タカヨシ(9259)の第一弾初値予想がIPO想定価格ベース(1,490円)ですが、大手初値予想会社より発表されたようなので、大手初値予想会社の初値予想や個人的な見解も含めたIPO初値予想及びIPO幹事団(シンジケート)の配分数紹介やIPO申し込み戦略などを考察してみたいと思います。
タカヨシ(9259)の上場日とIPO申込期間
タカヨシ(9259)の上場日は12月24日(金)で、Green Earth Institute(9212)とニフティライフスタイル(4262)とCS-C(9258)とエフ・コード(9211)とサスメド(4263)と長栄(2993)と前代未聞の7社同日上場、上場市場はIPO市場では人気の高い東証マザーズ市場への上場で、IPO主幹事はIPO申し込み時の前受け金が不要の野村證券となっております。
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なお、このタカヨシ(9259)のIPO申し込み期間は12月8日(水)~12月14日(火)となっており、IPO申し込みラッシュ期間のど真ん中となっていますので、しっかり資金管理をしながら申し込み作業をする必要があるため、銘柄の取捨選択も重要な時期かと思います。
タカヨシ(9259)のIPO(新規上場)初値予想 第1弾
タカヨシ(9259)のIPO想定価格は1,490円となっているため、現時点では公募価格の1.1倍~1.3倍程度の初値形成になるのではないかと公募割れも意識した弱めD級評価レベルの第一弾初値予想となっており、個人的な初値評価についても弱めD級評価に設定させて頂いております。
このタカヨシ(9259)のIPO仮条件は週明け12月6日(月)に決定する予定となっており、IPO仮条件決定情報及び変更初値予想などについてはいつも通り追加情報が入り次第、当記事の下部に順次追記致します。
タカヨシ(9259)の事業内容
タカヨシ(9259)の事業内容は地域の食の産直プラットフォーム型店舗「わくわく広場」の運営ということで、農産物の直売所運営的な業態となります。
このタカヨシ(9259)の更なる詳細な事業内容などについてお知りになりたい方は、すでに下記のIPO新規上場発表時の記事に記載しておりますので、お手数ですがご覧頂けますと幸いです。
タカヨシ(9259)がIPO(新規上場)承認発表されましたので、事業内容や考察および初値予想などに関する詳細をご紹介させて頂きます。なんと本日はIPO新規上場承認発表が8社もありました。 つい先日7社のIPO発表があった …
タカヨシ(9259)のブルベア要素とIPO参加スタンス
タカヨシ(9259)の公開規模はIPO想定価格ベース(1,490円)で24.2億円と規模的に東証マザーズ市場への上場としては中型サイズで、やや荷もたれ感を感じる水準となります。IPO株数は公募株及び売り出し株合わせて14,150枚と一応万枚超えで比較的多めにあります。
今回もこのタカヨシ(9259)のポジティブ材料とネガティブ材料をそれぞれ考察してみます。
まずポジティブ材料としては老舗企業の地味業態ということから上場市場はJASDAQスタンダード市場かと思わせながらも、なぜか東証マザーズ市場への上場。これを勝手に良い意味で捉えると今後の成長性が見受けられた見れるのかもしれません。確かに足元の業績も堅調で規模もそれなりに大きく、株価も割安な設定でまだ上値余地はありそうです。
IPO銘柄 | 公開規模 | 上場市場 | 主幹事証券 |
タカヨシ | 24.2億円 | 東証マザーズ | 野村證券 |
Green Earth Institute | 46.8億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
ニフティライフスタイル | 47.5億円 | 東証マザーズ | みずほ証券 |
CS-C | 19.4億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
エフ・コード | 3.3億円 | 東証マザーズ | SBI証券 |
サスメド | 39.0億円 | 東証マザーズ | SMBC日興証券他 |
長栄 | 23.4億円 | 東証二部 | SMBC日興証券 |
ネガティブ材料はやはり連日の重複上場に加え、脅威の7社同日上場という点となりますね。もうこのフレーズはたいがい自分でも飽き飽きですが、実際の問題がココなのでどうしようもありません。あと何回書けば終わるのか^^;
上場日は魔の12月第4週目でわずか5営業日で25社が上場するという無茶苦茶な週です。20日(月)3社、21日(火)4社、22日(水)6社、23日(木)5社、24日(金)7社とこの週のオオトリ日となります。資金分散もそうですが、ここまで来ると完全に買い疲れの影響が出ているかと思われます。いくら上場審査が緩いとはいえ、何度見てもこれはやり過ぎですね。
公開規模もIPO想定価格(1,490円)ベースで24.2億円と東証マザーズ上場としては決して小さいわけではありません。同日7社の規模を合わせると203.6億円となり、20日(月)73.3億円、21日(火)217.9億円、22日(水)442.3億円、23日(木)531.2億円、24日(金)203.6億円で合計1,468.3億円となります。こう見ると2018年12月上場のソフトバンク(9434)1社の吸収金額(2.6兆円)にも満たない数字ですが^^;
とはいえ、1社に集中していれば仕方ない部分もありますが、やはり分散しているだけに厳しい環境ですね。選択肢が多く投資家は銘柄を選びたい放題なので、地味案件はいつも以上に埋没してしまうリスクがあります。よって管理人の個人的なこのタカヨシ(9259)のIPO参加スタンスは当初の予定通り基本的に消極的参加ですが、一応IPO主幹事の野村證券とSBI証券の2社からは申し込んでおこうかと思っています。もちろんこれは当選してから考えるプランです。
タカヨシ(9259)のIPO幹事配分数
そして推定となりますがこのタカヨシ(9259)のIPO株(公募株及び売り出し株)14,150枚のIPO引き受け幹事団(シンジケ-ト)への割り当て数が以下の通り発表されています。
証券会社 | IPO株配分数 | 配分割合 |
野村證券(主幹事) | 12,311枚 | 87.0% |
ちばぎん証券 | 990枚 | 7.0% |
SBI証券 | 283枚 | 2.0% |
マネックス証券(100%完全抽選) | 283枚 | 2.0% |
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 283枚 | 2.0% |
LINE証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
auカブコム証券(委託幹事) | ?枚 | ?% |
上記とは別でOA(オーバーアロットメント)分が2,122枚あります。
幹事構成を見ると狙う狙わないは別としてまずIPOチャレンジポイントの関係でSBI証券からの申し込みは王道です。さらに積極的にIPO株を狙いに行くとすればIPO主幹事の野村證券と100%完全抽選のマネックス証券あたりが可能性的にはアリでしょうか。
タカヨシ(9259)のIPO仮条件決定
タカヨシ(9259)のIPO仮条件が決まりました。
IPO想定価格:1,490円
IPO仮条件:1,490円~1,560円
IPO想定価格が最下限となる強気なIPO仮条件設定となりました。そしてこの仮条件設定に伴い市場からの吸収金額は24.2億円~25.3億円となりました。
タカヨシ(9259)のIPO(新規上場)初値予想 第2弾
タカヨシ(9259)の第二弾初値予想が発表されたようです。
1,500円~1,700円
IPO仮条件は強気な設定となりましたが、IPO初値予想第二弾はIPO初値予想第一弾よりも下限はそのままで上限のみ下ブレとなる初値予想となっているようです。個人的な評価についてはD級評価のままで変更無し、IPO参加スタンスについては消極的参加で「主幹事(野村證券)+SBI証券」のみの参加と致します。
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