トリプルアイズ(5026)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(880円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

トリプルアイズ(5026)の上場日とIPO申込期間

トリプルアイズ(5026)の上場日は2022年5月31日(火)単独上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はIPO再承認ということで少しばかり変更を期待しましたが、残念ながら変更は無しのいちよし証券のままとなっております。残念過ぎますね。

このトリプルアイズ(5026)のIPO申し込み期間は5月13日(金)~5月19日(木)となっており、基本的に他のIPO案件との申し込み期間被りはありませんので資金割り振りの心配をする必要はありませんが、先日記事で書きました「GMOコインの国内2例目となるIEO」に参加する方は少し注意する必要があります。

トリプルアイズ(5026)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

トリプルアイズ(5026)のIPO(新規上場)初値予想

トリプルアイズ(5026)のIPO想定価格は880円となっているため、現時点では公募価格の2.0倍~3.4倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このトリプルアイズ(5026)のIPO仮条件は今週5月12日(木)決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

トリプルアイズ(5026)の事業内容

トリプルアイズ(5026)の事業内容はシステムインテグレーションおよび独自開発のAIプラットフォームの提供と、AI(人工知能)ソリューション事業が主力のシステムインテグレーター(SIer)となるため、IPO市場では人気化しやすい業態となります。

このトリプルアイズ(5026)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

トリプルアイズ(5026)のブルベア要素とIPO参加スタンス

トリプルアイズ(5026)の公開規模はIPO想定価格ベース(880円)で5.4億円と規模的に東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は売り出し株無しの公募株のみで5,400枚と少ないため当選確度としては低めとなりそうです。加えてIPO主幹事はいちよし証券となるため、絶望的と言っても良いかもしれません。

そして今回もこのトリプルアイズ(5026)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容が、みんな大好きAI(人工知能)関連で、しかも他社のAIシステムを借りているだけで「AI企業」と名乗っているような「なんちゃってAI企業」ではなく、自社開発のAIエンジンを持っている「本物のAI企業」となります。IPO地合い好調期であれば2020年9月上場の伝説のIPO銘柄ヘッドウォータース(4011)のように数日値付かずのパターンもあり得たかもしれませんね。しかも株価は前回(1,800円)よりも半額以下(880円)の超特価となっています。

ベア要素(ネガティブ材料)としては公開価格の1.5倍以上になればロックアップ解除されるベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株が870,000株ある点や、米国金利上昇でまたもや東証マザーズ指数700ポイント割れでグロース株全般が叩き売られ現象となっています。前回上場中止(延期)を発表した2月10日(木)よりも環境は悪い状況です。今回は強行(上場実施)するのかどうかもある意味見物ですね。

上場時期さえ違えば需給ひっ迫となっていた可能性も十分あっただけに悪地合いは残念でなりません。とは言えIPO案件の中では最も期待値の高い純粋なAI(人工知能)関連です。今の悪地合いでも初値高騰までは無いにしても公募割れすることもまず考えられないため、管理人の個人的なこのトリプルアイズ(5026)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。いずれにしてもIPO主幹事はいちよし証券なのでIPO当選は困難でしょうけどね^^;

トリプルアイズ(5026)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのトリプルアイズ(5026)のIPO株(公募株のみ)5,400枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
いちよし証券(主幹事4,050枚75.0%
野村證券前受け金不要405枚7.5%
みずほ証券297枚5.5%
SBI証券108枚2.0%
あかつき証券54枚1.0%
SMBC日興証券54枚1.0%
岡三証券54枚1.0%
極東証券54枚1.0%
東海東京証券54枚1.0%
東洋証券54枚1.0%
松井証券前受け金不要54枚1.0%
マネックス証券100%完全抽選54枚1.0%
丸三証券54枚1.0%
楽天証券100%完全抽選54枚1.0%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が810枚あります。

IPO幹事団(シンジケート)はIPO委託幹事(裏幹事)含めて15社と以前に増して超絶無駄に多い構成となっています。加えてIPO主幹事は抽選割合わずか1.0%で、管理人のような抽選派のIPO愛好家にとっては絶望的と言えるいちよし証券です。

IPO主幹事の抽選割合(1.0%)が低い時点ですでに諦めモードとなっていますが、唯一100%完全抽選の証券会社が3社(松井証券マネックス証券楽天証券)入っている点はまだ救いと言えるのかもしれませんね。

完全抽選では無いはずの松井証券100%完全抽選としている理由についてはずいぶんと前に記事で書かせて頂いた通りですが、その部分を下記にキャプチャしておりますので、ご参考にして頂けますと幸いです。

松井証券を完全抽選としている理由

トリプルアイズ(5026)のIPO仮条件決定

トリプルアイズ(5026)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:880円
IPO仮条件:800円~880円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。さすが安パイのいちよし証券、強気設定とはなりませんでした。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は4.9億円~5.4億円となりました。

トリプルアイズ(5026)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

トリプルアイズ(5026)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,800円~2,100円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても全力申し込みで変更はありません。

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