HPCシステムズ(6597)のIPO新規上場)第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,930円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようです。

HPCシステムズ(6597)の上場日は9月26日(木)で9月最後の単独上場、上場市場は東証マザーズ市場への上場でIPO主幹事はSMBC日興証券となっております。なお、HPCシステムズ(6597)のIPO申し込み期間は9月9日(月)~9月13日(金)です。IPO株数がそこそこ多いことからステージ抽選でのIPO当選も見掛けるでしょうね。

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HPCシステムズ(6597)のIPO(新規上場)初値予想

HPCシステムズ(6597)のIPO(新規上場)初値予想
HPCシステムズ(6597)IPO初値予想

HPCシステムズ(6597)のIPO想定価格は1,930円となっているため、現時点では公募価格の1.2倍~1.5倍程度の初値形成になるのではないかとの初値予想となっており、個人的な評価についてもC級評価に設定させて頂いております。

このHPCシステムズ(6597)のIPO仮条件は明日9月6日(金)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に追記致します。

HPCシステムズ(6597)の事業内容は科学・工学向け高性能コンピュータのソリューション提供ということで科学技術計算用コンピュータ(HPC)事業及び産業用コンピュータ(CTO)事業を行っております。コンピュータ関連事業(ネット関連)となることからIPO市場では人気化する業態となります。

このHPCシステムズ(6597)の詳細な事業内容などについてお知りになりたい方はお手数ですが、下記の過去記事をご覧下さい。

公開規模はIPO想定価格ベース(1,930円)で61.7億円と東証マザーズ市場への上場としてはやや大型となり荷もたれ感を感じる上、公募株50,000株に対して売り出し株2,731,400株とおよそ55倍ほどあり、そのすべての売り出し人はTKTH投資事業有限責任組合(ベンチャーキャピタル)であることからベンチャーキャピタルの出口(イグジット)案件と捉えることができます。通常、IPO市場において出口(イグジット)案件は警戒されやすく初値は抑えられる傾向があります。

ベンチャーキャピタルの保有株は売り出し放出後も32万株ほど残ることになりますが、その点は上位株主と共に解除価格無しで180日間のロックアップが掛かっているため、大きく需給を壊す可能性は低いかと思われます。

<HPCシステムズのロックアップについて>
売出人かつ貸株人であるTKTH投資事業有限責任組合、貸株人かつ当社役員である小野鉄平、当社株主である菱洋エレクトロ株式会社及びナラサキ産業株式会社、当社株主かつ当社役員である長谷川真樹及び下川健司、当社新株予約権者かつ当社役員である関浩行、齋藤正保及び末松孝規は、SMBC日興証券に対して、本募集及び引受人の買取引受による売出しに係る元引受契約締結日に始まり、上場日から起算して180日目の2020年3月23日までの期間中は、主幹事会社の事前の書面による承諾を受けることなく、元引受契約締結日に自己の計算で保有する当社普通株式の売却等を行わない旨を約束しております。
(HPCシステムズのIPO(新規上場)目論見書より抜粋)

ただ最近は案件によってこのロックアップの効果がある案件と効果のない案件があるので一概に安心材料となるわけではありませんのでご注意下さい。

HPCシステムズ(6597)のIPO(新規上場)幹事配分数

そして推定となりますがこのHPCシステムズ(6597)のIPO株(公募株及び売り出し株)27,814枚IPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。

証券会社IPO株配分数配分割合
SMBC日興証券主幹事25,034枚90.0%
SBI証券834枚3.0%
みずほ証券834枚3.0%
東海東京証券556枚2.0%
むさし証券(前受け金不要278枚1.0%
岩井コスモ証券278枚1.0%

上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が4,171枚あります。

公開規模が大きいことや出口(イグジット)案件が強いというネガティブ材料はあるものの、事業内容はIPO市場では人気化しやすいネット関連でテーマ性もあり、注目度も高そうなため、現時点での管理人の個人的なこのHPCシステムズ(6597)のIPO参加スタンスは当初の予定通り引き続き全力申し込みで行く予定で考えています。

9月はギフティ(4449)Chatwork[チャットワーク](4448)にこのHPCシステムズ(6597)と東証マザーズ上場の大型案件が続きますが、いずれも人気業種であることから、3社ともそこそこのIPO株数があるものの、昨今のIPO人気からIPO当選は予想以上に困難となりそうです。

このHPCシステムズ(6597)のIPO株数も27,814枚とそこそこ多く、こういった大型案件でないと当選が難しくなっているのは確かですが、上述の通り最近は大型案件でさえ簡単にIPO株を手にすることが難しくなっているという現状を肌で感じています。

そんな中でも今回のこのHPCシステムズ(6597)はIPO主幹事がSMBC日興証券ということで、個人的には一応微力ながらIPO抽選ステージを上げている証券会社となるため、ステージ抽選の効果があることを願いたいところです。

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<追記>
HPCシステムズ(6597)のIPO仮条件が決まりました。

IPO想定価格:1,930円
IPO仮条件:1,930円~1,990円

IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は61.7億円~63.6億円となりました。

<追記>
HPCシステムズ(6597)の第二弾初値予想が発表されたようです。

1,990円

IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてもC級評価からD級評価に格下げとさせて頂き、IPO参加スタンスも消極的参加ということで一部参加に変更させて頂きます。

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