国内3例目となるIEOフィナンシェトークンFNCT)」の募集が発表されました。昨年からウワサのあったIEOで、国内初のIEOPalette TokenPLT)」と同じくコインチェックCoincheck)のみで週明け2023年2月21日(火)より募集が開始されます。

フィナンシェトークン(FNCT)IEO

IEO(Initial Exchange Offering)とは

IEOとはInitial Exchange Offeringの略称で暗号資産取引所を介して行われる資金調達の方法の事を言い、株式市場で言うところのIPO新規上場)と同等の内容となることから、おおむねIPO(新規上場)の暗号資産版という解釈で良いかと思います。

IPO新規上場)は証券取引所の審査を通過して初めて上場することができるということに対して、このIEOInitial Exchange Offering)は暗号資産取引所(今回はコインチェック)が発行者(今回は株式会社フィナンシェ)の事業内容や調達した資金の用途などに対して審査を行います。

ひと昔前に詐欺まがいが横行していた企業やプロジェクト等がトークンを直接発行するICOInitial Coin Offering)と違って、IEOInitial Exchange Offering)は暗号資産取引所が審査およびトークンの委託販売を行うため信頼度が高く安心感があります。

IEOは暗号資産取引所が関与するので、ICOのように購入後に売りたくても売れないなど売却で困るというようなことはありません。この違いからICO未公開株IEO新規公開株IPO)と例えられたりします。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

フィナンシェトークン(FNCT)IEOの概要

フィナンシェトークンFNCT)はイーサリアムブロックチェーン上で発行された暗号資産で、FiNANCiE(フィナンシェ)で発行されているコミュニティトークン同士を効果的に繋げられるようになり、コミュニティトークンの価値を長期的に向上させるためのプラットフォームトークンとしての役割を担い、ユーザーに報酬として付与されたり、優良なコミュニティが継続的に成長するためのインセンティブとして活用される予定です。


※上記動画再生時は音が出ますので音量にご注意下さい。

ちなみにこの株式会社フィナンシェはブロックチェーン技術を利用したトークン発行型クラウドファンディングなどを支援する国内唯一のWeb3プラットフォームを提供しており、2019年1月に株式会社gumiの創業者である國光宏尚氏他3名と共に設立され、プロサッカー選手である本田圭佑氏や長友佑都氏など多くの有名人をアドバイザーとしていることでも知られています。

FiNANCiE(フィナンシェ)アドバイザー

フィナンシェトークン(FNCT)IEOの募集内容

販売価格(1FNCT)0.41円
1口あたりの数量10,000FNCT
申込上限口数2,000口
販売手数料8%
申し込み開始2023年2月21日(火)12時
申し込み終了2023年3月07日(火)12時
抽選日2023年3月07日(火)
受渡日(抽選結果連絡)2023年3月08日(火)~3月9日(水)
取扱開始日時2023年3月16日(木)12時(予定)

今回のこのフィナンシェトークンFNCT)の販売総数は2,600,000,000枚(総発行枚数の13%相当)で販売総額は1,066,000,000円となり、申込金額の総額が販売総額を上回った場合は抽選となります。逆に申込総額が850,000,000円以下の場合は不成立となります。

過去のIEO(Initial Exchange Offering)実績

冒頭でも申し上げております通り国内初のIEOは「Palette Token(PLT)」で、今回と同じくコインチェック(Coincheck)が募集を行いました。

国内初IEOということもあって募集開始からわずか6分で募集上限額となる9億3,150万円を達成し、最終的には224億5,540万円まで申し込みが膨れ上がりました。募集上限超えとなったため抽選となりましたが、その抽選倍率は実に24.11倍です。

取引開始初日は株式市場のような「板寄せ方式」ではなかったので初値という概念はありませんが、取引スタートからおよそ15分後には募集価格(4.05円)のおよそ11.3倍となる46.1290円まで高騰しています。約15分でテンバガー達成と驚愕の値動きです。

国内2例目のIEOは「FCRコイン」で、GMOコインが募集を行いました。

上記国内初IEO「Palette Token(PLT)」が大成功となったや「国内2例目」かつ「国内プロスポーツクラブ初」という響きの良いワードなどもあったため「FCRコイン」への期待値も高かったと思われます。

