Fusic(5256)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,830円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略、そして今回はSBI証券主幹事案件ということで、IPOチャレンジポイントについての考察もしてみたいと思います。

Fusic(5256)の上場日とIPO申込期間

Fusic(5256)の上場日は2023年3月31日(金)で、ココルポート(9346)エコム(6225)と3社同日上場、上場市場は東証グロース市場と福岡証券取引所のQ-Board市場への同時上場で、IPO主幹事はIPO愛好家人気の高いSBI証券となっております。

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このFusic(5256)のIPO申し込み期間は3月15日(水)~3月22日(水)となっており、3月IPOラッシュ自体は終盤戦ですが、まだIPO申し込みラッシュは続いていることから、他IPO案件とのIPO申し込み期間も多数被っていますので、資金移動など資金管理にご注意下さい。

Fusic(5256)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾

Fusic(5256)のIPO(新規上場)初値予想

Fusic(5256)のIPO想定価格は1,830円となっているため、現時点では公募価格の2.3倍~3.2倍程度の初値形成になるのではないかと強めA級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値予想についても強めA級評価に設定させて頂いております。

なお、このFusic(5256)のIPO仮条件は明日3月13日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の最下部に順次追記致します。

Fusic(5256)の事業内容

Fusic(5256)の事業内容はクラウド環境を活用したシステム開発、IoT・クラウド・AIを組み合わせてデータ活用を支援するデジタルトランスフォーメーション事業ということで、顧客の課題解決にあたって、テクノロジーを活用した各種システム開発から各種コンサルティングまで、様々なサービスを幅広く提供しています。

Fusic(5256)IPO事業概要2

このFusic(5256)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。

Fusic(5256)のブルベア要素とIPO参加スタンス

Fusic(5256)の市場からの吸収金額はIPO想定価格1,830円としてオーバーアロットメント含め6.3億円と規模的に東証グロース市場及び福証Q-Board市場への上場としては小型サイズとなり、荷もたれ感はありません。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて3,000枚と少なく、当選確度はかなり低めになると思われます。

そして今回もこのFusic(5256)のブル要素(ポジティブ材料)ベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ要約して簡単に考察してみます。

まずブル要素(ポジティブ材料)としては事業内容がIPO市場では人気の高いクラウドに特化したシステムインテグレーター(CIer)となり、セクターも人気の情報・通信業、業績もしっかり黒字化しており、売上も右肩上がりです。

株価設定は妥当水準で特段の割安感は感じられないものの、公開規模はIPO想定価格(1,830円)ベースで6.3億円と荷もたれ感はなく、ベンチャーキャピタル(投資ファンド)の保有株も無いため、上場時の大きな売り圧力はありません。

一方、ベア要素(ネガティブ材料)としてはIPOラッシュ終盤戦に入ることによる買い疲れや、上場日が3月31日(金)で、ココルポート(9346)とエコム(6225)と3社同日上場になるため、資金分散の影響が出る可能性があることぐらいでしょうか。ただ初日値付かずで持ち越しとなれば翌日は単独上場となります。

IPO銘柄公開規模上場市場主幹事証券
ココルポート33.2億円東証グロースみずほ証券
Fusic6.3億円東証G・福証QSBI証券
エコム2.7億円福証メイン東海東京証券

いずれにしても、この内容であれば初値高騰が見込まれるため、管理人の個人的なこのFusic(5256)のIPO参加スタンスは当初の予定通り全力申し込みで行く予定です。IPOチャレンジポイントについても自分が後悔しないレベルで使用する可能性はあります。

Fusic(5256)のIPOチャレンジポイント考察

そしてこのFusic(5256)はSBI証券主幹事案件ということで、IPOチャレンジポイントについても考察してみましたが、あくまでも個人的な考察となるため、楽観的に見て頂けますと幸いです。

大枠は先日の日本ナレッジ(5252)IPO(新規上場)初値予想時の記事に記載した内容と変わりませんが、今回もIPO株数的には単元(100株)配分になるという前提での推測となります。

現時点でのこのFusic(5256)の大手初値予想会社の初値予想は最大で3.2倍程度と予想されているため、100株あたりの利益をおよそ42万円ぐらいと仮定して、1ポイントあたりの価値を最近の傾向から400円~600円程度と想定し、これらを今回のFusic(5256)に素直にあてはめてると単純計算で700ポイント~1,050ポイントとなります。

ただ個人的にはさすがに1,000ポイント超えは無いと思っており、おそらく900ポイント超えも無いように思っています。実際に管理人は900ポイント以上持っていますが、ポイント保有数が多くなれば多くなるほど一撃100万円超えの利益がほしいというような欲が出てしまい、ココは使う局面でないと考えてしまいます。

なので直近IPOをさかのぼって評価面やIPO株数という点も含めて見るとウェルプレイド・ライゼスト(9565)の670ポイントアイズ(5242)の610ポイントが一つの目安と言うか基準になるのではないかと考えています。

Fusic(5256)IPOチャレンジポイント考察

上記の目安(基準)にスケジュール面やポイントインフレ分、さらにはIPO愛好家同士の駆け引き分などを考慮すると700ポイント~800ポイントあたりがポイントボーダーになるのではないかと個人的には推測しています。もちろんこのポイント使用を推奨するわけではありませんので、誤解のないようお願い致します。

Fusic(5256)のIPO幹事配分数

そして推定となりますがこのFusic(5256)のIPO株(公募株及び売り出し株)3,000枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SBI証券主幹事2,550枚85.0%
SMBC日興証券60枚2.0%
大和証券60枚2.0%
みずほ証券(前受け金不要60枚2.0%
岡三証券45枚1.5%
岩井コスモ証券30枚1.0%
FFG証券30枚1.0%
東海東京証券30枚1.0%
東洋証券30枚1.0%
西日本シティTT証券30枚1.0%
松井証券前受け金不要30枚1.0%
丸三証券30枚1.0%
極東証券15枚0.5%
SBIネオトレード証券委託幹事?枚?%
大和コネクト証券委託幹事?枚?%
岡三オンライン委託幹事?枚?%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が450枚あります。

積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、IPO主幹事となるSBI証券は外せません。元々のIPO株数が少なく、平幹事は証券会社数ばかり多い上に抽選割合の少ない店頭型証券が多く占めていることから、結果的にはSBI証券一択となりそうです。

Fusic(5256)のIPO仮条件決定

Fusic(5256)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,830円
IPO仮条件:1,830円~2,000円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は6.3億円~6.9億円となりました。

Fusic(5256)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾

Fusic(5256)の第二弾初値予想が発表されたようです。

4,500円~5,000円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾は初値予想第一弾時よりも上限は下ブレで下限は上ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはA級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続き全力申し込みで変更ありません。IPOチャレンジポイントも届けばラッキー程度で使用してみるつもりです。

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