ニフティライフスタイル(4262)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,970円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
ニフティライフスタイル(4262)の上場日とIPO申込期間
ニフティライフスタイル(4262)の上場日は12月24日(金)で、タカヨシ(9259)とGreen Earth Institute(9212)とCS-C(9258)とエフ・コード(9211)とサスメド(4263)と長栄(2993)と前代未聞の7社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事は可もなく不可もなくのみずほ証券となっております。
なお、このニフティライフスタイル(4262)のIPO申し込み期間は12月8日(水)~12月14日(火)となっており、IPO申し込みラッシュ期間のど真ん中となっていますので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要があるため、銘柄の取捨選択も重要な時期かと思います。
ニフティライフスタイル(4262)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
ニフティライフスタイル(4262)のIPO想定価格は1,970円となっているため、現時点では公募価格の0.9倍~1.0倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも意識した弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
このニフティライフスタイル(4262)のIPO仮条件は週明け12月6日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。
ニフティライフスタイル(4262)の事業内容
ニフティライフスタイル(4262)の事業内容はWEBテクノロジーを活用し、生活を便利で豊かにする「行動支援サービス事業」ということで、各種生活情報関連プラットフォームの運営が主力事業となります。
このニフティライフスタイル(4262)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
ニフティライフスタイル(4262)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。昨日(11月19日)IPO新規上場承認発表された8社のうちの3社目のIPO …
ニフティライフスタイル(4262)のブルベア要素とIPO参加スタンス
ニフティライフスタイル(4262)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,970円)で47.5億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズとなり、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて21,000枚と比較的多めにあります。
今回もこのニフティライフスタイル(4262)のブル要素(ポジティブ材料)とベア要素(ネガティブ材料)をそれぞれ考察してみます。
まずブル要素(ポジティブ材料)としては業績堅調のネット関連といったところが目立ちます。事業内容に特に新規性は感じられませんが、業績はまだ拡大傾向にあることから一定層でのニーズはあるのでしょうか。親会社がインターネットサービスプロバイダとしても有名なニフティ(3828)という点も注目は集めそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
タカヨシ | 24.2億円 | 東証マザーズ | 野村證券 |
Green Earth Institute | 46.8億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
ニフティライフスタイル | 47.5億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
CS-C | 19.4億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
エフ・コード | 3.3億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
サスメド | 39.0億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券他 |
長栄 | 23.4億円 | 東証二部 | SMBC日興証券 |
ベア要素(ネガティブ材料)はもう定型文となっていますが、これが強いためご了承下さい。連日の重複上場です。魔の12月第4週目でわずか5営業日で25社が上場するという過密スケジュールです。20日(月)3社、21日(火)4社、22日(水)6社、23日(木)5社、24日(金)7社とこの週のオオトリ日となります。もう買い疲れというよりはもはや「飽き」と言った方が良いかもしれません。
しかも小型案件であればまだ何とかなるレベルかもしれませんが、公開規模はIPO想定価格(1,970円)ベースで47.5億円と、これまで中型と表現してきましたが、ここまでのIPOラッシュになるともはや大型の域です。今のIPO地合いも含めて初値は厳しいスタートになるのではないでしょうか。
よって管理人の個人的なこのニフティライフスタイル(4262)のIPO参加スタンスはよほどの好材料やIPO地合いの好転が無い限りはスルーの方向で行くつもりです。とはいえ、IPO主幹事は難攻不落のみずほ証券です。IPO当選は厳しいでしょうね。仮に申し込んで当選したとすれば逆に地雷案件かと思ってしまうかもしれません^^;
ニフティライフスタイル(4262)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのニフティライフスタイル(4262)のIPO株(公募株及び売り出し株)21,000枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
みずほ証券(主幹事) | 17,850枚 | 85.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 1,155枚 | 5.5% |
大和証券 | 1,050枚 | 5.0% |
SBI証券 | 420枚 | 2.0% |
岡三証券 | 210枚 | 1.0% |
楽天証券(100%完全抽選) | 105枚 | 0.5% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 105枚 | 0.5% |
松井証券(委託幹事) | 105枚 | 0.5% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
大和コネクト証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
岡三オンライン証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が3,150枚あります。
配分割合は結構偏りがあり、100%完全抽選のネット証券(楽天証券、マネックス証券、松井証券)でも100枚レベルしかありません。積極的にIPO株を狙いに行くのであれば、やはりIPO主幹事のみずほ証券一択と言ったところでしょうか。
みずほ証券はIPO当選後のキャンセルペナルティも無いので、とりあえず申し込みだけはしておいて、あとは当選してから本格的に考えるという作戦でも良いかもしれませんね。
ニフティライフスタイル(4262)のIPO仮条件決定
ニフティライフスタイル(4262)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,970円
IPO仮条件:1,940円~2,000円
IPO想定価格がちょうど中間値となるやや強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は46.8億円~48.3億円となりました。
ニフティライフスタイル(4262)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
ニフティライフスタイル(4262)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,800円~2,000円
IPO仮条件はやや強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾とほぼ同値となる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについても引き続きスルーです。
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