ところがその期待とは裏腹に取引開始時の始値価格は1.998円と募集価格(2.2円)を割り込んでのスタート、IPOで言うところの公募割れスタートとなりました。上場直前に起きたTerra(LUNA)ショックによる暗号資産市場全体の大暴落なども関係していたと言われていましたが、実際のところはトークン自身に魅力が無かったのでは無いかと思うところです。

フィナンシェトークン(FNCT)のIEO申し込みスタンス

個人的にこの暗号資産市場の動向はわかりません。昨年(2022年)は歩いて稼ぐ「Move to Earn(M2E)」で大損した経験もありますし、正直この市場はギャンブル以外の何モノでも無いと考えているため、参加不参加の指標は雰囲気以外には特にありません。

当時もこのM2Eをご紹介させて頂こうかと思いましたが、まずは自分が試してからと思ったところあっさり撃沈となったので、結果的にはご紹介しなくて正解でした。ただこのIEOだけは別腹でIPO同様に期待値の高い分野かと思っています。もちろん第一号IEO及び第二号IEOともに参戦しています。

なので、今回の第三号IEOとなるこのフィナンシェトークンFNCT)にも個人的に参加することは決めていますが、具体的な応募数量についてはまだ決めていません。上述の通り第一号IEOのコインチェック(Coincheck)案件は成功、第二号IEOのGMOコイン案件は失敗となった前例(1勝1敗)もあるので、悩ましいところです。

フィナンシェトークンFNCT)がトークン的に人気化しやすそうかと思えばそうでも無さそうですし、雰囲気的には第一号と第二号の間ぐらいの感覚で見ています。それよりもたまにあるIEO祭りで踊っておきたいといったぼんやりとした意識の部分の方が強いかもしれません。

それに今回は第一号IEOと同様のコインチェック(Coincheck)案件で、証券会社で言うところのIPO主幹事が野村證券みたいな勝手なイメージを持っており、失敗する可能性も低いのではないかとも考えているため、ひとまず100口(410,000円)程度は申し込みする予定で入金しています。ただ今後の環境や人気度合い次第では申し込み数量を変更する可能性はあります。

コインチェック(Coincheck)残高2023.2.17

そしてこのフィナンシェトークンFNCT)のIEOに応募するためにはコインチェック(Coincheck)の口座が必要となります。口座開設は最短5分で申し込み完了し、早ければ翌営業日には取引できる環境となるため、今回のIEOの申し込みには今からの口座開設でも十分間に合います。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ コインチェック(Coincheck)公式サイト
コインチェック

【2月22日追記】フィナンシェトークン(FNCT)IEO申し込み初日に目標達成

フィナンシェトークンFNCT)のIEOが募集開始からわずか60分で目標金額となる10億6,600万円を達成したようです。こいったアナウンスは嬉しいですね。

フィナンシェトークン(FNCT)IEO募集目標達成

申し込み後は訂正はができないため、ひとまず様子見としており、管理人はまだ申し込んでいませんが、口数を増やす予定で考えています。

【2月24日追記】フィナンシェトークン(FNCT)IEO申し込み

フィナンシェトークンFNCT)のIEOに申し込みました。

フィナンシェトークン(FNCT)IEO申し込み

当初は100口の予定でしたが、45万円追い金して200口まで増やしています。

【3月9日追記】フィナンシェトークン(FNCT)IEO配分

フィナンシェトークンFNCT)のIEO配分がありました。

フィナンシェトークン(FNCT)IEO配分

上記の通り【20口/200口】となるため、配分比率はちょうど10.0%でした。

【3月11日追記】フィナンシェトークン(FNCT)IEO申し込み倍率

フィナンシェトークン(FNCT)IEOの申し込み金額が200億円を突破し、申し込み倍率は18.78倍になったとコインチェック(Coincheck)より公式発表がありました。

フィナンシェトークン(FNCT)IEO申込金額200億円突破

ちなみに第一号IEO「Palette Token(パレット・トークン)」の申し込み金額は227億円で、申し込み倍率は24.11倍でしたので、「Palette Token(パレット・トークン)」と比べると「フィナンシェトークン(FNCT)」ほ方が少し低かったものの、これだけあれば十分と言えるのではないでしょうか。

フィナンシェトークン(FNCT)IEO販売結果サマリー
フィナンシェトークン(FNCT)IEO販売結果サマリー

Palette Token(パレット・トークン)IEO販売結果サマリー
Palette Token(パレット・トークン)販売結果サマリー