ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,070円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の上場日とIPO申込期間
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の上場日は2022年6月23日(木)で、ジャパンワランティサポート(7386)とホームポジション(2999)と坪田ラボ(4890)と4社同日上場、上場市場は東証グロース市場(市場再編後の新興市場)への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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このウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO申し込み期間は6月8日(水)~6月13日(月)となっており、すでにIPO申し込みラッシュ期間に突入しているため、他のIPO案件との申し込み期間が被りまくっていることから、全力参加で攻める方は資金の割り振りに注意が必要です。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO想定価格は2,070円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.2倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
このウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO仮条件は来週6月7日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の事業内容
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の事業内容は健康管理SaaS等を用いたヘルスデータプラットフォーム及びソリューション事業ということで、2つのソリューションプラットフォームの提供を行っています。
このウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(5月20日)IPO新規上場承認発表あった5社のうちの3社目 …
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の公開規模はIPO想定価格2,070円としてオーバーアロットメント含め65.9億円と規模的に東証グロース市場への上場としては中型サイズから大型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて27,700枚と比較的多くありますが、海外投資家への販売もあるため、海外人気次第では当選は困難となるかもしれません。
そして今回もこのウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては業績は堅調で黒字化している「医療系SaaS」となり、IPO市場では鉄板の人気業態となりますが、既上場SaaS銘柄は壊滅状態となっているため、このあたりがどのように評価されるかは不透明です。
ベンチャーキャピタルや投資ファンドからの出資は無く、既存株主には解除価格無しで90日間のロックアップが掛かっている点は需給面での安心感に繋がりそうです。海外投資家への販売もあり、海外人気が高ければ割安な株価設定となっていることも含め、堅調スタートとなる可能性はありそうです。
ベア要素(ネガティブ材料)は公開規模はIPO想定価格(2,070円)ベースで65.9億円と荷もたれ感のあるサイズとなり、大人(機関投資家や海外投資家)買いが必須となるレベルです。加えて上場日(6月23日)は4社同日上場で4社の中でも一番大きく資金分散の影響を受けることになります。まだまだ参加判断が難しいIPO案件ですね。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
ジャパンワランティサポート | 12.0億円 | 東証グロース | みずほ証券 |
ホームポジション | 11.5億円 | 東証スタンダード | いちよし証券 |
ウェルネス・コミュニケーションズ | 65.9億円 | 東証グロース | 野村證券 |
坪田ラボ | 19.8億円 | 東証グロース | SMBC日興証券 |
いずれにしても管理人の個人的なこのウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO参加スタンスは一部参加で行く予定で考えています。とは言うものの、IPO主幹事は前受け金不要で申し込みが可能、かつIPO当選後のキャンセルペナルティの無い野村證券となっているため、ズルいやり方ではありますが、当選してから考えようプランです^^;
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO株(公募株及び売り出し株)27,700枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売は考慮しておりません。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 24,929枚 | 90.0% |
みずほ証券 | 1,939枚 | 7.0% |
SBI証券 | 415枚 | 1.5% |
岩井コスモ証券 | 139枚 | 0.5% |
松井証券(前受け金不要) | 139枚 | 0.5% |
東海東京証券 | 139枚 | 0.5% |
LINE証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,155枚あります。
積極的にIPO株を狙いに行くのであればIPO主幹事となる野村證券は外せません。とは言えマンモス証券である上にIPO申し込み時の前受け金が不要なため、管理人のようにとりあえず申し込んでおいて、あとは当選しから考えるという方も多そうなので、倍率は高めかと思います。
IPO主幹事が野村證券となっているため、IPO委託幹事(裏幹事)にLINE証券が入っています。管理人は過去に当選経験があるため、申し込むのであればLINE証券もそれなりにチャンスはあると思っています。
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ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO仮条件決定
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO仮条件が決まり次第ココに追記します。
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ウェルネス・コミュニケーションズ(9228)の初値予想の第二弾情報が入り次第ココに追記します。
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