ開発や医薬品の臨床試験や研究開発の効率化のためのシステム開発を展開しており、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(通称:NEDO)の起業プログラムにも採択されています。
IPO目論見書には小難しく記載されていますが、主力事業は認知行動療法によって「不眠症を治療するアプリの開発」で、アプリでは患者が毎日の就寝時間や起床時間、日中の不安事項や一日の過ごし方などを記録、その記録を分析し、その人に合わせた生活の改善策の提案などをしてくれるというものです。
実のところ管理人ももう10年ほど前から不眠症に悩まされており、毎日就寝前には睡眠導入剤を服用しています。服用している睡眠導入剤はレンドルミン及びマイスリーと比較的軽めの入眠剤と言われ医師から処方されていますが、やはり依存症や副作用は気になるところです。特にもう飲まないと寝れないのではないかという恐怖感から依存症という点はかなり実感しています。こういったアプリで不眠症が改善するのであればぜひ活用させて頂きたいですね。今後の開発にも期待したいところです。
サスメド(4263)の株主の中にベンチャーキャピタルの保有株が5社3,710,000株ありますが、今回のIPO(新規上場)に際する売り出しでの放出は81,000株しか無いため、まだ3,629,000株が残ります。将来性を鑑みて継続保有するつもりなのか、上場時に売却してくるのかは当然ながらわかりませんが、売り圧力としては十分な量となります。
海外募集もあるため公開規模は多少なりとも縮小することになりますが、それでも上場日は12月24日(金)で、過去に前例のない7社同日上場という超過密スケジュールとなるため、資金分散や買い疲れから来る初値への影響は軽微ではないと考えられます。
不眠症に悩まされている身としては応援したい気持ちはありますが、資金が限られている管理人としては投資はもちろん別腹となるため慎重姿勢です。業績も赤字続きではありますが、開発系となることから仕方のないところでしょうか。第一印象や勝手な個人的な希望的観測も含めて初値評価はC級評価程度に設定させて頂きます。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこのサスメド(4263)のIPO参加スタンスは多少なりとも応戦する気持ちもあるため、参加する方向では考えていますが、最終的なIPO参加スタンスについては、海外投資家の動向や今後のIPO地合い、そして大手初値予想会社の見解などを見てから判断したいと思います。
IPO主幹事は個人的に相性の良いSMBC日興証券とSBI証券の2社共同主幹事となることから、申し込みに至った際は少なからずIPO当選への期待値が上がってしまいそうです。
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サスメド(4263)のIPO(新規上場)業績等
サスメド(4263)のIPO経営指標
サスメド(4263)のIPO事業収益及び経常損失
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