本日もIPO新規上場承認発表はありませんでしたので雑記となります。

今年(2022年)はIPO新規上場)件数が大幅に減少するのではないかという某証券会社の有識者(?)の見解が出ていましたが、いよいよ現実味を帯びて来ているようです。

今年(2022年)これまでのIPO件数は発表ベース(まだ上場していない会社も含めて)で63社となっています。例年100社程度は見込んでいることからすると、今後年末に掛けて40社程度のIPOが出て来ないと100社には届きません。さすがに厳しいと思われます。

昨年(2021年)は12月だけで32社ありましたが、これは2020年のコロナ禍による上場取り止めからの見直し上場や今年(2022年)4月の東証の市場再編による駆け込み特需などによる、かなり極端な異例的な数字です。7社同日上場など超過密スケジュールで異常事態と言える状態となった日もありました。

それに比べ今年(2022年)は単月ベースで見ても昨年(2021年)よりも少ない数字で推移しています。下記に2021年と2022年の単月あたりのIPO件数比較をまとめてみました。

2021年と2022年の単月あたりのIPO件数比較

2021年と2022年の単月あたりのIPO件数比較

2021年2022年
1月0社0社
2月7社7社
3月13社8社
4月11社9社
5月0社1社
6月22社12社
7月9社4社
8月4社2社
9月14社9社
10月4社9社
11月9社?社(現在2社)
12月32社?社
合計125社63社

単月ベースで見ると今年(2022年)のIPO件数が昨年(2021年)のIPO件数よりも上回った月は5月と10月しかありません。年間を通して見ても現時点(10月17日現在)では半分程度の水準となっています。さすがに残り2カ月(11月、12月)で昨年(2021年)レベルまで巻き返すのは厳しそうです。

IPO新規上場)件数の減少はコロナ変異株の流行やロシアのウクライナ侵攻、アメリカの金融引き締めによる日米金利差拡大(日本は金融緩和)で歴史的な円安水準になっていることなどまだまだ解決しそうにない外部環境が要因と見られています。

となると今月(11月)も件数的には期待できないかもしれません。参考までに例年11月のIPO新規上場)件数の過去10年分のデータも引っ張って来ました。

例年11月のIPO(新規上場)件数(過去10年のデータ)

年度IPO件数
2021年9社
2020年5社
2019年2社
2018年2社
2017年6社
2016年7社
2015年7社
2014年4社
2013年5社
2012年4社

上記を見ると11月のIPO件数が二桁に乗ったことは無いようですが、これと言って決まった数字になっているわけでもありません。平均すると5社程度となります。ちなみに2015年の7社の中には郵政3兄弟(日本郵政かんぽ生命保険ゆうちょ銀行)が入っています。古き良き時代でした^^;

個人的なIPO年間利益もまだ+491,800円と過去最低レベルの水準です。IPOゲッターと名乗っている以上はせめて100万円の大台には乗ってほしいと願いたいところですが、このペースで見るとさすがに今年(2022年)は厳しいかもしれません><

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