室町ケミカル(4885)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(770円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
室町ケミカル(4885)の上場日は2月26日(金)でcoly(4175)と2社同日上場、上場市場はIPO市場では可もなく不可もなくのJASDAQスタンダード市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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尚、この室町ケミカル(4885)のIPO申し込み期間は2月8日(月)~2月15日(月)となっておりますので、IPO申し込みを考えている方は特に別IPO3社とのIPO申し込み日にち被りがあるため、お忘れ、お間違いの無いようご注意下さい。
室町ケミカル(4885)のIPO(新規上場)初値予想
室町ケミカル(4885)のIPO想定価格は770円となっているため、現時点では公募価格の1.3倍~1.9倍程度の初値形成になるのではないかとやや弱めC級評価レベルの評価となっておりますが、個人的な評価については弱めD級評価に設定させて頂いております。
この室町ケミカル(4885)のIPO仮条件は今週2月4日(木)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。
室町ケミカル(4885)の事業内容は医薬品の製造・販売、健康食品の企画・製造・販売、イオン交換樹脂の販売・加工とセクターは「医薬品」と地味で派手さもないため、初値は高騰することなく落ち着いた初値形成となりそうです。
この室町ケミカル(4885)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。
室町ケミカル(4885)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。本日はIPO新規上場承認発表が2社ありました。ちなみに同日上場です。もう1社のcol …
室町ケミカル(4885)の公開規模はIPO想定価格ベース(770円)で13.0億円と規模的にJASDAQスタンダード市場への上場としては小型から中型のサイズとなりますがほぼ小型寄りのサイズとなるため荷もたれ感はありません。IPO株数は単価が低いことから公募株及び売り出し株合わせて14,700枚と比較的多くあります。
上述の通り室町ケミカル(4885)の事業内容は医薬品の製造・販売、健康食品の企画・製造・販売、イオン交換樹脂の販売・加工と地味でネット系のような派手さはなく、設立は1947年となっているものの会社沿革上の創業は明治期となっていることからするとすでに100年を超える超老舗企業となります。第二次世界大戦中の1944年に戦時企業整備(県内の製薬会社を1社にする制度)により会社を解散、⼀時廃業していますが、戦後1947年には再設立されています。
雰囲気的には東証二部市場に上場してもおかしくないIPO銘柄ですが、今回の上場先はJASDAQスタンダード市場となっています。東証二部市場へ上場するには規模が足りなかったということでしょうか。いずれにしても創業100年超えとなると今さら上場感は否めません。
IPO主幹事となる野村證券のIPO株配分は単価が1,000円未満となることから200株1セット配分となっています。これで必然的に当選確率は1/2に下がったということになります。
ベンチャーキャピタルの保有株はなく、既存の上位株主には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっているため上場時の余計な売り圧力はないことから、業態的に地味で派手さも無いものの需給面での不安はありません。
上場日は2月26日(金)でやや大型で注目度の高いcoly(4175)と2社同日上場となり、埋没してしまう可能性はあるかもしれませんが、需給を壊すような株主は不在で公開規模もIPO想定価格(770円)ベースで13.0億円と小型となるため、よほど地合いが悪くならない限り、初値高騰は無いにしても公募割れすることも無さそうです。
よってとりあえず現時点での管理人の個人的なこの室町ケミカル(4885)のIPO参加スタンスは当初の中立からほぼ全力申し込みで行く予定に変更とさせて頂きます。いずれにしてもIPO主幹事は野村證券で配分が200株1セットとなると狭き門となりそうですね。
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室町ケミカル(4885)のIPO(新規上場)幹事配分数
そして推定となりますがこの室町ケミカル(4885)のIPO株(公募株及び売り出し株)14,700枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 13,230枚 | 90.0% |
FFG証券 | 441枚 | 3.0% |
みずほ証券 | 294枚 | 2.0% |
SBI証券 | 294枚 | 2.0% |
大和証券 | 147枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 147枚 | 1.0% |
岡三証券 | 147枚 | 1.0% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,205枚あります。
IPO株を狙うならやはり圧倒的枚数を誇るIPO主幹事の野村證券となりますが、上述の通り200株1セット配分となっていることから確率は1/2まで下がることになるため、量的優位性はあまり無いかもしれません。
かといって他の平幹事及び委託幹事(裏幹事)を見ても、100%完全抽選の楽天証券をもってしても140枚レベルとなるため、雰囲気的には厳しそうです。それでも誰かには当選の女神様が降りることになるため、コツコツと地道に申し込むしかないですね^^;
<追記>
室町ケミカル(4885)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:770円
IPO仮条件:770円~820円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は13.0億円~13.8億円となりました。
<追記>
室町ケミカル(4885)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,200円~1,500円
IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限はそのままで下限のみ上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価からC級評価に変更とし、IPO参加スタンスについてもほぼ全力申し込みから全力申し込みに変更とさせて頂きます。
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