ベビーカレンダー(7363)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(3,880円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な私見も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

ベビーカレンダー(7363)の上場日は3月25日(木)ジーネクスト(4179)2社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はSharing Innovations(4178)と同様SBI証券となっております。これまたすでにIPO界ではIPOチャレンジポイントの話題で盛り上がっているようです。

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尚、このベビーカレンダー(7363)のIPO申し込み期間は3月10日(水)~3月16日(火)となっており、この頃になると同期間のIPO申し込み被りが多くあるため、上手に申し込み日をずらしながらIPO申し込みを行う必要があります。特にIPO申し込みを考えている方は抜けやお忘れの無いようご注意下さい。

ベビーカレンダー(7363)のIPO(新規上場)初値予想

ベビーカレンダー(7363)のIPO(新規上場)初値予想

ベビーカレンダー(7363)のIPO想定価格は3,880円となっているため、現時点では公募価格の2.3倍~3.0倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの初値評価となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このベビーカレンダー(7363)のIPO仮条件は来週3月8日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

ベビーカレンダー(7363)の事業内容は妊娠・出産・育児向けの情報メディア事業及び産婦人科向けの経営支援ソリューション事業ということで、専門サイト「ベビーカレンダー」の運営が主力となるものの、セクターは人気の「情報・通信業」ではなく「サービス業」となっているため、やや見劣りしてしまうかもしれません。

このベビーカレンダー(7363)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記のIPO新規上場発表時の記事をご覧下さい。

ベビーカレンダー(7363)の公開規模はIPO想定価格ベース(3,880円)で7.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては小型サイズとなり荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせてわずか1,650枚と希少性も十分です。

ロックアップの掛かっていないベンチャーキャピタルの保有株10,000株と高谷コンサルティングの代表者さんと思われる方の153,500株は公開価格の1.5倍になれば解除され売却可能となるため、およそ16万株の売り圧力がIPO取得者以外の売りとして出て来る可能性はあります。

ベビーカレンダー(7363)の上場日は3月25日(木)ジーネクスト(4179)と2社同日上場となりますが、市場は同じ東証マザーズでどちらも10億円未満となることから資金分散の影響はほぼ無いと考えて良いかと思われます。3月も終わりに近づくので、例年であれば過密スケジュールによる買い疲れなども現れる頃になりますが、今年(2021年)は比較的穏やかなので、買い疲れの心配もあまり必要無いように思います。

そして先日のSharing Innovations(4178)のIPO初値予想記事の時にも書いたので同じような内容になってしまいますが、このベビーカレンダー(7363)ともう1社のSharing Innovations(4178)は両社共にSBI証券主幹事案件ということでIPOチャレンジポイントの使用を迷っている方が多いようですが、両方にIPOチャレンジポイントは使えません。詳細は上記のSharing Innovations(4178)の記事をご覧下さい。

本来もしIPOチャレンジポイントを使うなら先抽選のSharing Innovations(4178)で使って、ダメだったらベビーカレンダー(7363)に行きたいところですよね。でも残念ながら日程的にこれができないんですよね。

Sharing Innovations(4178)IPOベビーカレンダー(7363)IPOSBI証券

上記画像のこの2社の抽選結果発表日時とブックビル期間をご確認頂くとおわかり頂けると思いますが、Sharing Innovations(4178)の抽選結果発表は3月16日18時以降で、ベビーカレンダー(7363)のブックビル期間締切は3月16日11時までです。物理的に無理なので、もしIPOチャレンジポイントを使うならどちらか1社を選ばなくてはいけません。

そして先日の記事ではこのことからIPOチャレンジポイントが分散されてしまうのではないかと書きましたが、実はもう一つの架空話が思い浮かびました。ただし今回もあくまで架空話で管理人の勝手な憶測及び妄想としてお聞き下さい。

今回のこのベビーカレンダー(7363)のIPO株はわずか1,650枚しかありません。となるとIPOチャレンジポイントは相当数必要になるかと思います。そこまで出す価値があるかないかは別としておそらく600ポイントとか700ポイント程度でしょうか。もちろんこの数字も完全に憶測です。

でもさすがにここまでのポイント長者はそれほど多くないと思いますし、この案件でこれまで貯めた大事なIPOチャレンジポイントを果たして使う方がどの程度いらっしゃるでしょうか。おそらく今回ポイント勝負できそうな一番多い層は300ポイントから500ポイントぐらいの層かと推測します。この推測がもし正しければベビーカレンダー(7363)は諦めてSharing Innovations(4178)に突撃みたいなスートーリーも十分あり得るのではないでしょうか。

であれば逆にポイント分散どころかSharing Innovations(4178)にポイントが集中するのではないか。ベビーカレンダー(7363)は高ポイントSharing Innovations(4178)は超多人数。結局どちらも激戦になって、最悪の場合、ポイントを入れやすいSharing Innovations(4178)の方にポイントが集中し過ぎてポイント人気案件となり、複数配分ではなく単元配分になる可能性すらあるのではないか。

などと更なる妄想を膨らませてみましたが、こんな事考え始めたら使えなくなってしまいますね。何度も申し上げておりますが、これはポイントを使わせるための煽りでもありませんし、逆にポイントを使わせないための煽りでもありません。あくまでも管理人の勝手な憶測であり妄想ですので勘違いの無いようお願い致します。

ベビーカレンダー(7363)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのベビーカレンダー(7363)のIPO株(公募株及び売り出し株)1,650枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事1,437枚87.0%
SMBC日興証券33枚2.0%
岩井コスモ証券33枚2.0%
松井証券前受け金不要33枚2.0%
マネックス証券100%完全抽選33枚2.0%
楽天証券100%完全抽選33枚2.0%
藍澤證券16枚1.0%
極東証券16枚1.0%
むさし証券16枚1.0%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が247枚あります。

SBI証券主幹事案件でありがちのIPO株数は少ない割にIPO幹事団(シンジケート)が異様に多いパターンですね。分母自体が少ないので、これまたもう完全にSBI証券一択となりそうですね。せいぜいまだ可能性としてあるのは100%完全抽選マネックス証券楽天証券ぐらいでしょうか。

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<追記>
いよいよ本格的にSBIネオトレード証券(旧:ライブスター証券)が動き出したようで、このベビーカレンダー(7363)のIPO裏幹事委託幹事)になると公式サイトで正式に発表がありました。

ベビーカレンダー(7363)のIPO取り扱い決定SBIネオトレード証券
ベビーカレンダー(7363)IPOSBIネオトレード証券

<追記>
ベビーカレンダー(7363)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:3,880円
IPO仮条件:3,960円~4,200円

IPO想定価格よりも窓開けとなる超強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は7.5億円~7.9億円となりました。SBI証券IPOチャレンジポイントアイ・パートナーズフィナンシャル(7345)で使おうか悩んでいる方が多そうですね。

<追記>
ベビーカレンダー(7363)の第二弾初値予想が発表されたようです。

9,600円~11,000円

IPO仮条件は窓開けで上ブレの超強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更無しと致します。

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