オートサーバー(5589)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(2,670円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。SBI証券主幹事案件ですが、今回も人気銘柄とは言えないため、IPOチャレンジポイントの考察はありませんことをご了承下さい。

オートサーバー(5589)の上場日とIPO申込期間

オートサーバー(5589)の上場日は2023年9月26日(火)で、ネットスターズ(5590)2社同日上場、上場市場は東京証券取引所スタンダード市場及び名古屋証券取引所メイン市場への同時上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

詳細や口座開設はコチラ ⇒ SBI証券公式サイト
SBI証券

このオートサーバー(5589)のIPO申し込み期間は9月7日(木)~9月13日(水)となっており、時期的にIPO申し込みラッシュ期間に入っているため、他IPO案件とのIPO申し込み期間被りが複数社ありますので、申し込まれる方は資金管理や申し込み忘れにご注意下さい。

オートサーバー(5589)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

オートサーバー(5589)のIPO(新規上場)初値予想

オートサーバー(5589)のIPO想定価格は2,670円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.1倍程度の初値形成になるのではないかと、公募割れも視野に入った弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても弱めD級評価に設定させて頂いております。

なお、このオートサーバー(5589)のIPO仮条件は明日9月5日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

オートサーバー(5589)の事業内容

オートサーバー(5589)の事業内容は中古車取扱事業者を対象とする中古車のオークション代行サービス及び業者間売買の仲介サービスの提供等ということで、掲載台数年間約1,000万台、75,000会員が利用する日本最大級の掲載台数を誇る国内の中古車取扱事業者を対象(入会金・月会費無料)としたインターネット中古車流通Webサービス「ASNET」を運営しています。

オートサーバー(5589)IPO主要サービス

このオートサーバー(5589)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

オートサーバー(5589)のブルベア要素とIPO参加スタンス

オートサーバー(5589)の市場からの吸収金額はIPO想定価格2,670円としてオーバーアロットメント含め61.4億円と規模的に東証スタンダード市場及び名証メイン市場への上場としては大型サイズとなり、荷もたれ感を感じる水準となります。

IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて20,000枚と比較的多めにあり、簡易型のグローバルオファリングで海外投資家への販売があるものの、ネット証券(SBI証券)主幹事案件となることから抽選割合も多く、IPO当選の可能性は低くは無さそうです。

そして今回もこのオートサーバー(5589)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としてはセクターは人気の情報・通信業で、事業内容はインターネットを活用した日本最大級の掲載台数を誇る業者向け中古車流通Webサービスの運営となることからIT関連銘柄となります。業績に伸びは無いものの、少なくとも直近6期は横ばいながらもしっかり黒字化で堅調に推移しています。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはビッグモーターグッドスピード(7676)の保険金不正請求問題が連日のようにメディアで報道されている、まさに渦中の中古車関連カテゴリに属します。ビッグモーターグッドスピード(7676)は小売業となるため、業者向けサービスのオートサーバー(5589)とは境界がありますが、中古車業界という意味では少なからず影響はありそうです。

公開規模は海外投資家への販売があるものの、IPO想定価格(2,670円)ベースで61.4億円と荷もたれ感のある水準。上場日は9月26日(火)ネットスターズ(5590)と2社同日上場、2社合わせて130億円超えと公開規模も大きく、9月末のIPO集中期に入っていることから資金分散や買い疲れの影響も一定加味する必要がありそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
オートサーバー61.4億円東証S・名証MSBI証券
ネットスターズ69.7億円東証グロース大和日興

9月末は他にも選択肢がある中であえて飛び付くような銘柄では無いと感じるため、管理人の個人的なこのオートサーバー(5589)のIPO参加スタンスはスルーで、IPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの申し込みとなりそうです。ただ、IPO主幹事はSBI証券となることから、補欠当選のバラ撒きがありそうなので、ポイントGETも簡単ではないかもしれませんね。

オートサーバー(5589)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのオートサーバー(5589)のIPO株(公募株及び売り出し株)20,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。海外投資家への販売分は考慮しておりません。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事18,000枚90.0%
三菱UFJモルガン・スタンレー証券900枚4.5%
みずほ証券400枚2.0%
東海東京証券200枚1.0%
松井証券前受け金不要200枚1.0%
アイザワ証券100枚0.5%
岡三証券100枚0.5%
むさし証券100枚0.5%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%
auカブコム証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,000枚あります。

積極的にこのオートサーバー(5589)のIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSBI証券からのIPO申し込みは外せません。平幹事の中には抽選割合の少ない店頭証券が多く、抽選割合が多く三桁レベルの配分があるのはネット証券の松井証券ぐらいしかないため、ひとまずこの2社を優先的に申し込む必要がありそうです。

オートサーバー(5589)のIPO仮条件決定

オートサーバー(5589)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:2,670円
IPO仮条件:2,400円~2,670円

IPO想定価格が最上限となる一般的なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は55.2億円~61.4億円となりました。

オートサーバー(5589)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

オートサーバー(5589)の第二弾初値予想が発表されたようです。

2,400円~2,700円

IPO仮条件が一般的な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価で変更無し、IPO参加スタンスについてもIPOチャレンジポイント狙いでのSBI証券からのみの参加で変更はありません。

投資家登録(無料)だけでも楽天ポイント2,500ポイントGET!

利回りくん投資家デビューキャンペーン楽天4500
楽天ポイント最大4,500ポイントプレゼントキャンペーン開催中!

オススメ情報

IPO歴17年以上の管理人のIPO当選実績を基にランキング形式でIPO投資にオススメの証券会社をご紹介させて頂いております。
IPO投資用オススメ証券会社ランキング

IPO情報はもちろん、下記IPOゲッター公式LINEでしか語れないマル秘情報も配信頻度は多くありませんがたまに配信しています。もちろん1対1のチャットも可能ですよ。
line友だち追加