エフ・コード(9211)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,820円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。

エフ・コード(9211)の上場日とIPO申込期間

エフ・コード(9211)の上場日は12月24日(金)で、タカヨシ(9259)Green Earth Institute(9212)ニフティライフスタイル(4262)CS-C(9258)サスメド(4263)長栄(2993)と前代未聞の7社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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なお、このエフ・コード(9211)のIPO申し込み期間は12月9日(木)~12月15日(水)となっており、ようやく終盤戦ですが、まだまだIPO申し込みラッシュ期間真っ最中なので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要があるため、銘柄の取捨選択も重要な時期継続かと思います。

エフ・コード(9211)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

エフ・コード(9211)のIPO(新規上場)初値予想

エフ・コード(9211)のIPO想定価格は1,820円となっているため、現時点では公募価格の1.9倍~2.5倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても強めA級評価に設定させて頂いております。

このエフ・コード(9211)のIPO仮条件は明日12月7日(火)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。

エフ・コード(9211)の事業内容

エフ・コード(9211)の事業内容は「CODE Marketing Cloud」等のCX向上SaaSの提供、DX戦略設計・実行支援、顧客獲得・育成等のマーケティング支援ということで、デジタルマーケティングサービスのSaaS型DX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業となります。

このエフ・コード(9211)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

エフ・コード(9211)のブルベア要素とIPO参加スタンス

エフ・コード(9211)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,820円)で3.3億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては超小型サイズとなり、荷もたれ感はまったくありません。IPO株数も公募株及び売り出し株合わせて1,597枚と少なく希少性も十分です。何度も申し上げますが、12月IPOの中でも数少ない貴重な小型案件です。

今回もこのエフ・コード(9211)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がIPO市場では人気の高いSaaS型DX(デジタルトランスフォーメーション)支援事業と時流に乗ったビジネスモデルで、売上規模はまだ大きくないものの収益はしっかり黒字化しています。

さらに公開規模はIPO想定価格(1,820円)ベースで3.3億円と超軽量級です。通常期であれば間違いなく需給ひっ迫で初日に値が付くかどうかも微妙なラインです。中型案件から大型案件が多いこの12月IPOの中では希少性の高い小型案件となりそうです。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
タカヨシ24.2億円東証マザーズ野村證券
Green Earth Institute46.8億円東証マザーズみずほ証券
ニフティライフスタイル47.5億円東証マザーズみずほ証券
CS-C19.4億円東証マザーズSBI証券
エフ・コード3.3億円東証マザーズSBI証券
サスメド39.0億円東証マザーズSMBC日興証券
長栄23.4億円東証二部SMBC日興証券

ベア要素(ネガティブ材料)としてはこれはさすがにIPO的には需給主導という面からこの案件の中身にはほぼ問題はありません。上場日が12月24日(金)で前代未聞の7社同日上場、全25社が上場する魔の12月第4週の最終日という点が大きな壁(邪魔)となり一番の問題点でしょう。実にもったいないですね。大人の事情からなのでしょけど、あとひと月でもズラしておけばまた結果も大きく変わっていたかと思うのですが。

とりあえず管理人の個人的なこのエフ・コード(9211)のIPO参加スタンスは当初の予定通り積極的参加には変わりませんが、平幹事やIPO委託幹事(裏幹事)なども含めて参加するかどうかはわかりません。下記の各証券会社の割り当て数を見る限りではおそらくIPO主幹事となるSBI証券一択となりそうです。

IPO主幹事がSBI証券ということで個人的にはIPOチャレンジポイントを使いたい気持ちもありますが、IPO地合いも不透明で連日の重複上場の影響がどの程度出るかも未知なため、今のところ今回も温存となりそうな気がしています。

ちなみにこのIPOチャレンジポイントを使用した際の配分数やボーダーラインが気になるところですが、過去統計から見ると募集株数的には重複配分ではなく、100株配分となる可能性が高そうです。

ボーダーラインもそこそこ高くなりそうな感じがしますね。現状のポイントインフレを加味するとやはり少なくとも500ポイント~600ポイント程度は必要となるような気がします。もちろんこの数字でも甘い予測かもしれません。なんといっても12月数少ないA級IPO案件ですからね。

エフ・コード(9211)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのエフ・コード(9211)のIPO株(公募株及び売り出し株)1,597枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事1,357枚85.0%
アイザワ証券24枚1.5%
あかつき証券24枚1.5%
岩井コスモ証券24枚1.5%
極東証券24枚1.5%
マネックス証券100%完全抽選24枚1.5%
水戸証券24枚1.5%
岡三証券16枚1.0%
東洋証券16枚1.0%
丸三証券16枚1.0%
楽天証券100%完全抽選16枚1.0%
エイチ・エス証券8枚0.5%
光世証券8枚0.5%
松井証券前受け金不要8枚0.5%
むさし証券8枚0.5%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン証券委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が239枚あります。

相変わらずIPO主幹事がSBI証券ということで、超小型の極小株案件にも関わらずIPO幹事団(シンジケート)はIPO委託幹事(裏幹事)含めて総勢17社と無駄に多いパターンです。おそらく12月最大数かと思われます。何でもアリの世界なので何でもアリなのでしょうね^^;

大手五大証券はさすがにバカらしいと思ったのか1社も入っておらず、すべて中堅証券、地場証券、ネット証券で固められています。中堅証券や地場証券についてはIPO株数的に当選困難で、ネット証券も100%完全抽選とはいえ、引き受け株数は数枚から数十枚レベルしかありません。

もちろん誰かには当たるので当選の可能性はゼロではありませんが、このIPO申し込みラッシュ真っただ中となればさすがに個人的には引いてしまいます。こういったところにチャンスが眠っているのかもしれませんが、やはりIPO主幹事となるSBI証券一択となりそうです。

エフ・コード(9211)のIPO仮条件決定

エフ・コード(9211)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,820円
IPO仮条件:1,860円~2,020円

IPO想定価格よりも窓開けで上ブレとなる強気なIPO仮条件設定となりました。毎度毎度この微妙にズレた仮条件設定はやはりSBI証券主幹事の特徴ですが、何かしら意味があるのでしょうかね。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は3.4億円~3.7億円となりました。

エフ・コード(9211)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

エフ・コード(9211)の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,000円~4,700円

IPO仮条件が強気な設定となったことからか、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも上限下限ともに上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続きIPO主幹事がSBI証券となるため、当選狙いでのSBI証券からのみの参加と致します。

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