Sharing Innovations(4178)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,670円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

Sharing Innovations(4178)の上場日は3月24日(水)シキノハイテック(6614)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は待ってましたのSBI証券となっております。すでにIPO界ではIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がっているようですね。

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尚、このSharing Innovations(4178)のIPO申し込み期間は3月9日(火)~3月15日(月)となっており、この頃になると同期間のIPO申し込み被りが比較的多くあるため、上手に申し込み日をずらしながらIPO申し込みを行う必要があります。特にIPO申し込みを考えている方は抜けやお忘れの無いようご注意下さい。

Sharing Innovations(4178)のIPO(新規上場)初値予想

Sharing Innovations(4178)のIPO(新規上場)初値予想

Sharing Innovations(4178)のIPO想定価格は2,670円となっているため、現時点では公募価格の1.5倍~2.2倍程度の初値形成になるのではないかとやや強めB級評価レベルの評価となっておりますが、個人的な評価については事業内容や今の強いIPO地合いを考慮して強めA級評価に設定させて頂いております。

このSharing Innovations(4178)のIPO仮条件は明後日3月5日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

Sharing Innovations(4178)の事業内容はシステム開発ならびにクラウドインテグレーションということでDX(デジタルトランスフォーメーション)及びクラウド関連ということでIPO市場では鉄板の人気業態となります。

このSharing Innovations(4178)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

Sharing Innovations(4178)の公開規模はIPO想定価格ベース(2,670円)で28.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型でやや荷もたれ感を感じるサイズとなります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせてギリギリ万枚超えで10,350枚あります。

上述の通り事業内容はDX(デジタルトランスフォーメーション)及びクラウド関連と、IPO市場では鉄板となる人気業態ではありますが、筆頭株主はすでに東証一部に上場しているOrchestra Holdings(6533)となることから、事実上の親子上場となります。公開規模がやや大きめであることと合わせてネガティブ材料となりそうです。

ただ今回のIPO新規上場)に際する売り出し株のすべてはこのOrchestra Holdings(6533)が放出することになるため、投資ファンドなどの出口(イグジット)案件ではありません。

ちなみに下記画像は親会社のOrchestra Holdings(6533)の日足チャートですが、Sharing Innovations(4178)がIPO新規上場承認発表された2月19日(金)の翌営業日以降の株価は窓を開けて出来高と共に急騰し、今もなお上昇中となっています。

Orchestra Holdings(6533)日足・売買高チャート2021.3.2

そしてこのSharing Innovations(4178)はSBI証券主幹事の人気業態とあってすでにIPO愛好家のIPO参加スタンスは管理人も含めおおむね申し込む方向で考えているかと思いますが、ここで問題になるのが、やはりIPOチャレンジポイントを使用するかどうかではないでしょうか。

数年前は万枚超えのIPO株数であれば、ほぼ間違いなく複数配分、しかも300株配分が濃厚でした。しかしながら最近の配分傾向はまったく読めない状況です。SBI証券への割り当て株数で配分数を決めているのではなく、人気度合い、いわゆるIPOチャレンジポイント使用者が多いかどうかで決めているような雰囲気を感じます。

個人的には昨年(2020年)11月上場のMITホールディングス(4016)のIPO当選SBI証券からIPOチャレンジポイント使用で頂いているものの200株配分と思い込んで突撃してしまった結果100株配分と、管理人の過去IPOチャレンジポイント使用の歴史の中でも最低ポイント単価(数百円レベル)を記録しています。

こういうのはトラウマになりやすく、今回もそんなことになってしまったらどうしようと考えると、思考がすでにネガティブモードに入っています。

しかしながら今回はタイミングが良いのか悪いのかはわからないですが、先日のIPO新規上場承認発表時の記事でも書きましたが、同時期にもう1社IPOチャレンジポイントが使えそうなSBI証券主幹事案件ベビーカレンダー(7363)があります。

Sharing Innovations(4178)IPOベビーカレンダー(7363)IPOSBI証券

上記画像のこの2社の抽選結果発表日時とブックビル期間をご確認頂くとおわかり頂けると思いますが、Sharing Innovations(4178)の抽選結果発表は3月16日18時以降で、ベビーカレンダー(7363)のブックビル期間締切は3月16日11時までです。

要するにSharing Innovations(4178)でIPOチャレンジポイントを使用して落選だったら次のベビーカレンダー(7363)に投入するという連続ワザが使えないのです。だから今回はどちらか一方でしかIPOチャレンジポイントが使えません。となると必然的にIPOチャレンジポイントが分散されるのではないかと個人的には考えています。

もちろんどちらに分散されるかはわかりませんし、ポイントボーダーもおそらく400ポイントは超えるだろうということ以外は正直まったくわかりません。ただ少なくとも分散されることによって、いつもよりは少ないIPOチャレンジポイント投入でIPO当選できるのではないかと甘い考えをしています。ただしこれは前回の記事でも申し上げておりますが、あくまでも管理人の個人的な憶測であってポイントの使い煽りをしているわけではないということはご理解下さい。

いずれにしても上述の通り、管理人の個人的なこのSharing Innovations(4178)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定で変わりありませんが、IPOチャレンジポイントを使うかどうかについてはまだ思案中です。

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Sharing Innovations(4178)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのSharing Innovations(4178)のIPO株(公募株及び売り出し株)10,350枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事8,799枚85.0%
野村證券前受け金不要932枚9.0%
みずほ証券207枚2.0%
SMBC日興証券103枚1.0%
エース証券103枚1.0%
岩井コスモ証券103枚1.0%
松井証券前受け金不要103枚1.0%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が258枚あります。

SBI証券主幹事案件ということで、これはもう文句なしでSBI証券からのIPO申し込みが必須で、あとはIPOチャレンジポイントを使うかどうかで、当選落選の命運が変わりそうです。もちろん資金力のある方は余裕なのでしょうけどね^^;

<追記>
Sharing Innovations(4178)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,670円
IPO仮条件:2,670円~2,850円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は28.3億円~30.2億円となりました。

<追記>
いよいよ本格的にSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)が動き出したようで、このSharing Innovations(4178)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

Sharing Innovations(4178)のIPO取り扱い決定SBIネオトレード証券
Sharing Innovations(4178)IPOSBIネオトレード証券

<追記>
Sharing Innovations(4178)の第二弾初値予想が発表されたようです。

5,000円~5,500円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。IPOチャレンジポイントも使う方向で考えています。

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